投稿日:2017/03/11
引越しの際に不用な家具や家電を処分できれば、運ぶ家具や家電が減るので安い料金見積もりになります。 ただ処分するのではなく、リサイクルショップや引越し業者などの不要品買取りサービスを利用すれば買取代金が入る場合があり、出費の多い引越しの際は助かるはずです。
ここでは家具や家電の処分の方法や買取サービス、最近のニュースで取り上げられている『家電リサイクル法』『代替フロン規制』についてご紹介します。
家電は製造後5〜8年以内のものであれば引越し業者を含めた買取サービスで引き取ってくれるようです。 ただし、ブラウン管テレビや地デジ非対応のテレビ・レコーダーなどは買取しない業者も多く、今後使用できないような家電は引き取ってもらえる可能性は低いと考えた方が良さそうです。
買取可能な家電の例としては冷蔵庫、洗濯機、PC、テレビ、炊飯器、掃除機等が挙げられます。状態が良く、製造後から期間が経ちすぎていなければ基本的には買い取ってもらえるでしょう。
家具に関しては使用年数と買取可否はあまり関係なく、使用状態で買取価格が決まるようです。少しでも買い取り価格を上げてもらうためには掃除をしっかりとしてきれいに見せることが重要です。
洋服同様、あまりにも傷が多かったり汚れが落ちないと買い取ってもらえないこともあり、ブランド家具は通常より高額で買い取ってもらえるようです。買取可能な家具のとしてはソファー、食器棚、椅子、本棚、テーブル等が挙げられます。
引越し時に、家具や家電の荷造り・移動は手間でお金がかかることから、不要な物は処分したいと考えている方は多いと思います。ここでは買取サービス業者か自治体を利用した場合の相場や処分方法についてご紹介します。
家具の場合は、購入した年代や損傷の程度にもよりますが、購入時の金額の10%程度が相場となるようです。木製の家具は傷、布製のソファーなどの家具は汚れていると買取金額は大幅に減少します。
家電の場合は家具よりも高額で買い取ってもらえる傾向があるようで、買取相場は状態にもよりますが購入費用の20%〜30%程のようです。 製造後年数が経過しているもの、故障品、汚れや臭いがひどいものは買い取ってもらえないようですので注意してください。
大型の家具や家電等では自治体によっては有料戸別回収のケースがあります。 その場合は回収センターへ連絡し、コンビニや役所で購入可能なゴミ処理券を収集物へ貼り、外に出しておくと業者が回収してくれます。 自治体の粗大ごみ受付センター持ち込みが可能なケースもありますが、受け付けてくれないこともあるので事前に電話で確認しましょう。
【東京一部の区のゴミ処理券値段例】
家具や家電の買取サービスは、社会のエコの流れに沿ったものです。積極的に活用し、引越し費用の負担を軽くできるようにしましょう。ただ、引越し時には少しでも荷物を減らしたいと思うものです。 あまり使わない物であれば、例え買値がつかないものでも、本やCDなどと合わせて思い切って処分をすることも必要です。
引っ越しの際、ゴミとは別に家電を廃棄するという方も多いのではないでしょうか。家電は粗大ごみとして廃棄できるものと『家電リサイクル法』にしたがって処分しなければならないものがあります。家電リサイクル法ってよく聞くけれど、具体的になにが対象なのか分からないという方のために対象の家電と正しい処分方法を説明します。
【家電リサイクル法の対象となるもの】
なお、パソコンのディスプレイモニターはテレビのチューナーを内蔵していても、家電リサイクル法の対象にはなりません。非常用の電池で動かすタイプの小型テレビも対象外です。
2001年から施行されている家電リサイクル法とはそもそも、どんな法律なのでしょうか。かつて大型家電はまだ使える有用な部品や材料が含まれているにもかかわらず、埋め立て処理されることがほとんどでした。ゴミを減らし、資源を有効活用するために作られたのが、この家電リサイクル法です。処理の方法は大きく分けて3つあります。
郵便局などでリサイクル料金を支払う場合、事前に確認しておくべきことがあります。テレビの場合、冷蔵庫、冷凍庫などはメーカーや大きさによって料金が異なることがあります。事前に『一般財団法人家電製品協会』のホームページなどで料金を確認しておきましょう。メーカー毎の料金相場が一覧で掲載されているので便利です。
家電リサイクル法の対象となるエアコンや冷蔵庫には有害物質であるフロンが含まれています。私たち消費者が支払うリサイクル料金にはこのフロンを適切に回収・処理するための料金も含まれているのです。
最近、ニュースで『代替フロン規制』という言葉をよく耳にすることがありますよね。皆さんもご存知の通り、フロンガスはオゾン層を破壊し地球温暖化を引き起こすと考えられています。そのため、以前からエアコンや冷蔵庫などにフロンガスとは異なる『代替フロン』と呼ばれる物質が使用されるようになってきました。しかし、今後は『代替フロン』の生産も今後は規制されることになったのです。
代替フロンとはHCFCやHFCと呼ばれる、水素、フッ素、炭素の化合物なのですが、このHFCはオゾン層を破壊することはないものの、温室効果は非常に高く地球温暖化防止という面から考えると極めて不適切な物質であることが分かってきました。
日本はこの代替フロンであるHFC等を2019年から2036年までの間に85%削減するという義務が課せられています。
この代替フロン規制によって私たち消費者が影響を受けることはありません。冷蔵庫やエアコンを製造するメーカー側が対応を迫られることになりますが、冷蔵庫はすでに温暖化に影響のない物質を使用したタイプになってきているので、これから新しく購入するという場合でも特に気にする必要はないでしょう。
エアコンに関しては現在、各社が環境保護に対応した物質の開発などに取り組んでいる最中です。
心配されるのは「有害なフロンを安全な冷媒に入れ替える必要がありますよ」「規制後は新しいエアコンに買い替える必要がありますよ」といった便乗商法が出ないかという点です。こうした冷媒の入れ替えや壊れてもいないエアコンを新しく買い替えをする必要はありません。
HFC等は『段階的に削減』していくことになっているため、私たち消費者は『エアコンを廃棄するときに適切な方法でフロンを処理する業者に廃棄を依頼すること』を意識すればよいでしょう。
投稿日:2017/03/11
引越しの際、最も大変な作業の一つに荷造りがあります。特に家具や家電などの大型のものには注意が必要です。一筋縄でいかない要注意の家具・家電の引越しポイントについてご紹介いたします。
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