投稿日:2022/04/12
引っ越し先として賃貸物件を探していると「あまりにもたくさんの物件がありすぎて、なかなか候補をしぼれない」「なかなか満足できる物件が見つからない」と感じることがあります。
人によって引っ越し先の条件は異なりますが、希望のすべてを満たす物件というのはほとんどありません。『住めば都』という言葉がありますが、ある程度の希望を満たしていれば住んでいるうちに慣れてくるものです。ここでは引っ越し先の賃貸物件選びをする際、妥協してもいい条件と妥協するべきでない条件について詳しく説明していきます。
まず、希望の条件をすべて挙げてチェックリストにしてみます。ちょっと高望みだなと思ってもまずは全部洗い出してみましょう。。
チェックリストができたら引っ越し先候補として挙げている物件がどのチェックポイントを満たすかチェックを入れていきます。
家賃の予算や部屋の設備など100%条件を満たす物件はまずありません。希望の7割程度を満たしていれば、実際に住んでから後悔することは少ないです。ある程度希望を満たしている物件のなかから候補をしぼっていきましょう。
では、賃貸物件選びの条件として妥協していいポイント、しないほうがいいポイントはどのように分けて考えればいいでしょうか。まずは妥協しない方がいいポイントから見ていきましょう。
単身引越しで「日中部屋にほとんどいないから南向きでなくても OK」 と思っても、冬の寒い時期は部屋がなかなか温まらなくてつらい、暖房代がかさんで厳しいという場合も。最近は在宅勤務で日中家にいる時間が増えたという方も多いので、日当たりは重要と言えそうです。洗濯物は外でしっかりと乾かしたいという方はやはり南向き、南東向きがいいでしょう。
また、日が当たらない部屋だと湿気が多く、壁や家具にカビが生えてしまう恐れも。アレルギーのある方は特に注意が必要でしょう。南向きだけにこだわる必要はありませんが、その場合、じめじめしていない、風通しのいい部屋であることを確認してください。
一人の場合、防犯面は重要です。特に女性の場合、できるだけ1階の部屋は避け、バルコニーから侵入されないかの確認もしましょう。
安いスーパーやドラッグストア、クリーニング店などがないと結果的に生活費がかさむということになりかねません。複数路線が乗り入れる駅やタワーマンションが多い街は物価が高めということも覚えておくといいでしょう。また、周辺にコンビニがあると、調味料や衛生用品が必要になったときや「明日までに振り込みをしなくては」というときに便利です。
家族での引っ越しの場合、間取りも重要です。お子さんの成長に合わせて新たに部屋が必要になることもあります。部屋数を満たしているときも、しっかりと仕切られた空間であるかどうかもチェックしたいポイントです。
入居してから後悔する人が多いのが、独立洗面台の有無です。洗面台がバスルーム内になると、床が濡れていて気持ちが悪い、掃除しづらいと感じる人が多いようです。
逆に男性の一人暮らしの場合、バストイレ、洗面台がすべて一緒でも掃除に手間がかからなくていいと感じる人もいます。
モノが多い人はもちろん、引っ越しが多い人も意外に譲れないポイントが収納です。収納が少ないと、部屋の中が片づかない、自分で収納家具を購入しなければならないというデメリットがあります。次の引越しの際、収納家具を持っていくか処分するかで悩む…ということにならないように、必要な収納があるかどうかも要チェックです。
健康管理も含めてきちんと自炊をするつもりという人や料理が好きな人、人を招く機会の多い人はキッチンの設備も譲れないポイントです。キッチンのスペースが狭すぎたり、火口が少なかったりするとストレスになりかねません。
次に妥協してもいいポイントを挙げていきます。
駅から時間がかかる物件になると、家賃はぐんと抑えられます。徒歩15分くらいであれば、次第に慣れるもの。また平坦な道なら自転車を利用してもいいでしょう。
バスを使わなければならない物件でもバスの本数が多い、複数の駅を利用できるといった場合、慣れればストレスを感じなくなることが多いです。
逆に徒歩であっても、20分前後になると、現実的に毎日徒歩で往復するには厳しい距離であることも。物件の詳細情報を鵜呑みにせず、実際に出向いて歩いてみることをおすすめします。
新築、築浅にこだわりすぎるといい物件を見逃してしまうことがあります。築年数は経っているものの、リノベーションが済んでいて中はキレイという物件は家賃がお得であることが多いです。「新築にこだわって選んだけれど、壁や床に傷をつけたいしないか気にしすぎてストレスだった」という人もいます。
築年数が経っている物件を選ぶ場合、耐震基準だけはチェックしておきましょう。現在の耐震基準は1981年に定められたものなので、それ以前に建てられた物件は新たに耐震工事をしているかどうか確認する必要があります。
家賃は追い炊き機能の有無によっても変わってきます。一人暮らしでシャワーが多いなら追い炊き機能なしでもいいでしょう。
また、物件の詳細に「追い焚き機能なし」となっていても古い物件の場合、『バランス釜』を使用していることもあります。
バランス釜とはガスを使ってお湯を沸かす給湯器のこと。追い焚きができて、停電でもお風呂が使えるというメリットがあります。使い方に注意が必要な点もありますが、家賃を抑えたい方はチェックしてみてください。
妥協してもいいポイント、しないほうがいいポイントは単身引っ越しか、家族での引越しであるかによっても異なります。在宅ワークの有無や車を所有しているかどうかなどによっても許容範囲は変わってくるでしょう。賃貸物件を探すときは、希望の条件に優先順位をつけて妥協ポイントを探るのがコツ。内見する物件もあまり多すぎると、決められなくなってしまうので、数を見すぎないのもポイントのひとつですよ!
投稿日:2022/04/12
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