投稿日:2019/03/12
引っ越しの際に運搬する家電のなかには新居に到着後、新たに配線や設置をし直せなければならないものがあります。なかでも早めに対処したいのがテレビです。
ここではテレビを運ぶ際の正しい梱包方法や注意点、処分の方法などから転居後の配線や設置方法についてわかりやすくまとめています。引っ越し後、テレビが映らない!ということのないよう、確実に準備しておきましょう。
テレビの液晶部分は梱包をきちんとしておかないと、破損して映らなくなってしまうことがあります。自分でテレビを梱包する際には、プチプチの緩衝材で液晶部分をくるみ、さらにダンボールなどで補強するようにしましょう。
また、液晶部分はぶつけるのがNGであるのはもちろん、手で強く握っただけで破損してしまうことが。梱包を解いて箱から取り出すときも必ずフレーム部分を持つようにしてくださいね。
大手引越し業者の中には薄型テレビ専用の梱包ケースを用意しているところがあります。引越し業者が決まったらテレビ専用のケースをレンタルしてもらえるか確認してみてくださいね。
アート引越センター
不織布やクッションパッドなどでできた再利用可能のテレビ専用運搬ケース。大型テレビでも安心して持ち運べるだけではなく、ほこりやチリがつきにくい、ゴミが出ないといったメリットも。https://www.the0123.com/about/material/home.html
日本通運
薄い大型テレビを短時間で梱包できる資材「薄型テレビ専用梱包資材」を用意。 32V型~42V型までの薄型テレビを梱包できます。https://www.nittsu.co.jp/press/2011/20110113-1.html
細長い付せん紙などを用意し、①①、②②など対になるように番号を書き込んでおきます。
テレビの電源を切って配線を抜いたらコード①、端子①となるように付せんを巻きつけていきます。 コードの方は付せんが外れないようにホチキスで留めておくといいでしょう。
複数の配線をまとめたら100円均一で売られているようなキッチン用のジップつきビニール袋などに入れ、ビニールに「テレビ」と記入。このビニールとチューナーなどをまとめて箱に入れておくと引っ越し先での配線、設置がスムーズに行えます。
テレビは家電リサイクル法に基づいて処分する必要があります。 テレビを購入した小売店や家電リサイクル協力店などに連絡をし、 収集運搬料金とリサイクル料金を支払って処分してもらいましょう。
直前に処分しようとすると、料金の高い不用品回収業者などに依頼しなくてはならない場合もあります。早めに自治体のサイトなどで処分の手順を確認するようにしてくださいね。
テレビ放送の種類には、地上波(地デジ)、衛星放送、ケーブルテレビの3種類があります。地上波はNHK以外無料の放送、衛星放送とケーブルテレビは契約していないと受信することができません。
ここからは引っ越し先でテレビを設置したものの、電源を入れてもテレビが映らないというときの対処方法について紹介していきます。
B-CAS(ビーキャス)カードと地域設定を見直そう
衛星放送やケーブルテレビなどの有料契約をしていない場合でも、通常の地上波(地デジ)は試聴することができるはずです。
引越し後、地デジが映らない!という場合、まずはB-CAS(ビーキャス)カードがきちんと差し込まれているか確認しましょう。テレビの後ろまたは横に挿入口がついています。
B-CASコードが挿入されているけれど映らない…というときは、「地域設定」をやり直してみてください。
テレビのリモコンにある「メニュー」ボタンから「設定」を選び、郵便番号と都道府県を入力します。この設定をやり直すことでテレビが放送局を検索し、自動で正しい設定を行ってくれます。
マンションやアパートなどの集合住宅は建物全体で地デジを受信するためのアンテナが設置されているか、ケーブルテレビに加入していることが多くなっています。こうした建物では、コンセントをつないで電源を入れればテレビが映るはずです。
しかし、建物自体が古くアンテナの設置がされていなかったり、ケーブルテレビの受信ができても契約は個人でしなければならない物件もあります。こうしたケースでは、電気店などに依頼してアンテナを取り付けるか、ひかりtv やケーブルテレビなどの契約をしなければなりません。
個人でアンテナを設置する際は、初期費用として3~8万円のアンテナの購入代金・工事費用がかかりますが、その後のランニングコストは不要です。光テレビやケーブルテレビなどに加入すると工事費用はかかりませんが、毎月の使用料が発生します。
一戸建ての場合、テレビを受信するシステムは準備されていないため、アンテナ設置工事まはた何らかの契約をしない限りテレビは映りません。
集合住宅の場合と同じようにアンテナを設置するか、ひかりTVやケーブルテレビなどの契約をする必要があります。
新居でテレビが見られないということがないよう、引越し前に管理会社や不動産屋に確認して、アンテナの設置状況やひかりTVなどの加入状況について確認しておくことをおすすめします。また、加入しているサービスの変更手続きの実施や、継続して利用するかどうかの検討もしておきましょう。
引っ越しの際にはNHKの登録についても住所変更が必要となります。支払い方法の変更も可能です。
フレッツ光などに加入している場合、引越しに伴い以下の変更手続きが必要になります。解約する場合、手数料がかかることもあるようです。
・フレッツ光回線の移転手続き
・ひかりTVサービスの住所変更手続き
・お支払い方法変更
・チューナーの再設定
旧居でケーブルテレビに加入している場合、引越し先でもサービスが利用できるか確認しておきましょう。
継続して利用する場合、1カ月前を目安にホームページから変更手続きをしておきます。旧居における設備撤去や、新居での設置工事が必要になることもあるので、要注意。引っ越しの繁忙期は設置工事の予約も混雑します。
ケーブルテレビのエリア外となるときには、引越し前にケーブルテレビの解約手続きが必要です。
投稿日:2019/03/12
引越しの際、最も大変な作業の一つに荷造りがあります。特に家具や家電などの大型のものには注意が必要です。一筋縄でいかない要注意の家具・家電の引越しポイントについてご紹介いたします。
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