投稿日:2020/11/20
引越しのタイミングで新しい家具や家電を購入するという方は多いのではないでしょうか。 新しいインテリアに囲まれた生活、考えるだけでワクワクしますよね。新居で快適に過ごすためには引っ越し前に家具のレイアウトを決めておくのがポイントです。引っ越し当日に適当に決めればいいと考えていると、家具が大きすぎて配置できない、生活しにくい配置になってしまうという恐れも。ここでは引っ越し前、新居の家具配置を決めるときに覚えておきたいポイントを詳しく説明していきます。
家具の配置を考える時に決めておきたいポイントは以下の5つです。
まずは寸法入りの新居の間取り図を用意しましょう。賃貸の部屋で詳しい間取り図が入手しにくいという場合は、自分で正確に寸法を測っておくようにします。自分で寸法を測るときは部屋の寸法の他、以下の点を確認してメモしておきましょう。
・ドアの開閉スペースの広さ
・窓の寸法、
・柱や梁の位置
・壁のでっぱり部分
・テレビ線の位置
・コンセントの位置
・照明スイッチの位置
・照明プラグの位置
新居に搬入する家具のサイズも正確に測っておきます。特にソファやダイニングテーブル、ベッド、仕事用のデスクなどサイズの大きい家具の採寸は必須です。
また、収納器具などは扉が開くのに必要なスペースや取っ手部分を含めた寸法も測っておきます。正しく採寸しておかないと扉を開けられなくなってしまうということも考えられるので注意してくださいね。
家の中を移動する際に通るときのルートを『生活動線』といいます。これに対し『家事動線』とは、生活をしている人が家事を行うときに通るルートのこと。例えば、洗濯をするときの家事動線は、洗濯機が置いてある場所から洗濯ものを干す場所まで移動するときのルートになります。
洗濯機がある場所から干すベランダが遠かったり、洗濯物を持って移動するルートに大きな家具が置かれていて通りにくかったりすると、家事自体にストレスを感じるようになってしまうことも。生活動線と家事動線が重ならないようにする工夫も大切です。
なお、快適な生活動線に必要なスペースは以下の通りですので参考にしてみてください。
・人1人がゆったり通れるスペース 60cm
・横歩きに必要なスペース 30cm
・人2人がすれ違うために必要なスペース 90~120cm
・人1人が物を持って移動するのに必要なスペース 90cm
家具や大きな家電のレイアウトを決めるときは、動かしづらい家具や家電から配置を決めるのがポイント。生活動線を考えて邪魔にならないような位置に大きな家具を設置してから全体のレイアウトを考えると効率的です。
例えば、テレビとテレビ台はテレビ用コンセント(テレビジャック)がある位置にしか置くことができません。また、大きなサイズのソファやテーブルは生活動線をふさがないように考慮して置く場所を決めるとよいでしょう。
背の高い家具が窓や動線をさえぎっていたり、壁側に並べた家具の高さがバラバラだったりすると圧迫感を与え、部屋が狭く見えてしまいます。
背の高い家具は窓から遠い位置に置き、背の低い家具が部屋の奥にくるように配置すると、視線をさえぎることがありません。また、長い時間を過ごすリビングのソファやダイニングテーブルに座ったときの視界を想像し、目線をさえぎる位置に大きな家具を置かないようにするとリラックスできる部屋になります。狭い部屋ではできるだけ背の高い家具を避けるのがベストでしょう。
実際に家具の配置を決めるためには間取りの平面図を使う方法もありますが、新築でない限り図面を手に入れるのか難しいこともあるでしょう。そんなときは家具の配置など部屋のレイアウトを検証できるアプリを使うのがおすすめです。
部屋の間取り、家具の配置をバーチャルで検証しながら見取り図が作れるアプリ。配置後はVRで部屋の中を見ることができ、まるで部屋の中を歩いているような感覚が楽しめます。 配置できる家具の種類はリビングだけで400種類以上。自分が持っている家具やこれから購入する家具により近いアイテムを選ぶことができそうです。
部屋の中を撮影すると間取り図を作成してくれ、そこに家具を配置してシミュレーションしていけるアプリ。家具を選び、実際の幅や高さなどを入力してから配置すると、部屋のなかのどのくらいを占めるかが一目で分かります。
新居の家具の配置は、当日になって慌てることがないよう引っ越し前に決めておくことが大切です。家の間取りや寸法を正確に把握し、設置する家具のサイズもかかっておきましょう。また、生活動線や家事動線を考慮した配置も重要です。不動産会社から入手できる平面図や手書きの間取り図を利用することもできますが、家具の配置をシミュレーションできる便利なアプリを使うと、楽しみながらよりリアルな検証が可能です。
投稿日:2020/11/20
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