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UR賃貸住宅や公社の賃貸への引っ越し・メリットとデメリット、審査の違いは?

投稿日:2022/03/04

初期費用が節約できる賃貸住宅といえば、UR都市機構が管理する「UR賃貸住宅」や住宅供給公社が管理する「公社の賃貸」などのいわゆる「団地」があります。いずれも初期費用が安く済むことで知られていますよね。

ここでは、URや公社の賃貸にどんなメリット、デメリットがあるのか、またURの賃貸と公社の賃貸の契約条件、審査などの違いについて分かりやすく紹介します。引越しの初期費用を抑えたい方や賃貸住宅の更新料を払いたくない!という方は是非、チェックしてみてくださいね。

INDEX


  1. UR賃貸住宅と公社の賃貸を比較

  2. UR賃貸住宅とは

    1. UR賃貸住宅のメリット
    2. UR賃貸住宅のデメリット


  3. 公社の賃貸とは

  4. 公社の賃貸住宅のメリット
  5. 公社の賃貸住宅のデメリット


  • UR賃貸住宅と公社の賃貸が向いているのはこんな人!

  • LIFULL引越し

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    UR賃貸住宅と公社の賃貸を比較

    ・・・UR賃貸住宅

    ・・・公社の賃貸

    初期費用の有無

    礼金、仲介手数料、契約更新料なし

    敷金の相場

    家賃の1ヵ月または2か月分

    原則として家賃の3か月分

    保証人

    保証人不要、保証料なし

    連帯保証人の選定が必要
    ※ただし家賃等支払委託制度の利用も可能

    申し込み資格

    県内・外在住者、単身者、学生も可

    収入基準

    世帯での入居

    • ・家賃が82,500円未満 家賃額の4倍
    • ・家賃が82,500円以上20万円未満 33万円
    • ・家賃が20万円以上 40万円

    単身での入居

    • ・家賃が62,500円未満 家賃額の4倍
    • ・家賃が62,500円以上20万円未満 25万円
    • ・家賃が20万円以上 40万円

    年収189.6万円(税込)以上から(家賃により異なる)

    • ・家賃が39,500円以下 月収が158,000円(年収1,896,000円)以上
    • ・家賃が39,500円超90,000円未満 家賃の4倍以上の月収(48倍以上の年収)
    • ・家賃が90,000円以上 月収が360,000円(年収4,320,000円)以上

    同居者1名の収入を合算することも可能。

    収入証明として必要な書類

    課税証明書または本年度の住民税決定通知書

    収入証明書(契約者・連帯保証人)
    源泉徴収票、確定申告の控え、課税証明書など

    貯蓄基準制度

    基準貯蓄額(月額家賃の100倍)以上

    満55才以上のみあり。
    家賃の100倍の貯蓄と連帯保証人または家賃等支払委託制度の併用が必要。

    家賃等の一時払い制度

    あり。入居開始可能日の翌月から起算し、家賃の1年分(最大10年分まで)以上を前払いすることで審査通過可能。ただし、一部この制度が利用できない物件あり。

    なし

    最低家賃

    4万円台から

    割引制度

    子育て割、近居割、U35割、そのママ割、URライト(定期借家)、フリーレントなど

    時期によってキャンペーンあり

    入居時の緊急連絡

    日本総合住生活(株)緊急事故受付センター

    ≪受付時間≫
    月~土:17:40~翌日9:15
    日・祝日:24時間

    土日や夜間・年末年始もつながる24時間緊急時対応窓口あり

    UR賃貸住宅とは

    URとは独立行政法人都市再生機構(としさいせいきこうUrban Renaissance Agency)の略称です。旧公団住宅の管理をしている独立行政法人でUR都市機構とも呼ばれています。

    UR賃貸住宅とはこのUR都市機構が管理する賃貸住宅のこと。首都圏や名古屋、大阪、九州をはじめ全国に事務所があり、管理している物件も全国にあります。

    UR賃貸住宅のメリット

    ・初期費用が安い
    ・家賃の前払いをすることで審査通過可能
    ・契約プロセスがシンプル
    ・敷地内にゆとりがある
    ・子育て世帯や35歳以下などに割引がある

    礼金や手数料、更新料がかかりません。なにかとお金がかかる引越しで初期費用が抑えられるのは嬉しいですよね。

    また、UR賃貸住宅は収入制限があるものの、家賃を一括で前払いすることで契約が可能です。連帯保証人がいらない、火災保険の契約が強制ではないなど、契約にかかる手間がかからないところも大きなメリットと言えるでしょう。

    古い物件が多いものの敷地内にゆとりがあるのも特徴です。1棟ごとの間隔が広めにとられているので、人目や騒音が気になることも少ないでしょう。なかには敷地内に公園やショッピングモールのような商業施設が併設されているところも。家賃の割引があることを含めて、子育て世代にはおすすめです。

    UR賃貸住宅のデメリット

    ・部屋数に対する家賃が若干高め
    ・収入制限が若干厳しい
    ・設備が古い
    ・駅から遠い物件も

    3Kや2Kといった物件も多く、部屋の面積が広いため家賃が若干高めの傾向にあります。ただし、初期費用が抑えられることや更新料が不要であることを考えると、長い目で見て民間の賃貸物件に比べて安くなることが多いです。また、民間の賃貸物件と比較すると収入制限が厳しめですが、家賃の前払いなどでクリアできます。

    設備に関しては築年数が多い分、古いところがあります。洗濯機の排水をホースでお風呂場に流すというところや洗面所がないところも。ただし、最近は改修されているところが増えているので、気になるポイントがあれば内見の際にチェックしてみてください。

    なお、エリアによっては駅の目の前の立地や民間のマンションやタワーマンションタイプのようなキレイな物件もあります。「新しい物件に住みたい」というニーズも対応した物件が増えているので、チェックしてみてください。

    公社の賃貸とは

    東京都や神奈川県など各地の住宅供給公社が管理する賃貸物件です。一般賃貸住宅だけではなく、高齢者向け優良賃貸住宅・サービス付き高齢者向け住宅などもあります。55歳以上の場合、貯蓄額によって審査を通過できるため、高齢の方でも契約がしやすいという特徴があります。

    公社の賃貸住宅のメリット

    ・初期費用が安い
    ・家賃の相場が安い
    ・時期によるキャンペーンがある

    公社の賃貸住宅も礼金や仲介手数料が不要なため、初期費用を抑えることができます。また、家賃は4万円台からとお手頃な物件も多め。駅からバス便にはなりますが、家にいる時間が多い方にはおすすめです。

    公社の賃貸住宅のデメリット

    ・収入制限が若干厳しい
    ・契約プロセスが多い
    ・設備が古い
    ・駅から遠い物件も

    公社の賃貸も収入制限の金額はURとあまり変わりませんが、家賃の前払い制度などがありません。また、連帯保証人を選定しない場合、信販会社を通して家賃を払う制度を利用しなければならず、家賃が少し高くなります。

    契約のプロセスが若干、複雑なので公社の賃貸はURよりも審査に時間がかかると覚えておきましょう。設備の古さや駅から遠い物件があることについてはURと同様です。

    UR賃貸住宅と公社の賃貸が向いているのはこんな人!

    いわゆる「団地」としてレトロな雰囲気のあるUR賃貸住宅と公社の賃貸。住環境が良好な物件が多いので、子育て世代や家にいる時間が長い人、在宅で仕事をする方などにおすすめです。最近では「テレワーク向き」という物件も増えてきています。

    また、UR賃貸住宅は保証人を選定する必要がないので、保証人を立てられない、立てたくないという人にも最適です。引っ越し繁忙期になる3月は両者とも家賃が無料になるフリーレント期間やキャンペーン家賃を適用している物件が増えているので、是非、チェックしてみてくださいね。

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