投稿日:2022/03/18
在宅ワークを導入する企業が増え続ける今、自宅に快適なネット環境を整えることは必須となっています。また、オンラインでさまざまな習い事ができるようになったこともあり、新しいことにチャレンジしてみようと考えている方もいるかもしれません。
ここでは引っ越し先を探すときに確認したい新居で導入されている回線の調べ方やいま使っている回線がそのまま使えるかどうかの確認方法、新しいインターネット回線を契約するときのポイントなどについて詳しく説明していきます。
在宅ワーク時に会議をしている最中、回線が途切れる…こんなことがあったら仕事がはかどりませんし、ストレスになってしまいますよね。在宅ワークやオンラインのレッスン受講を快適にするためには光回線の設置が条件となります。では引っ越し先の候補物件が光回線に対応しているかどうかはどのように調べればいいのでしょうか。
まず、チェックしたいのが賃貸物件の情報サイトに記載されている内容です。「インターネット対応」「光ファイバー対応」などの記載があれば光回線を設備があると考えていいでしょう。このような物件は集合住宅用のプランがあるので申し込みも簡単、かつ費用も安く済みます。通常、集合住宅用プランは戸建てのプランに比べ1,000円程度安くなっています。
内見まで時間が空く場合などは管理会社や大家さんに回線状況を確認してみましょう。どのような回線が使用できるか、工事はどこまで済んでいるのか事前に聞いておくと早めに回線業者と契約できるので、引っ越し後の利用がスムーズに進みます。
『すでに利用している回線をそのまま使いたい』『これから利用を考えているインターネット回線業者を決めたい』いずれの場合も、インターネット回線業者の公式サイトから調べることもできます。
建物名や郵便番号を入力すると対象エリアがどうかを確認できます。 ※なおNTTは光コラボレーション事業者との契約になることがあります。
「インターネット対応」「光ファイバー対応」と記載があるのを確認したら、光回線が部屋まで届いているかどうかもチェックしておきましょう。
光回線が部屋まで届いている場合、LANコンセントが部屋にすでに設置されています。内見のときに部屋のコンセントやエアコンのダクト周辺を見てみましょう。LANコンセントがある場合、工事は不要で契約後、 光コンセントとルーターを用意すればすぐにインターネット接続が可能です。
建物自体は光回線を使用できるものの、光コンセントがない部屋は設置工事が必要です。工事は1時間程度で終わる簡単なものですが、引越しの繁忙期は工事の依頼が殺到し、数週間待たされることも。この工事には費用が発生するため工事費用を負担してくれる回線業者や工事までの待機期間中、Wifiルーターを貸出てくれる業者などを選ぶといいでしょう。
賃貸物件の中にはインターネットが無料で利用できるものもあります。毎月5000円以上かかるのが相場のインターネットを無料で利用できるなんて嬉しいですよね。 ただし、こうした物件のインターネット回線は通信速度や品質にはバラつきがあるようです。なかには通信速度が遅く、接続時にイライラしてしまう……ということもあります。
こうした物件では入居後、新たに回線を引く工事はほぼできません。新たに自分でポケットWi-Fiやケーブルテレビのインターネット回線などを契約することもできますが、その分費用がかかることになるので注意しましょう。
もともとインターネット無料の物件は管理費が高めに設定されていることが多く、新たにインターネット契約を結ぶとなるとさらに固定費がアップしてしまいます。在宅ワークやオンラインレッスンなので快適な接続環境を整えたい方は、インターネット無料物件ではなくインターネット対応物件を選んで自分で契約するのがベストです。
「気に入った物件があるけれど光回線がない」というときはどうすればいいでしょうか。 その物件があるエリアが光回線の提供エリアである場合、開通工事が必要となります。どうしても光回線を使用したいなら、管理会社や大家さんに工事をしてもいいか聞いてみるという方法もありでしょう。
ただし、この工事は建物の壁に穴を開けて光ファイバーを通すという大掛かりな工事で費用も高額です。回線業者が工事費用を負担してくれることもありますが、退去する際は原状回復として壁の穴を塞ぐ必要があり別途費用を負担しなければなりません。この場合、工事不要のポケットWiFiの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
WiFi端末(ルーター)を置くだけですぐにインターネットが使えるポケットWiFiなら、光回線が使えない賃貸物件でも工事なしでインターネットに接続することができます。ただし、モバイルWiFiを契約するときは通信容量やセキュリティ面で問題がないか必ずチェックしてから契約しましょう。
在宅ワークではZOOMやMicrosoftのTeams、チャットなど、リアルタイムのやり取りが行われます。1日当たり1GB~3GBの通信容量があればストレスなく接続することができるでしょう。
月間データ容量制限なしのプランを契約すればベストですが、通信容量が大きくなれば、料金もその分高くなります。どのプランに加入するかは在宅勤務をどのくらいするかによって決めるといいでしょう。
在宅ワークで使用する場合、重視したいのがセキュリティ面です。暗号化通信の種類としてAES方式(WPA2またはWPA3)に対応しているかどうか確認しましょう。回線業者のサイトに載っている機種情報などで確認することができます。なお、使用するPCも同じ暗号化方式に対応している必要があります。
在宅勤務をする人が増え、外出を自粛する機会が多くなった今、インターネット環境の整備は快適な住環境の最低条件であるとも言えます。入居してから「インターネットの接続速度が遅く、仕事にならない」ということのないよう、引っ越し先の候補として賃貸物件を選ぶ時にはどんなインターネット回線が使えるか事前に必ず確認するようにしてくださいね!
投稿日:2022/03/18
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