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不用品買取サービス:『捨てる』前に『売る』がある!

投稿日:2016/05/27

 

引越しで出た不用品、捨てずに『トクする』方法

引越しで出てくる不用品の数々。「こんなところにあったんだ!」と再会を喜ぶモノがある一方で、「もう何年も使っていない」「わが家ではこの先も使わない」モノたちも少なからず出てくるもの。

「新居には持って行かないけれど、中には売れそうな品物もあるし、そのまま捨てるのはもったいない。どうすれば価値のあるモノを、おトクに整理できるんだろう?」という方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは不用品回収と不用品買取の違いや、買取サービスの利用法、特に引越しの時のためのアドバイスなどをご紹介します。

循環型社会形成推進基本法が定める3R

これまで私たちは大量に造り、消費し、捨てるという生活を続けてきました。その結果、さまざまな環境問題に直面し、未来の世代のためにさまざまな取り組みが行われるようになっています。

そのひとつが『大量生産・大量消費・大量廃棄社会』を根本から見直し、循環型社会を構築するため、2000年に施行された『循環型社会形成推進基本法』という法律。この法律で導入されたのが『3R』=『リユース』『リデュース』『リサイクル』という考え方。リユースは「使えるものはもう一度再使用しましょう」、リデュースは「廃棄物の発生を抑制しましょう」、リサイクルは「今あるものを資源として再利用しましょう」というものです。

リユースとリサイクルの違い

『3R』の考え方はわかるけれど、ちょっとわかりづらいのが『再び使う』ことを意味するリユースとリサイクル。

ではその違いは何かというと、リサイクルは『廃棄物などを分解したり、いったん原材料の状態に戻したりしてから別物を作ること』。一方のリユースは『そのままの状態で再使用すること』。形を変えて作り直すか、そのまま使うかが大きく違います。

一般的に『リサイクルショップ』は、厳密に言うと『リユースショップ』ということになります。モノを手放す方法にも『不用品回収』や『買取サービス』がありますが、これもそれぞれ違うもの。『不用品回収』は、リサイクルするものも含め、いらないものをすべて回収してくれるサービス。場合によっては、モノを出す側が廃棄費用を支払って引き取ってもらうこともあります。

一方で『買取サービス』は、再び国内または海外の利用者が同じ用途として使用することを目的にした『リユース』。二次流通した時にある程度の価値が見込めるものなので、モノを出す側は買取業者さんからお金をもらうことができます。

不用品買取はこうして利用しよう

買取サービスはこういう手順で行います

買取方法は主に『店頭に持ち込む』『宅配便で送る』『出張してきてもらう』の3つ。

  • 店頭に持ち込む
    利用者が店頭に品物を直接持ち込む方法です。
  • 宅配買取
    段ボール箱のキットを自分で用意するか、業者さんに送ってもらって、そこに品物を入れて送り、買取をしてもらいます。
  • 出張買取
    店頭持ち込みや宅配便利用ができないものが対象で、業者の方が出張できてくれて、実物を見て買取ってくれるというものです。具体的には、冷蔵庫などの大型家電製品や、大量のカメラやフィギュア、楽器などのコレクションなどが出張買取になります。

【買取ってもらう時に必要なもの】

免許証などの身分証明書、外国人の方であれば、外国人登録証が必要。店頭と出張買取の場合はその場で現金で支払ってもらえますが、宅配買取はそれができないので、後日振り込んでもらうための口座情報が必要です。

【Webを使っての一般的な買取利用法】

  • 1.インターネットや電話で商品の必要情報や名前、電話番号、住所などを伝えて申し込みます。
  • 2.いくらで買取ってもらえるかが業者側から提示されます。
  • 3.その金額を見て、買取ってもらうかやめるかを判断します。

【買取価格提示】

  • 1.その場でサイト上に一般的な買取価格が出ている
  • 2.メールや電話で買取価格を伝えてくる

申し込みから買取終了までは約1週間

提示された買取価格によって、依頼する・しないを決める時に気をつけたいのが『実際の買取価格は提示金額より低い場合が多い』ということです。

理由は、業者さんは、『買取上限価格』を提示しているケースが多いから。これまではそれが業界のセオリーでしたが、新しい方法として採用されているものに「事前査定」があります。

これは、申し込んだあとに、商品の型番や状態を業者さんに直接伝えることで、幅を持たせた買取金額を提示してもらえるスタイル。「これぐらいからこれぐらいの金額」と教えてもらえるので、「最低でもいくらくらいか」がわかり、判断がしやすくなります。「その金額でOK」となったら、商品や住んでいる地域に合わせて、店頭か宅配か、出張かを買い取り業者側から伝えてもらい、実際に買取ってもらいます。この事前査定システムなら、実際に目でみて査定した時の買取金額とほぼ開きがないのが特長です。

【買取に要する時間】

  • 店頭
    当日で現金の支払いが基本。
  • 宅配
    申し込み後、キットが届くまで1~2日、品物を送って会社に到着してから1~2日で査定金額が提示。金額を了承すれば1営業日以内に入金されます。事前査定の場合は、必要な情報が揃っていれば、電話ならその場で、メールでもおよそ24時間以内に査定金額が提示されます。また、フィギュアや楽器などを大量に買取ってもらいたいなどという場合は、査定に時間がかかることを忘れずに。流れとしては、申し込み→事前査定金額の通知→買取方法の相談→商品確認→その日のうちに支払い。
  • 出張買取
    数が多くなければその場で現金で支払われます。高級オーディオや高級カメラレンズなど、動作確認に時間がかかるものは後日の支払いというケースもあり。

買取できる、できないものとは?

家電製品はPSEマークがついていないと引き取り不可

買取サービスには、買取ってもらえないものがあります。

  • 車、バイク、不動産、法律に抵触するもの
    例えば改造したエアガンは銃刀法に違反していないかどうか、弾速を測定してから買取可能かどうかが決まります。
  • 電気製品
    PSEマークがついていないものは買取不可。PSEマークは、『この家電製品は国として安全性が認められています』という表示です。
  • 圧力鍋やヘルメットなど、生命・身体に対して特に危害を及ぼすおそれが多い製品
    『国の定めた技術上の基準に適合しています』と認めたPSCマークがついていないものは買取不可。
  • 医療用品や医薬品、食品
    衛生上問題がありそうなものは基本的に買取不可。
  • 18禁のもの
  • 海賊版、コピー品
    法律で禁じられています。
  • 低価格ショップの家具
    値段がつかないことが多くあるので、不用品回収向きです。
  • 海賊版、コピー品
    法律で禁じられています。

高く買取ってもらえる可能性の高い商品には『趣味嗜好品』があります。フィギュア、楽器、カメラ、オーディオ製品、ロードバイク、釣具など。リサイクルショップではそこの相場感覚で買取がされてしまいます。

例えばカメラを専門店に持っていけば、査定ポイントが把握されているので、適正な価格をつけてもらえます。古本も、一律で買い取り価格を決めている店ではプレミアがついた本も一律価格で買取られますが、オークションなどに出すと10倍で売れる、というケースもあります。

専門店があるような商品は、比較的価格がつくものが多いことを知って、適正に判断してもらえる方法を選びましょう。

高く買取ってもらうためのポイントは?

【高く売るポイント】

  • 相場が下落する前に売る
    新製品や新モデルが発表・発売されると、これまでのものは古くなるから下落することがあります。例えば家電製品やスマートフォンは、毎年9月、10月にアップルの新製品が出ると、価格が下がるといわれています。その年の7月くらいの買い取り価格に比べて、12月の買取価格が3割くらい下げることもあります。ブランド品は、新しい商品が出ても「デザイナーが変わってしまって、古いほうがよかった」となることもあるので、必ずしも古いから下がるとも限りません。
  • 付属品を揃える
    家電製品の取扱説明書、リモコンなどの付属品、外箱。ブランド品ならギャランティカードと外箱。できるだけ新品で購入したときの状態に近づけることがポイント。もちろん、クリーニングして外観をきれいにしておくことも有効です。
  • 新製品・新商品が出る時期を事前にチェック
    買取をしてほしい商品があったら、それの新製品・新モデルが近々に出るのかでないのか、企業HPなどでチェック。新しいものが出る前の時期を狙って、売り時を逃さないことが大切です。
  • 季節要因で上下する商品もある
    例えばヒーターなどの空調家電は、夏は買取価格が低いですが、冬までは高くなる傾向があります。

【高く売れないもの】

  • 二次流通で需要がないもの
    数百円単位の雑貨、致命的な故障がある家電製品、状態が悪くて見栄えの悪いブランド品、発売して長期間経っている家電製品。家電では5年以上経っていると買取が難しくなります。低価格の健康器具やエクササイズ器具も数年経つと売れない確率が高くなります。

【売れなそうだけど、じつは需要が高いもの】

  • 専門的な器材
    レーザー墨出し器やチェーンソーなどの電動工具は値段がつきます。
  • マッサージチェア
    出張買取ができるところなら値段がつきます。

よろしければこちらもご利用ください

  • 高く売れるドットコム
LIFULL引越し

【LIFULL引越し編集部】この記事の作成・編集を担当。引越し業者の一括見積もりサービスを提供しているLIFULL引越し公式編集部です。引越しに役立つ情報をご紹介しています。


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