投稿日:2020/02/07
高い家賃や賃貸物件の更新料にうんざり、思い切って引越しして広々とした部屋を友人とシェアしたい!と思っている人はいませんか。ルームシェアはさまざまなメリットがある反面、引っ越し後にトラブルになる例も少なくありません。ここではルームシェアを決める前に知っておきたいトラブルの例や決めておくべきルールについて、くわしく紹介していきます。
まずは実際にどんなトラブルが起こるか見ていきましょう。
家賃は人数で均等割といきたいところですが、部屋の広さは違うことがほとんど。他よりせまい部屋なのに全く同じ金額というのは不公平ですよね。
部屋の大きさに差がある場合、まずは家賃を人数で割りその金額から「一番せまい部屋はマイナス10,000円」「一番、広い部屋はプラス10,000円」などキリのいい金額でプラスマイナスを決めておくのがおすすめです。
また、次に説明する水道光熱費と同じように、家にいる時間が圧倒的に長いフリーランスの人が家賃を若干多めに負担すると、後で不満が出にくくなります。
家賃と違って水道光熱費の金額は固定ではありません。エアコンを酷使した翌月に当たる9月や12月頃は光熱費がぐんと上がる可能性大です。
請求が来てから毎月、人数で割って計算するのは面倒なので前もってお金を集めておくのが便利です。例えば「家賃プラス5,000円」などきりのいい金額を決めておけばいいでしょう。残った分は次月以降に繰り越し、予算オーバーした分は基本的に均等割します。
ただ、水道光熱費の負担に関しては「家にいる時間がどのくらいか」「電気代をどのくらい使っているか」などによっても異なります。以下、水道光熱費に影響するポイントを押さえておき、極端に金額が上がったら、話し合いをしてそれぞれの負担額を決めましょう。
水道光熱費の負担額も家にいる時間が長い人に対して不満が出るケースがあります。特に夏のエアコンなどは近年、使わずにはいられない暑さが続いていますから、夏場だけでも家にいる時間の人が若干高めに負担するなど前もって話し合っておくといいでしょう。
また、前もって集めている金額をオーバーしたら電気のつけっぱなしや水道の使いすぎなど、ムダがないかの見直しも行いましょう。電気のつけっぱなしや洗濯の回数を見直すだけで、予算内に収まるようになったというケースもあります。
「いつも自分がお皿洗いをしている」「相手がなかなか掃除をしてくれない」こうした不満もありがちなトラブル。共有スペースを清潔に保つためにも『やりっぱなしはNG』とルール化しておくのがベストです。
特に男女混合のルームシェアでは『女性がやってくれるもの』という考えは厳禁であるということも覚えておいてくださいね。
ルームシェアを成功させる秘訣は、前もっていろいろなルールを決めておくこと。最低でも以下、6つのルールは明確にしておきましょう。クラウド上や手書きのノートなどにルールを明文化しておくことをおすすめします。
生活していく上でトラブルが発生したときは、話し合いの場を設けて必要に応じて新しいルールを決定。新しいルールができたら随時追加していきましょう。
各々の部屋をどのように使うかは自由ですが、お風呂場や洗面所、トイレ、キッチン、リビングなどの共有スペースは清潔に保っておきたいもの。とはいえ、「清潔な状態」のレベルは人それぞれ違います。ルームシェアをする前に衛生観念が似たメンバーを選ぶことも重要でしょう。
●家事代行を依頼してみても
男性同士や女性同士でも片付けが苦手なメンバーが揃っている場合は、10日に1度くらいのペースで家事代行を頼んでみてもいいでしょう。1回2時間4,000~6,000円でお願いできる上、水回りなども完璧に清潔な状態にしてもらうことができます。人数で割れば負担も少なくて済むので、トラブルになるよりずっといいと思うかもしれません。
自分の部屋の掃除や洗濯は各自が行うとして、みんなで分担する家事をタスクとしてリストアップしておきましょう。
掃除は「お風呂やキッチンは毎日」「廊下は週に1回」など、場所ごとに頻度を決めておきます。当番制にしてもOKですが、TODOリストアプリで管理・共有し、自分の空いている時間にできるものにチェックしていくという方法も効率的。アプリ管理すれば、同じところを2回掃除してしまうということもありませんよね。ゴミ当番も自治体の回収日に合わせて、タスクとしてリストアップしておきましょう。
●時短家電の導入もオススメ
食洗機やロボット型クリーナーを導入することで面倒な家事の負担を減らすこともできます。特に食洗機は「汚れた食器がたまっている」という最大の家事ストレスをなくしてくれるスグレもの。水道代の節約にもつながるので是非、導入を検討してみてほしい家電です。
共同生活をする上では、お金に関するルールをきちんと決めておくことも重要です。必要なものは都度、誰かが立て替えて購入するのではなく事前に集めた共有予算を使うようにするのがベストです。
トイレットペーパーや掃除用品などの消耗品は共有予算から購入しましょう。調味料やお米なども自炊する頻度によっては、まとめて購入した方がお金もスペースも節約できます。共有予算で買うものと、各自が買うものもしっかりと分けて決めておくとトラブルを防ぐことができます。
また、電気のつけっぱなしや水道の使いすぎがないよう、全員が節約を心がけることも大切。この点に関しては、モラルや価値観が近い人を選ばないとルームシェア失敗につながるので注意してくださいね。
万が一トラブルが起きたら、ケンカせずに冷静に話し合いの場を設けるというルールを決めておきましょう。 不満はため込まない注意してくださいね。
自分の友達や彼氏を家に呼ぶときは、前もって知らせるようにします。その際、リビングやキッチンを使うならシェアメイトに了解をとりましょう。
特に異性の来訪は必ず事前にどのくらい滞在するかを知らせるのがマナー。なお、学生にありがちな「シェアメイトの彼氏が入りびたり」という行為は厳禁です。
ルームシェアでは誰か一人が退去すると、残る人の家賃負担額が上がってしまいます。退去の場合は何ヶ月前までにメンバーに知らせるとルールを決めておきましょう。
また、欠員が出た場合、なんらかの方法で入居者を募集するか、あるいはルームシェアそのものを解消するかなども決めておくといいでしょう。新しい入居者を募集する方法もいくつか検討しておくのがおすすめです。
仲がいい友達とはいえ、他人との共同生活は気を遣わなければならない場面が出てきます。楽しくルームシェアを続けるコツは「完璧を目指しすぎない、求めない」こと。戸締りや火の元など防犯上、問題になる行為は別ですが、それ以外はゆるく考えた方がストレスもたまりません。
同居したことによって友情が壊れてしまったということのないよう、お互いを尊重しながら大人の対応をすることが大切です。
投稿日:2020/02/07
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