投稿日:2021/02/09
引越しの日程を決めるにあたり気になることのひとつが週末や祝日を選ぶか、平日を選ぶかという点です。ここでは平日と週末などの休日、祝日の引越し料金の相場を比較しながら、どのくらい引越し料金に差があるかを詳しく説明していきます。
「休日よりも平日は引越し料金が安くなるらしいけれど、わざわざ有休をとってまで平日に引越す必要があるの?」という疑問をお持ちの方は是非、チェックしてみてくださいね。
引越し料金は旅行などと同じように需要が多い時期である繁忙期に高くなり、需要の少ない閑散期に安くなります。地域や引越し業者ごとの違いもありますが、以下3つのタイミングや引越し料金が高くなりがちです。
・引越し件数が増える金、土、日や祝日
・家賃の区切りがよくなる月末
・3月下旬から4月上旬の繁忙期
引越し料金は休日よりも平日が安くなりますが、同じ平日でも月末や月中より、月初の方が割引率は高くなります。また、都道府県をまたぐ引越しで翌日以降に新居に到着する場合、出発日と到着日の両方を平日にするのがベストということも覚えておいてくださいね。
では、実際に引越し条件や荷物の量を指定して平日と週末の料金を比較してみましょう。ここでは料金の差を分かりやすくするため、平日は仏滅など割引が最大限に適用される日を、休日は大安の土曜日など引越し料金がもっとも高くなると想定される日を選んで計算しています。
まずは単身引越しから見ていきます。
引越しの条件
東京都から東京都内への引越し、50㎞以内、車で20分程度、1戸建てから集合住宅の2階へ引越し、引越し先のエレベーターあり、道路幅は2台の車がすれ違える広さ
荷物の量
一般的な荷物の量の単身引越し冷蔵庫、シングルベッド、タンス、テレビ、ダンボール15個以内(衣装箱4個含む)オプション作業なし
日通の単身パックの引越し料金を見てみると「土日祝日の配達」は+2,000円、「土日祝日の夜間配達」は+4,000円、「3/16~4/15までの期間」は+5,000円。一般的な引越しプランで依頼するよりは金額を抑えることができると言えます。
東京都から東京都への引越し
土曜日(大安)
36,000~41,000円
平日(仏滅)
52,000~62,000円
東京都から神奈川県への引越し
土曜日(大安)
51,000~61,000円
平日(仏滅)
25,000~30,000円
平日と休日にあたる土曜日の引越し料金の差は約14,000~20,000円です。さらに都道府県をまたぐ引越しになると、平日と休日の差額は倍近くになることが分かります。
日通の単身パックのように、基本的に引越し料金が決められているプランを選ぶという方法もあります。
続いて家族の引越しについて見ていきましょう。家族3人で引越しする場合の引越し料金はどうなるでしょうか。
引越しの条件
東京都から東京都内への引越し、50㎞以内、車で20分程度、集合住宅の2階から一戸建てへの引越し、引越し先のエレベーターあり、道路幅は2台の車がすれ違える広さ
荷物の量
ダブルベッド、冷蔵庫、洗濯機、タンス大、テレビ大、洗濯機1、レンジ1、ダンボール36個(衣装箱5個を含む)
東京都から東京都への引越し
土曜日(大安)
36,000~41,000円
平日(仏滅)
52,000~62,000円
東京都から神奈川県への引越し
土曜日(大安)
88,000~98,000円
平日(仏滅)
52,000~62,000円
都内から都内での引越しの場合、16,000~21,000円の差があります。さらに都道府県をまたぐ家族の引越しの場合、平日と休日では3万円以上もの差が出ることが分かりました。
その日によってどのくらい割引ができるかの目安を公開している引越し業者もあります。前もって自分が引越しできそうな日に割引がある引越し業者や、少しでも割引率が高い引越し業者に見積もりを依頼するという方法もありでしょう。また、引越し業者独自のキャンペーンや割引が用意されていることもありますので要チェックです。
引越し料金は曜日だけではなく、月末、月初にかかるかどうかによっても金額が変わるので要注意です。
また、お正月明けやゴールデンウィーク明けなど、大型連休の後は引越しの件数自体が少なくなるため、引越し料金が安くなるというのも覚えておきたいポイント。反対に大型連休中は引越し料金も跳ね上がるので注意が必要です。
さらに大安か仏滅かといった六曜によっても金額に若干差が出ることがあります。縁起を活がないという人は大安以外の日を選んでみては?
引越し料金を抑えたいといっても、転勤や入学、卒業などに伴う引越しは日程をずらせないことも多いのでしょう。特に3月下旬から4月上旬の繁忙期は早めに予約を入れないと、希望の日程で引越しできなくなってしまう恐れもあります。引越し難民になって、家賃を余分に払うようなことになってしまっては本末転倒ですよね。では、こうした場合に少しでも引越し料金を安くするにはどうすればいいのでしょうか。
まず、できるのは引っ越し作業の時間指定をおまかせにすること。引越し作業は午前中からしたいという人が大半なので、午後便やフリー便を選ぶことで引越し料金が高いに日程でも金額を抑えることができます。
家具や家電などダンボールに入らないものだけ搬入出を依頼し、ダンボールを自分で運ぶことで引越し料金が安くなることもあります。単身引越しなど、荷物がそれほど多くない場合や家族での引越しでもお子さんのいないご夫婦であれば、自分たちでダンボールを運ぶことを検討してみてもいいのではないでしょうか。
日程が変更できない場合、早めに予約を入れることで早割割引が適用になることもあります。
単身引越しでも家族の引越しでも、引越し料金は平日の方が安いということが分かりました。特に都道府県をまたぐ引越しなど、数万円の差が出ることもあるので、時期によっては有休を取得しても平日に引越し作業をした方がお得になることもあります。
とはいえ、同じ平日でも月末や繁忙期はどうしても料金が高くなりがち。引越しの日程をずらせないという方は、早めに予約を入れて早割を受けるか、時間指定なしのおまかせ便にするなど、少しでも料金を安くする工夫をしたいですね。
投稿日:2021/02/09
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