投稿日:2020/11/20
引越しの際、最も大変な作業の一つに荷造りがあります。特に家具や家電など大型のものは注意が必要です。
ここでは家具・家電の引越しポイントについてご紹介いたします。
総じて自身で運ぶより引越し業者に依頼し「時間の制限や精神的な負担を考えると、有料でも依頼してよかった」と感じている人が多いようです。
家具・家電を引越しする場合の注意点は以下です。
エアコンの引越しは取外し、取付け作業や配管の調整などがあり、想定より高額になることが多いです。
引越しの際にエアコンを持っていくか、新規購入するかは悩ましいところです。新規購入しても設置には最低15,000円以上かかるのが相場。それでも、使っているエアコンの製造年を確認し、7、8年前のものであれば新しいエアコンを購入した方がその後にかかる電気代も含めて節約につながることがほとんどです。
引越しするか、処分するかしっかりと引越し前に検討する必要があります。
冷蔵庫は前日までに中身を空にし、冷凍室の霜の除去を行う必要があります。また、冷蔵庫の中にあるものは引越し後に保存が利かないものがあるので、ゴミの日を確認しあらかじめ処分をします。
仏壇も運搬中にのせてあるものが倒れないように荷造りに注意が必要です。
ベッドやピアノは引越し元・先の玄関から搬入出できるかどうか事前に確認が必要です。ベッドの場合、解体できるものであれば問題ないですが、再組み立てができないものもあり、解体できない場合は窓からクレーンで出す作業が必要となる場合があります。
パソコンなどの精密機器は、運搬の衝撃で故障しないように梱包材でしっかりと包装することが必要です。また、パソコン周辺機器は細かい部品などが多く見失いがちなので、同じダンボールにまとめておきます。
洗濯機の場合、引越し業者に依頼する場合の料金相場は以下になります。
ウォシュレット機能つきのトイレを新居へ運ぶ場合の料金相場は以下です。
引越しにおいて運搬に苦労するのが、大型の家具、家電です。引越し先に持っていく運搬方法と、不用品として処分し新規で購入する方法があります。
軽トラックやレンタカーを借りて自身で運ぶ場合
自身で軽トラックやレンタカーを借りると、引越し費用を安く抑えることができます。一方で載せるトラックの容量を使ってしまうのは勿論ですが、部屋から搬出すること、そして新居に搬入するというのも大きな手間と労力が必要です。
特に大型家具・家電の場合は大変なので、後述の『らくらく家財宅急便』サービスを利用するのも便利です。
業者に依頼をする場合
引越し業者や運送会社、便利屋に依頼する方法があります。
【引越し業者に依頼】
引越し業者に依頼をすると、大型家具の搬入出も対応してくれるので楽です。
アート引越センターなどの大手引越し業者では『家具移動サービス』を扱っているところも。これは引越し後1年以内であれば、家のなかでの家具の移動を無料で行ってくれるというサービスがあり便利です。
引越し時、とりあえず家具の場所を決めたものの動線を考えると使いづらく、模様替えをしたい…ということがよくあります。こんなとき、1年以内なら引越しをお願いした引越し業者に家具の移動を頼むことができるのです。引越しの作業と同じように保険の対象となるため、万が一家具や建物を傷つけてしまったときも原状回復してもらうことができます。
別途料金がかかるケースとは家具移動サービスの対象となるのは引っ越し時に搬入した家具のみです。例えば、引越し後に購入した大きな冷蔵庫を動かしたい…というときには作業は有料になります。
また階段を使用できない大きな家具や吊り上げが必要な家具などは別料金がかかるので注意しましょう。ピアノや電子オルガンなどのほか、仏壇や大型金庫など特殊作業が必要なものは別途料金がかかりますので、大きな家具がある場合は見積り時に確認するようにしてください。
あくまで無料サービスの一環なので、急な依頼には対応してもらえないこともあります。繁忙期など、時間指定はできないと思った方がいいでしょう。
家具移動サービスは通常、作業員2人で行います。引越とは別に依頼する場合の料金の相場は以下の通りです。吊り上げ、吊り下げ作業で3人以上の作業員が必要な場合、追加料金が必要となります。また冷蔵庫の場合、クレーンが必要になることが多いようです。
時間や日にちなど細かい指定がなく、引越し業者の都合に合わせることができる場合、お得なプランを提示してくれることもあるので、余裕を持って依頼するのがコツです。
一部の大手引越し業者は家具・家電のみ搬入出対応するプランやコースがあります。特にクロネコヤマトでおなじみのクロネコヤマト引越センター(ヤマトホームコンビニエンス)の『らくらく家財宅急便』サービスは有名です。大手以外にも相談すれば、臨機応変に対応してくれる引越し業者もあります。
【運送会社に依頼】
例えば「家具・家電以外は自身で運びたい!」という方はダンボールなどの荷物は軽トラックやレンタカーで移動、大型の家具・家電はらくらく家財宅急便を利用すると引越し料金が安く、運ぶ労力も軽減します。
らくらく家財宅急便は家具・家電やサイズによりA~Gランクにわけられており、料金をWEB上でシミュレーションし依頼します。料金相場はランクと距離、トラックの状況等により異なりますのでお問い合わせください。
【便利屋】
家具の移動や家電の設置はいわゆる便利屋に依頼することもできます。便利屋の場合、作業員1人当たり1時間3,000円程度と時間制で料金が計算されます。大きな家具や家電の移動であれば、1人ではできないため2人以上で6,000円程度からと考えればよいでしょう。
【依頼する前の事前準備】
梱包の際の注意点としては事前に中身を全て抜き、空の状態にしておく必要があります。当日業者スタッフが家具や家電専用の資材を使って梱包しますので、棚を外しおくことや扉、引き出しをテープで開かないようにする必要はありません。
事前に処分をする場合
最近は無料の引き取り業者も増えてきており、それらの業者は電話をすれば家まで引き取りにきてくれるので、先に挙げた荷造りの手間も削減できます。また、引越し業者のサービスとして『不用品回収』を無料もしくは有料で対応してくれる場合もあります。
荷造りをする前に、家具、家電の老朽具合と引越し費用を考えて、新しく購入するのとどちらかが得かということを考えて、準備を始めましょう。 何から何まで処分してしまうのはエコロジーではないですが、長く使ってあげた製品なら、引越しを機に新しくするのも検討してみる価値はありそうです。
引越しを機に、新しい家具や家電を買うのも手です。その場合は新居に直接届けてもらいましょう。引越し時に家具や家電を新しく購入する場合、家電量販店や通販などで購入したものを新居に届けてもらうことがほとんどですよね。
しかしこうした販売店では建物の構造によっては吊り上げなどの特殊作業には対応していないこともありますし、クレーン作業を依頼すると引越し業者より割高になってしまいます。
このような場合、家具や家電の移動作業として、引越し業者にまとめて依頼すれば、別途料金はかかるものの引越し料金全体から値引きしてもらえるため、結果的にお得なことが多いようです。
家具で組み立て式(IKEAの一部の商品等)の場合、搬出時に分解が必要となるものがあり、引越し先に運べないケースがあるため、あらかじめ引越し業者に搬入出可能か確認が必要です。
引越しをする際に、使用していた家具や家電が、古くなっていたりすると、処分をしたいと考える方が多いようです。 処分をする際の注意点として、家電についてはリサイクル法に定められているものは、不要品改修業者に回収を依頼する必要があります。
家具や家電の内容次第では無料で回収してもらえますが、大型家具・家電に関しては有料になることが多いので事前に確認が必要です。
その他の不用品のものについても、同じように不用品として回収してもらうと便利です。家具については、不燃物の日に提出することも可能ですが、 重い物ですと、運搬の危険性が伴いますので安全・安心に引越し準備を行うのでしたら業者に任せた方が良いでしょう。
当日までに処分が完了しないと引越し先にわざわざ運んだり、引越し前の近隣の方にお願いしたりしなければならず、非常に手間になるので家具や家電の処分は計画的に行う必要があります。
投稿日:2020/11/20
引越しの際、最も大変な作業の一つに荷造りがあります。特に家具や家電などの大型のものには注意が必要です。一筋縄でいかない要注意の家具・家電の引越しポイントについてご紹介いたします。
引越しでの家具・家電の処分方法や運び方ならLIFULL引越し(旧HOME'S引越し)。大型家具や引越しの際に注意が必要な家電について荷造りや処分のポイントなどをご紹介。【LIFULL引越し】引越しの見積もり・予約ならLIFULL引越しにお任せ!!全国100社以上の引越し業者が提供するサービスをネットで簡単に料金比較でき無料一括見積もりや1社予約ができます。
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