投稿日:2022/12/09
単身引っ越しをする人の間で人気が高い、クロネコヤマト(ヤマトホームコンビニエンス)の単身者向け引越サービス『わたしの引越』。
初めて一人暮らしをする人や単身赴任する方、ワンルームの住み替えをする方など、荷物が少なめの引っ越しをする人から支持されています。
ここでは、このクロネコヤマト単身パックの料金や専用ボックスのサイズ、ダンボールがいくつくらい積めるか、単身パックのメリットやデメリットなど詳しい内容を説明していきます。単身引越しをお考えの方、是非チェックしてみてくださいね。
まずは現在のクロネコヤマト単身パックの料金とサイズの種類を見ていきます。
単身専用の荷物を積むボックスをカーゴという鉄製のカゴ台車です。
※引用:ヤマトホームコンビニエンス「わたしの引越」 URL:https://www.008008.jp/moving/single/
サイズや積める荷物量は1.83㎥(立法メートル)です。専用ボックスは最大2本まで選ぶことができます。では実際どれぐらいの荷物が積めるのでしょうか。
専用ボックス1本の場合、ダンボール15個、テレビ台、テレビ、ローテーブル、布団、カラーボックス、衣装ケース3個を積むことができます。進学や就職で一人暮らしをする方や単身赴任される方は専用ボックス1本が目安となります。
専用ボックス2本の場合、ダンボール15個、冷蔵庫、電子レンジ、衣装ケース5個、整理ダンス、テレビ台、ふとん、洗濯機、カラーボックス、ローテーブル、テレビを積むことができます。ワンルームの住み替えで家財をすべて運ぶ場合、専用ボックスが2本あればいいでしょう。
なお参考としてダンボールだけを積む場合のシミュレーションしてみると、1本の専用ボックスに入るダンボールの目安は「3辺の計が140cm以内のダンボールが15個」と「3辺の計が120cm以内のダンボールが3個」となりました。
クロネコヤマト単身パックの料金相場を見てみましょう。料金は距離(同都道府県内外など)、集荷とお届け日の曜日によって違ってきます。
例えば、横浜市内の異なる区や東京都23区内に引っ越しをする場合、専用ボックス1本を時間指定なし、平日に集荷・配達してもらう場合の料金は22,000円でした(2022年12月時点)。
なお、専用ボックス2本では44,000円となります(2022年12月時点)。専用ボックス2本に入る荷物であれば、当日に追加できるので「専用ボックス1本に荷物が収まるか微妙……」というときも安心ですね。
また同都道府県外の場合の料金例は以下の通りです。
東京 – 埼玉間 | ||
---|---|---|
集荷&お届け日 | ボックス1本(税込) | ボックス2本(税込) |
両方平日 | 23,100円 | 46,200円 |
一方が土日祝 | 25,300円 | 50,600円 |
両方土日祝 | 27,500円 | 55,000円 |
※引用:ヤマトホームコンビニエンス「わたしの引越」 URL:https://www.008008.jp/moving/single/ 2022年12月時点の料金
クロネコヤマトの単身パックの特徴を見ていきます。
クロネコヤマトの単身パックはWEB上から予約できます。旧居と新居の郵便番号を入力後、荷物の集荷人配達日を指定、荷物の量を 入力するだけで料金の目安が分かります。
さらに料金シミュレーションのページを使用すれば、オプション作業に発生する料金や専用 BOX に入らない家財の配送料も分かるのでとても便利です。もちろん、訪問見積もりの必要もナシ。忙しい方にはピッタリのサービスと言えるでしょう。
「専用 BOX に入ると思っていた家具が入らなかった」 という場合もクロネコヤマトの単身パックなら、当日に『らくらく家財宅急便』に切り替えて荷物を運んでもらえるので安心です。
この場合、別途家財宅急便の料金が発生します。例えば、3つドアの冷蔵庫なら16,555円、セミダブルベッドは23,375円、自転車16,555円が追加料金の目安です。なお、専用ボックスに入りきらない荷物が多く、トラックの空きスペースに積みきれないときは後日改めて集荷となるため注意しましょう。
クロネコヤマトの単身パックはおおよそ全国広域でサービスを利用できますが、沖縄県内など、対応していないエリアがあります。自分の住んでいる場所や引っ越し先が対応エリアかどうか事前に確認しておきましょう。
単身パックは引っ越しの時期や時間帯によって、以下の追加料金が必要になります。
項目 | 料金目安 |
---|---|
土日祝日加算 | 集荷と配達にそれぞれに2,200円 |
シーズン加算 | 引っ越し繁忙期3/20〜4/10の場合、ボックス1本あたり5,500円 |
時間指定加算 | 集荷と配達にそれぞれに1,100円 |
時間帯については8:00~18:00のフリー便の場合、追加料金はなし。『午前中(8:00~12:00)』、『12:00~15:00』、『15:00~18:00』の時間帯を指定すると1,100円の追加料金が発生します。
また、オプション作業を依頼する場合、次の追加料金がかかります。
項目 | 料金目安 |
---|---|
ベッド分解・組立 | 分解・組立で各3,300円 |
家具分解・組立 | 分解3,300円、組立4,950円 |
全自動洗濯機の脱着 | 取外1,650円、取付3,300円 |
ドラム式洗濯機の脱着 | 取外3,300円、取付8,250円 |
なお、通常の引越しプランの場合、追加料金が必要になる事が多い『エレベーターのない物件への荷物の配達』には追加料金がかかりません。
単身引越し用のサービスはクロネコヤマト以外にもあります。他のサービスとクロネコヤマトの単身パックの内容を比較してみましょう。
サービス名 | ボックスサイズ(cm) | 荷物量(m3) | 料金目安(税込) |
---|---|---|---|
クロネコヤマト | 幅100×高さ170×奥行100 | 1.83 | 22,000円~ |
日通(パックS) | 幅108×高さ155×奥行74 | 1.23 | 19,800円~ |
日通(パックL) | 幅108×高さ175×奥行104 | 1.96 | 22,000円~ |
サカイ引越センター | 幅105×高さ144×奥行75 | 1.13 | 要見積もり |
各社、専用ボックスの大きさに幅があることが分かります。クロネコヤマト(わたしの引越)と日本通運の単身パックLはサイズも大きく1.83㎥~あります。
一方で日本通運の単身パックSやサカイ引越センターの『小口便引越プラン』はサイズが小さくなる分、料金もリーズナブルになるようです。
荷物の量に応じたボックスに対応しているサービスを選ぶようにしましょう。
クロネコヤマトの単身パックがおすすめなのはこんな人です。
他の単身パックより優れているのは、なんといっても料金が安いこと。専用トラックをチャーターすることなく他の荷物と一緒にあなたの荷物を運ぶため、料金が抑えられています。
また、申し込みがしやすい&分かりやすいという点でも優れているといえます。公式サイトの申し込みページから住所と荷物の量、ボックスに入らない荷物の種類、依頼オプションサービス 依頼したいオプションサービスなどを選べば、電話でやり取りすることなく前に事前に料金を把握できます。時間のない人、電話でやりとりするのが苦手という人には嬉しいポイントですね。
さらにボックスとは別に運んでもらいたい大型の家具や家電がある場合も当日に対応可能です。このように『料金を抑えつつ、単身引っ越しに関わるあらゆるサービスをワンストップで依頼できる』のが、クロネコヤマトの単身パックの強みと言えるでしょう。
実際にクロネコヤマトの単身パックを使用した人の口コミを見てみましょう。
「荷物が想像以上に多くなりましたが、コンテナ内に綺麗に入れてもらいました。 また、壊れ物もなかったです。 10分で回収も運び込みも終わりました。荷物も少なかった為、安く済む単身パックで見積もりし、圧倒的な安さだった。 大阪から鹿児島の距離で荷物の破損等不安でしたが、ドライフラワーも潰れることなく安心しました。 電話対応、当日の運び込み、引き取りの方々愛想が良く欠点はありません」(20代女性)
「荷物の量で単身パックの利用数が決まり、料金の詳細がわかりやすかった。各種割引で最大7000円引きも魅力だった。値段が1番安く、オプションで不用品回収もあった為ギリギリまで冷蔵庫や洗濯機が使えたので助かった」(30代女性)
「遠距離の引越しだったので費用を安く抑えたかったこと、家具のほとんどを引越し元の家で処分するため荷物が少なかったことから、単身引越しパックを選びました。単身引越しパックの業者でいくつか比較した結果、ヤマトホームコンビニエンスがもっとも安かったので、ここに決めました。見積もりはWEBシミュレーションと電話・メール連絡でしたが、まったく問題なかったです」(30代女性)
料金が明確で安くなったこと、スタッフの対応の良さに関する口コミが多数寄せられています。
「あっという間に荷物を積み込んでくれた」「荷物のすき間に靴箱を入れてくれた」「まだ積めますよ、と声をかけてもらった」など、さすがクロネコヤマトさん!と思わせる対応が多く、リピート利用している人も少なくないようです。
単身向けの引っ越しサービスで、単身パックとは別に『単身プラン』というものがあります。
単身プランとは専用ボックスを使用せず、荷物の量に応じた大きさのトラックをチャーターすることになります。
料金は高めですが、割引など柔軟に対応してもらいやすいというメリットもあります。
サイズにもよりますが、大型の家具家電は注意が必要です。
3ドア上の冷蔵庫やドラム式洗濯機、大型テレビなどがある場合、専用ボックスに収まらないため、クロネコヤマトの別サービス『らくらく家財便』を利用することになるケースがあります。
クロネコヤマトの単身パックとらくらく家財便のそれぞれの料金が必要となるため割高になるかもしれません。
大きな家具や家電がある人は単身プランも検討してみてください。
ペットや植物を運んでもらうことはできません。自分で運ぶか、別の輸送手段を考えておきましょう。
自転車は専用ボックスに入れることができません。クロネコヤマトで自転車を運びたい場合、こちらも単身パックとは別サービスの『らくらく家財宅急便』の利用として1.6万円~(大人用自転車)の追加料金が必要となります。
クロネコヤマトの単身パックは専用ボックスを2本まで使用することができます。その場合、料金は4万円~です。 専用ボックス1本に収まる場合、2万円~とかなりお得感があるプランですが日本になると、他社の単身プランのほうが安くつくケースもあるでしょう。
「荷物が専用ボックス 一本に収まりきらないかも?」と思ったら、軽トラックを使用する他の引越し業者のプランも合わせて検討してみることをおすすめします。
クロネコヤマトの単身パックは、ネット上で予約が完結します。荷物の集荷日と配達日、住所、荷物の量が分かれば料金が提示されるので安心です。
電話予約も可能です。運んでもらえるかどうかわからない荷物があるという人は電話で相談してみるといいでしょう。
各引っ越し業者が提供している単身パックの専用ボックスにはどのくらいの量のダンボールが積めるのでしょうか。荷物の梱包の仕方と合わせてみていきましょう。
クロネコヤマト単身パックの場合は、前にご紹介した通りダンボールだけを積む場合、1本の専用ボックスに入るダンボール の目安は「3辺の計が140cm以内のダンボールが15個」と「3辺の計が120cm以内のダンボールが3個」となります。
日本通運の単身パックLのサイズは1.96㎥で、クロネコヤマトの単身パック1.83㎥と近いサイズであり、同様以上の数を積むことができそうです。
一方でサカイ引越センターの単身パック『小口便』や日本通運の『単身パックS』では荷物量が1.13~1.23㎥(立法メートル)のため比較すると積める数は減りそうです。
※ダンボールの大きさによって積める数は変わるので注意しましょう。
また、単身パックではダンボールの無償提供がありません。自分で用意するか、ヤマトホームコンビニエンス、日本通運の公式サイト、アマゾンや楽天等でサイズや料金を確認してください。
2ドアの冷蔵庫や比較的小さめの洗濯機、テレビなら積み込み可能なことが多いです。これらの家具や家電は当日スタッフの方が緩衝材を使って梱包してくれます。
単身パックの専用ボックスはあくまで単身者の生活で利用しているものを運ぶサービスなので、家族向けの3ドアの冷蔵庫やドラム式洗濯機などの大型家具家電は積めないケースがあります。
クロネコヤマトの他にも、単身引越し向けの単身パックやプランを提供している引越し業者があります。
主要な業者の単身引越しパック・プラン | |
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日本通運 |
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サカイ引越センター |
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クロネコヤマト |
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西濃運輸 |
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福山通運 |
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引越し専業のサカイ引越センターや前述のクロネコヤマト、日本通運がありますが、カンガルーのマークでおなじみの西濃運輸や福山通運なども単身向けのサービスを提供しています。
西濃運輸および福山通運の単身引越サービスについては料金やサイズなど直接お問合せください。
専用ボックスを使用するタイプの単身パックは、 荷物が少ない、家具や家電が少ないというタイプの引越しに適しています。
専用ボックスを2本使用する必要がある、別料金がかかる家具や家電が多いという人はかえって高くなってしまう恐れがあります。
一人暮らしをしていて住み替えをする、大型の家具や家電が多いという人は柔軟に対応してもらえる単身プランを選んで複数の引越し業者で見積もりを依頼するのがおススメです。
引っ越しの単身プランとは、通常の引越しプランの一種です。軽トラックや2トンショート程度のトラックをチャーターして荷物を運ぶため大型の家具や家電もまとめて運べます。より柔軟に対応してもらえるというメリットがありますが、荷物が増えた場合そのぶん追加料金がかかります。
また、単身プランは集荷と同じ日に配達してもらえる、ダンボールなどの梱包資材の提供が受けられるというメリットもあります。引っ越しのニーズに合わせて単身パックにするか単身プランを選ぶか決めるといいでしょう。
単身プランは通常の引越しプランと同様、荷物の量に応じた見積もりが必要になります。料金の目安として、引っ越しの繁忙期である3~4月は60,000~63,000円、通常期である12~1月は34,000~36,000円程度が相場となっているようです。
単身者の引越しで、実際どれぐらいの料金が必要なのかあらかじめ相場を理解しておきましょう。相場を理解しておくと引越し業者へ見積もり依頼、交渉をしっかり進めることができます。
投稿日:2022/12/09
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