投稿日:2019/04/12
「引越してきたばかりだからゴキブリはいない」「新築の家だからゴキブリはいないはず」こんなふうに思っていませんか?
でも、実際には引越し後しばらくしてからゴキブリを見かけてびっくりしたという経験を持つ人は少なくありません。引越し直後、荷物を運びこむ前の空き家状態の新居はゴキブリを対策をする絶好のチャンス。ここでは引っ越し後すぐにやるべきゴキブリ対策の方法について詳しく説明していきます。
「内見したときは清潔な部屋に見えたのに」そう思っても、引越し後、ゴキブリが出ることはあります。誰もいない家にどうしてゴキブリが発生するのか。その理由はいくつかあります。
・無人の家はゴキブリにとって快適な温かく、湿っていて暗い場所
・人間がいないので駆除されることがない
・侵入経路がふさがれていない
・周りの家で駆除されたゴキブリが入り込む
・ゴキブリは夜行性であるため、昼間内見したときには分からない
賃貸物件の場合、前の住人が出ていったあと無人の状態が続いていたため、ゴキブリが繁殖するのにはもってこいの状態になっています。誰も住んでいない家ではゴキブリが侵入口を通過しても駆除されることもありません。
また、マンションやアパートなどの共同住宅では、周りの家で殺虫剤やくん煙タイプの駆除剤などを使ってゴキブリ駆除を行うと、そこにいたゴキブリが空き家に逃げ込むことがあります。
前の住人が退去した後にハウスクリーニングが入っているはずですが、キッチンの戸棚の中など目につきにくい場所にゴキブリの卵が残っている可能性もゼロではありません。新居に入居後、小さいゴキブリを見つけたら要注意です。
念願の新築の一戸建てを購入し、引越しして数週間でゴキブリに遭遇するという話を聞くことがあります。新築の家にゴキブリが出る理由をあげてみましょう。
・近所に飲食店がある
・近所に畑や公園、ゴミ捨て場などがある
・近隣の家で害虫駆除を行った
・旧居から運んできた荷物にゴキブリの卵が付着していた
・排水管から侵入した
どんなに新しく清潔な家でも家の近くにゴキブリのエサとなるものがある場所では、ゴキブリの発生を完全に防ぐことは難しいといえます。ゴキブリは雑食でありゴミはもちろん畑や植木の肥料なども食べるからです。
また、新築の家の場合、排水管のなかに水が通っていないため下水からゴキブリが侵入してくる可能性もあります。新築の家だからといって安心せずに、引越し後は荷物を運び込む前にゴキブリ対策を行うようにしましょう。
中古の賃貸物件でも新築の家でも、引っ越し後にやるべきゴミ行うべきゴキブリ対策は同じです。
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①くん煙タイプの駆除剤を使用する | ②ゴキブリの侵入口をふさぐ | ③毒エサを置く |
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家具や荷物を運び込む前に、バルサンなどのくん煙タイプの駆除剤を使用して、入居前から住みついているゴキブリを駆除しておきましょう。
荷物を運びこむ前なら、殺虫成分を含んだ煙や蒸気から家具を保護する必要もありません。ゴキブリだけではなくダニやノミも退治してくれるタイプの駆除剤も多く、アレルギーのある方にもおすすめです。
より完璧な駆除を目指すなら、引越し後20日程度でもう1度、くん煙タイプの駆除剤をつかうのがおすすめです。
これは見えないところに卵が残ってたり、旧居から持ってきた荷物に卵がついていたりした可能性を想定してのこと。引越してきてから卵が孵化する20日後くらいのタイミングでくん煙タイプの駆除剤を再度使えば、ゴキブリを根絶できます。
なお、煙が出るタイプを使うときは火災報知器が反応しないよう、カバーなどをかけておくことをないようにしましょう。
ゴキブリは「え?こんなところから?」と思うようなところから侵入してきます。以下のポイントは必ずチェックしておきましょう。
● 排水ホースやエアコンのホースが通っている穴
穴に対してホースが細い場合、すき間ができていることがあります。防水パテなどを使って穴をふさいでおきましょう。
● キッチンのすき間を徹底的にふさぐ
キッチンのシンクの下などは見えない部分であるだけに、すき間が多くゴキブリの侵入経路になりやすい箇所です。すき間を見つけたら、ガムテープなどでふさいでおきましょう。
● エアコンの室外機から伸びているホースにキャップをする
「窓を閉めていても虫が入ってくる」そんなときはエアコンの室外機から出ているホースもチェックしてみてください。虫の侵入を防ぐキャップをつけておくと安心です。
● 通気口にはフィルターを貼ろう
風を通すための通気口もゴキブリの侵入口になりやすいと言えます。外側からフィルターを貼っておくことでゴキブリの侵入を防ぐだけではなく、ほこりや花粉が入ってくるのを予防できます。
● 排水管はトラップ付きのものに
稀なケースですが古い物件の中には排水管が直線タイプのものがあるようです。 S 字型や U 字型の排水管はカーブの部分に水が溜まるようになっていて、そのおかげで臭いの逆流や害虫の侵入が防げています。
シンクの下を確認し、排水管が直線タイプになっていたら不動産会社や大家に交渉するなどしてS字またはU字型の排水管に変えてもらうベストです。
「ブラックキャップ」などの毒エサを温かいところ、水気のあるところなどに置きましょう。冷蔵庫などなかなか動かせない家具や家電の後ろやベランダなどにも置けば完璧です。
毒エサは外部から侵入するゴキブリを駆除するのにも役立ちます。家の近所に飲食店や畑、公園、ゴミ捨て場などがあるとゴキブリが外から入ってくる可能性が高いです。玄関周りや窓の近く、ベランダなどに毒エサをおいておくといいでしょう。
マンションやアパートのような集合住宅の場合、一軒で駆除を行っても、ゴキブリは他の家移動し、そこで繁殖を続けます。そのため、ゴキブリ対策は全体で行う必要があるのです。
ゴキブリ対策を行ってもなかなか効果が得られないという時は管理会社や大家に相談して建物全体で毒エサを置いたり、置くタイプの殺虫剤を設置してもらうようにしましょう。
また、ゴミ置き場や共有部を清潔に保つ努力も必要です。建物全体で対策すれば確実にゴキブリの数が減りますよ!
投稿日:2019/04/12
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