投稿日:2021/07/19
連日35度を超える真夏日が続く日本の夏。重労働である引越しの作業もできれば避けたいところですが、場合によっては引っ越しせざるを得ないときもあるでしょう。
では、8月の引っ越しは安いのでしょうか、高いのでしょうか。ここでは8月の引越し料金の相場と猛暑の中、引っ越し作業をする際に注意すべきことについてまとめました。今年の8月に引っ越しをする予定の方は是非、チェックしてみてくださいね。
【重要】2021年8月22日まで東京都、沖縄県で緊急事態宣言、まん延防止等重点措置は埼玉、千葉、神奈川、大阪に発令されています。
コロナ禍で感染症防止対策をしている引越し業者は多数ありますので、見積もりを依頼する際に合わせてどのような対策をしているか確認をしてください。
特に『作業スタッフの検温、訪問時マスクと、アルコール消毒と、コロナ対策をしっかりしているか』見積もり時に引越し業者へ確認することをおすすめします。
引越し料金が高くなる繁忙期は3月と4月。 それ以外の時期は通常期となります。8月もこの上記に該当するので、交渉によっては引越し料金を安くしてもらうことも可能です。
ただし、8月は子供の夏休みと大人のお盆休みが重なる時期であるため、引っ越しがしやすいともいえるタイミング。また、夏休み中に引っ越しをして新学期からは新しい学校に通うというように節目にしやすい時期です。
さらに大学の中には9月や10月から新学期が始まるところが増えていることから、学生の単身引っ越しの需要も増える傾向に。そのため、8月の引越し料金は通常期の中でも閑散期と呼ばれる11月などに比べると若干料金が高くなる傾向にあるようです。
単身引越し
家族引越し
8月
42,718円
104,722円
4月
60,796円
88,964円
8月の引越し料金を安くできるのは、金、土、日を除いた平日、月曜日から木曜日。ただし、月初と月末は値引きしにくい時期なので外すのがベストです。
お盆の後になると新学期に備えて引っ越しする人が若干増えることから、できるだけ安く引っ越ししたいならお盆に入る前がおすすめです。
先祖の霊を供養するお盆はお祝いごとを避けるべきとされています。 引っ越しや新築した家の入居はお祝いごとであるため、お盆には行わない方がいいという考え方もあるようです。
また、先祖の霊を落ち着いて迎えるためにもお盆に引越しをしないほうがいいという意見もあります。とはいえ、仏教の考え方で「お盆の引っ越しは縁起が悪い」とされているわけではありません。
里帰りする人が多いことからも分かるように家族でのんびり過ごす人が多いお盆。そのため、引越し作業の依頼自体は減る傾向にあるため、値引き交渉しやすいという側面があるということも覚えておきましょう。
引っ越しは荷造りをするための準備期間や、引っ越し当日、さらに新居についてから荷解きをするまで数日の作業時間を要します。夏休み中にあたる8月なら休暇を申請したり子供の学校を休ませたりとスケジュール調整をする必要もなく、引っ越しをするにあたって家族の負担が少ない時期であると言えます。
ただし、お盆の前後は引越し業者のトラックが帰省ラッシュに巻き込まれてしまうことがあります。引越し業者に相談して渋滞しやすい時間帯を避けて移動する配慮も必要です。
賃貸物件の家賃は年間を通して一律ではありません。家を借りたいという人も時期によって増えたり減ったりするからです。
8月は賃貸物件を探している人が少ないことから、不動産業界において閑散期真っ只中とされています。そのため、気に入った物件が見つかったら家賃交渉もしやすいと言えるでしょう。繁忙期には難しい入居日の指定にも応じてくれることが多くなっています。
また、他の入居者とのバランスを考えて家賃を安くすることが難しい場合も、フリーレントの時期を設けたり礼金をなくすなどして便宜を図ってくれることもあるようです。
引越し料金を安くできる可能性がある8月の引っ越し。とはいえ体力を消耗しやすい暑い時期なので、春や秋冬とは違った配慮をする必要があります。8月の引っ越しは以下の点に注意しましょう。
引っ越し作業はホコリが舞うため窓を全開にしてエアコンを切って行うのが一般的です。暑さをしのぐためにも作業をする人がいる場所には扇風機を用意しておきましょう。
引越し業者のトラックの荷台は高温になりがち。プラスチック製品や高温に弱い精密機械などはダンボールに箱詰めするのではなく、自分の手で運ぶのが無難です。
その他、スプレー缶やガスボンベ、ライターなど高温で発火する恐れのあるものもダンボールには入れない方がいいでしょう。
涼しい時期であれば食材をクーラーボックスに入れて運搬することも可能ですが、8月は食中毒を避けるためにも、生鮮食料品は運ばない方が無難。冷凍食品も使い切っておきましょう。
高温になるトラック類では常温保存可能な調味料や加工食品も変質してしまう恐れがあります。どうしても持って行きたいものがある場合は自分の手で運んだ方がいいでしょう。
引っ越し作業に慣れている引っ越し業者のスタッフでも体力を消耗しやすい夏の引っ越し。家族で引っ越し作業をする際には、こまめに水分を補給し、熱中症にならないよう注意しましょう。
エアコンをつけずに窓を開けて作業をする場合、水分だけではなく塩分も適宜摂らなければなりません。スポーツドリンクや経口補水液なら、塩分を吸収しやすくなる糖分も含まれています。単なる水よりも飲みやすいので、夏の引っ越し作業時の水分補給には最適です。
また、疲れたなと感じたら早めに休憩をとるようにしましょう。
エアコンを入れずに作業をしていて、気がついたら汗がダラダラ…ということが多い8月。すぐ取り出せる場所に汚れてもいい着替えを数枚、用意しておくことをおすすめします。また、ボディーソープやバスタオルなどシャワーや入浴に使うアイテムもスタンバイさせておくといいでしょう。
窓を開放して引越し作業を行う場合、虫が部屋に入ってきてしまいます。蚊に刺されることが多くなりますので、虫よけや蚊取り線香、殺虫剤などを用意しておくと安心です。
投稿日:2021/07/19
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