投稿日:2019/06/21
毎日の生活に癒しを与えてくれるペットの存在。引っ越しをするならペット可の物件に住みたい!と思っている方も多いのではないでしょうか。犬や猫と比べて世話が楽なうさぎやハムスターなどの小動物を飼うことを考えている方もいるかもしれませんが、そもそもペット可の物件はうさぎやハムスターを飼っても大丈夫なのでしょうか?
ここではうさぎやハムスターといった小動物を連れた物件探しの注意点や引っ越しの際の注意したいポイントについてお話ししていきます。
最近、増えている「ペット可」や「ペット応相談」の賃貸物件なら、うさぎやハムスターの飼育は極端に多い頭数を飼育するのでない限り、可能であることがほとんどです。犬や猫と比較すると、匂いや騒音でトラブルになることも少ないため、安心して飼育できるといえるでしょう。
ただし、ペット可の物件でもなかには「うさぎは不可」というところがあるかもしれません。「犬や猫の飼育は不可となっていたけれど、ハムスターなら大丈夫」という風に一方的に判断しないよう、不動産業者や大家さんに事前にどんな動物を飼うのか相談することをお勧めします。
ペット可の物件は通常の物件と比べて、家賃は2割程度高く、敷金もトラブルがあったときのことを考慮して2か月分というところが多くなっています。猫や犬の場合と同じ初期費用がかかると思っていいでしょう。
では、どんなトラブルが考えられるでしょうか。うさぎやハムスターは気づかない間にケージやカゴを抜け出し、電気の配線や柱などをかじってしまうことがあります。特に柱など住居の交換できない設備を破損してしまった場合、多額の修繕費用がかかることも。
また、うさぎやハムスターでも、ケージやかごの掃除を怠れば匂いが強くなります。退去する際にその匂いが残ってしまい、トラブルになるケースも考えられます。衛生状態も含めてペットの飼育は責任をもって行うようにしましょう。
ペット可の物件なら、どんな動物でも飼えるというわけではありません。また「室内犬のみ」「猫は不可」など細かいルールが定められていることも。
また、ペット可ではなく「ペット相談可」の物件の場合、どんな動物を飼うか相談した上で不可となることもあります。
● ペット不可物件で黙って飼うのは絶対NG!
うさぎやハムスターといった小さな動物だからといって、ペット不可の物件で動物を飼うのは厳禁です。 賃貸物件の契約をする際には、不動産会社の宅地建物取引主任者から口頭で禁止事項を含めた契約内容の説明があります。「ペット不可だとは知らなかった」と言っても、認められませんので注意してくださいね。
「生体の運送は不可」としているところが多く、たとえ小さいうさぎやハムスターでも荷物と一緒にトラックに積んでもらうことは断られることがほとんど。ペットの輸送については引越し業者が自身で行うのではなく、外部の業者に委託しているのが一般的です。
引越し当日、自分でうさぎやハムスターを運べそうにないというときは、事前に引越し業者に相談してペットの輸送にかかる費用を見積もりしてもらいましょう。
アート引っ越しセンターでは、家族でくつろげる客室スペースと家財を運ぶコンテナがひとつになった特殊車両「ファミリーサルーン」があります。家族はもちろん、ペットも同乗して引っ越しすることが可能です。うさぎやハムスターといった小動物はもちろん大型犬も一緒に乗ることができるので、複数の種類のペットを飼っている方にもおすすめのオプションサービスです。
・ アート引っ越しセンター オプションサービス
(画像出典: アート引っ越しセンター オプションサービス https://www.the0123.com/lp/tg-gate/)
小動物であるうさぎやハムスターは公共交通機関で運ぶことが可能です。そのときはキャリータイプのケージやかごに入れることが条件になります。ケージやかごの中には、以下のものを入れておきます。
匂い防止のために底部分にはペットシートを敷きます。夏の暑い時期は動物に直射日光が当たらないよう、サンシェードを用意しておくと安心です。
● 飛行機
ANAやJAL、スカイマークなどの 航空会社はペット預かりとしてうさぎやハムスターの移動に対応しています。費用は路線や会社によって異なり、3,000~6,000円程度が相場。重さ制限は、ケージやかごを含めて32kgまでとなっています。うさぎやハムスターは当日、手荷物預かり所で預けますが、事前に注意事項などを航空会社に確認しておくのがベストです。
● 新幹線や電車
持ち運びできるケージやかごなどに入れることで、手回り品として一緒に乗ることができます。ケージやカゴは長さ70センチ以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチ程度ものを用意しましょう。
重さ制限は、うさぎやハムスターの重さと合わせて重量が10キログラム以内であることが条件。ケージなどの荷物を改札で見せた上で、乗車券とは別に普通手回り品きっぷ(280円)を購入しておきます。車内ではかごやキャリーを 足元に置くようにします。内部が静かに保てるよう大きめのタオルなどで覆ってあげると安心です。
● 車
エアコンを使って温度調節ができる自家用車での引っ越しは、うさぎやハムスターにとって、比較的楽な方法と言えるでしょう。
自家用車なら、キャリータイプの新しいケージを用意しなくても、普段使っているケージやかごで運ぶことができます。足元や後部座席に置いてシートベルトで固定するなど、かごやケージがガタガタと動かないようにするのがポイントです。
特にうさぎは振動や音に敏感で車での移動にストレスを感じやすい動物。 キャリーやケージの上には布をかけて内部を暗くし、上に物を載せたりしないようにします。休憩時にあげる水も用意しておくべきですが、不安で飲まないうさぎもいるので、水分を含んだキャベツなどの野菜を入れておくと安心です。
ハムスターならカゴごとダンボールに入れて、内部が暗くなるようにしてもOK。暑い時期は保冷剤など、寒いときはお湯を入れたペットボトルやかじられないようにケースに入れたカイロなどで内部の温度調節をします。ハムスターは温度差に弱いので注意してください。
いずれも長時間、移動する場合は数時間おきに休憩して水を飲ませましょう。暑い時期にトイレ休憩などで車を離れるときは、エアコンをつけたままにすることを忘れないようにしてください。
動物病院でも、うさぎやハムスターは見てもらえないということがあります。新居の近くにうさぎやハムスターに対応している動物病院があるか探しておきましょう。休診日や診察時間も調べておきます。
ケージやカゴの中の掃除は、早めに済ませましょう。特にうさぎは、引っ越し当日に掃除をすると、自分の匂いがついたものがなくなるので不安になってしまいます。
引っ越し作業中は普段、使用しているかごやケージに入れた状態でお風呂場においておくと安心。扉を閉めることができ、音を遮断できるからです。
新居に到着後、一週間くらいは慣れない環境におびえることがあります。うさぎもハムスターも、引っ越し後、2~3日の間は人が行き来しない静かな場所にかごやケージを置き、バスタオルなどをかぶせて3隅を覆います。あまり頻繁にのぞくとかえってストレスになるので、離れたところから見守るようにしましょう。
うさぎは不安になるとトイレの上でじっとしたまま動かないことが多いため、トイレの近くにエサや水を置くのもポイントです。室内で放し飼いにしているうさぎでも、無理にケージから出すのではなく、1時間くらい扉を開けておき、自分から出てくるのを待つようにします。
数日たってもエサを食べないときや、下痢をしているときなどは病院に連れていきます。ハムスターはしっぽが濡れていると下痢しているサインです。できるだけ早めに獣医師に診せるようにしましょう。
投稿日:2019/06/21
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