投稿日:2021/12/07
2021年11月現在、新型コロナウイルスの新規感染者数が減り、飲食店の営業やイベントに関する制限も徐々に解除されはじめました。感染者の数は2021年に入ってもっとも少ないレベルで推移していますが、気温が下がり本格的な冬がはじまると感染の第6波がやってくるのではないかという懸念もあります。そんな今だからこそ「感染者が再び増え始める前に引っ越ししたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは新規感染者が減っている今だから注意したい引越し時の近所へのあいさつの仕方と最適な粗品選びについて詳しく紹介していきます。
引越しのあいさつは通常、引っ越し作業の前に行います。作業で音を立てたり、通路や道路をふさいだりすることもあるので作業を始める前の引越し当日がベスト。無理であれば、遅くとも翌日までには済ませましょう。
一戸建ての場合は両隣と向こう三軒。集合住宅の場合は両隣と上下に当たる部屋に住んでいる方にあいさつします。また、大家さんや管理人さんがいる場合、そちらにもあいさつを忘れないようにしましょう。
なお、あいさつをする時間帯は午後から夕方にかけてがいいでしょう。暗くなる前に済ませるのがマナーです。
新規感染者数が減ったとはいえ「できるだけ対面で人と接する機会を減らす」ことが習慣になっている今。引越しのあいさつはまずインターホン越しに行うのが無難です。顔を合わせることに抵抗がない方であれば、ドアを開けてくれるでしょう。その場合に備えてマスクは必ず着用しておきます。
もし、相手が不在がちなら手紙を投函するのがおすすめです。パソコンで定型的なあいさつ文を作り、ポストに投函します。最近はポストに投函できるようなサイズや厚みにパッケージされたお米やお茶などもあるので、手紙であいさつを済ませたい方はチェックしてみてください。
紅白の蝶結びののしで「御挨拶」とするのが一般的です。最近は表札を出さないケースが増えていますが、のしに名前を入れておくと名前を覚えてもらいやすくなります。
もはやマスクや除菌効果のある衛生用品は誰にとっても生活必需品です。いくつあっても困らないものなので、自分では買わないような少しだけ高価なものを選んで粗品にすると喜んでもらえるでしょう。お茶やお米も定番と言えますが、現在は以下のような衛生用品のほうが人気です。
・除菌シート、除菌ジェル(分包タイプも)
・台所用品(抗菌スポンジ、除菌洗剤)
・マスク、抗菌効果のあるマスクケース
・マスクにも使える除菌ミスト
・携帯用ハンドジェル・タオル
・高級ティッシュ
「できるだけ人と会わないようにしたいので、引越しのあいさつは思い切って省略してしまいたい」と思う方もいるのではないでしょうか。では、引っ越しのあいさつは省略してしまってもいいのでしょうか。
日中は不在にすることが多い一人暮らしの場合は問題ありませんが、もし近所の人と顔を合わせたら「〇〇号室に越してきた△△です」とあいさつしておきます。災害時などにお互い助け合う必要が出る可能性もありますし、火事が起きたり泥棒が入ったりするケースもないとは言えません。万が一のときのためにも、顔を合わせたらあいさつをしておきましょう。
ただし、女性が一人暮らしの場合、あいさつは控えた方がいいことも。女性専用の物件やファミリー世帯が多い物件であれば、あいさつをしておいた方がいいと言えますが、それ以外の場合、わざわざ周囲に『女性が一人暮らしをしている』ということを知らせることになり、防犯上問題があります。近所の人にあいさつをするべきか迷うときは、管理会社にどんな年齢層、家族構成の住民がいるのか、あいさつをした方がいいかどうか尋ねてみるのもいいでしょう。
一方、お子さんがいる家族での引越しの場合や集合住宅へ引越す場合、対面でのあいさつはしておくべきでしょう。
生活をしていく上で子どもが泣いたり、音を立てたりしたとき事前にあいさつをしておけば相手も「お互いさまだから」と寛大な気持ちで接してくれるかもしれません。しかし、あいさつなしだとすぐに管理会社にクレームが入る…というトラブルに発展する恐れも。不要なもめごとを未然に防ぐためにも、あいさつはしっかりしておきましょう。
新型コロナの新規感染者が減ったものの、これからの季節いつまた次の感染ピークがやってくるか分かりません。引越しをする際は事前に近所の方にあいさつをし、作業はできるだけ少人数で済ませるようにしましょう。
戸建てでも集合住宅でも、近所のかたへの挨拶はできるだけしておいた方が無難です。災害時など、いつ周りに助けを求めなければならない場面に遭遇するか分かりません。近所の方はもちろん、大家さんや管理人の方にもあいさつは忘れないようにしてくださいね。
投稿日:2021/12/07
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