投稿日:2019/03/19
家具や家電といった大きな荷物の荷造りに関しては計画的に準備していても、こまごまとした台所用品や食材などは、当日になってどのように荷造りしていいかを慌てることも少なくありません。
特に食材に関しては、生鮮食料品の他にも、使いかけの調味料や飲料など液体のものが多いだけに梱包方法に頭を悩ます人もいるようです。ここでは、食材や台所用品、台所の家電、家具などの荷造りで抑えておくべきポイントをまとめてみました。
どんなにていねいに梱包をしても、運び方や気温などによって変質や液モレが起こりやすいのが食材。特に家族が多い方は冷凍食品や買いだめしている食材などもあるため、1ヶ月くらい前から計画的に食材を減らしていく必要があります。
● 引越しの1カ月前、買い置きをやめる
冷凍食品や買い置きの食材の購入をストップします。すぐに使う物以外、缶詰や乾物などの購入もやめ、残っている食材でできるメニューを中心に料理するのがおすすめです。 冷凍食品も徐々に減らしていきましょう。
また、お正月用品など普段使わない食器類は引越しの数週間前からダンボールに詰めていくといいでしょう。
● 引越しの1週間前、買い物をストップ!
1週間前から生鮮食品の残りを確実に消費していきます。キャベツや白菜などの大きい野菜は残りやすいので、新しく購入するのは控えて。冷蔵庫の野菜や肉類をまとめて消費するなら、鍋料理がいいでしょう。スーパーでの買い物は極力控えて、使う分だけを買うようにします。
このころから最低限、使うもの以外の食器類を梱包していきましょう!
● 引っ越し3日前は外食や献立キットを利用!
ゴミの収集日に間に合わなくなることを防ぐため、3日前からはデリバリーや外食、 料理キットなどを上手に利用するのがおすすめ。
外食やデリバリーだと野菜不足になりがちですが、最近は袋から出すだけで食べられるサラダのセットや千切りにしたキャベツなども売られています。こうした食材は、洗う手間も省けるのでとても便利です。
もうひとつ、利用してみてほしいのが「調理キット」。使う分だけの食材が用意されているので余りが出ず、ゴミの削減にもつながります。カット、下ごしらえ済で時短にも◎。最近では通販や宅配だけでなく、大手スパーでもこうした調理キットを購入することができます。
・トップバリュ 丸ごと献立キット
(出典:トップバリュー https://www.topvalu.net/tv-cookit )
引っ越し当日になって慌てがちなのが調味料やお酒など液体ものの荷造り。普通にキャップを閉めただけでは、搬送時に液モレを起こすことがあります。とくにしょうゆやみりん油などがが液モレして、周りの荷物にしみ込むと臭いがついたり、シミが取れなくなることも。では、食品の荷造り方法をまとめて紹介しましょう。
● 使いかけ液体調味料類の梱包
使いかけの液体調味料類はキャップをきつめに閉め、キャップのまわりにさらにラップを巻いて輪ゴムで留めておきます。その上で、ドレッシングや油などのビンは新聞紙でくるんだり、ビニール袋に入れるようにすれば万全です。
● 調味料、飲料はまとめてダンボールに
液体調味料やお酒などのビン類はまとめてダンボールに入れます。すき間ができたら丸めた新聞紙などで中身が動かないように固定しましょう。ダンボールには「調味料類」などと中身がわかるように書き込み、天地を逆にされないよう「こちらが上」と書いておくと安心です。
● 油やドレッシング類の捨て方。春夏は早めに処分する
残っている揚げ物用の油を廃棄する時はどうすればいいでしょうか。専用の油凝固剤などがあると便利ですが、新聞紙とビニール袋または牛乳などの空きパックを利用して捨てることもできます。牛乳パックは内部がコーティングされているため、液体が染み出す心配もありません。
まずは二重にしたビニール袋や牛乳の空きパックに丸めた新聞紙を詰めていきます。そこへ冷めた状態の油を注ぎましょう。自然発火する恐れがあるため、水も含ませます。その後、バックなら口をテープ、ビニール袋は輪ゴムなどできっちりと閉めます。こうすれば燃えるゴミとして廃棄できます。
この方法は油だけではなく、使いかけのドレッシングや焼肉のたれなどを捨てる時にも応用できます。
夏の暑い時期になると油は臭いを発することがあります。引っ越し日が近づいたら早めに廃棄するのがおすすめ。なお、排水溝に流すのは詰まってしまうので、厳禁です!
どうしても使い切れない食材が残ってしまったけれど、高価なものなのでできれば廃棄したくないというときやマヨネーズやケチャップ、バターなど常温で運べない食材のために、頬保冷剤を入れたクーラーボックスを用意しておくと便利です。
ただし、遠方への引越しは食中毒のリスクを避けるため、常温で運べない食材は廃棄するのが賢明です。
自治体によっては燃えるゴミの収集日が週に2回しかないというところがあります。場合によっては引っ越し当日に大量に出たゴミが捨てられないということも。
引っ越しの日程が決まったら燃えるゴミ、不燃ごみ、プラスチック類、新聞紙などそれぞれの最終収集日を確認し、ゴミを出せる日に確実に出すようにしていきましょう。
発泡ポリエチレンでできた柔らかいシートである「ミラーマット」は食器の間にはだんだり、ビンをくるんだりするのに最適です。強度自体はそれほど強くないものの、プチプチよりもかさばりません。
台所家電や食器棚などに貼るための「養生テープ」も一つ用意しておくと便利。養生テープはガムテープと違って手でちぎりやすくはがした後に粘着剤が残りにくいというメリットがあります。
お酒やしょう油など、液体のものは重量があるため厚手のダンボール箱を用意します。調味料類を入れるときは、まずダンボールの箱に新聞紙を敷いておくと液モレが起きたときでも安心です。
液体類は液モレしたときのことを考えて、ビン類や調味類などでまとめ単独で箱詰めするようにしましょう。また、底が抜けないようダンボールの底面をガムテープで補強しておくのも忘れないでくださいね。
新しいタイプの冷蔵庫は引越し当日に電源を抜いても問題ないものが増えていますが、冷凍庫の霜が溶けて水漏れする恐れがあることを考えると、前日夜までにコンセントを抜いておくのが安心です。
翌朝になると冷蔵庫の水受けタンクに水がたまっているので、その水を捨てておきます。自動製氷機がついてる冷蔵庫は製氷機の水と氷も捨てておきましょう。
冷蔵庫の梱包は引越し業者が行ってくれるので、表面と内部をきれいに拭いておくだけでOKです。
内部を空にしておきます。梱包は引越し業者にお任せしましょう。なお、食器洗浄機の設置時に工事が必要だった場合、取り外しにも工事が必要となります。
引越し業者を通して取り外し工事を依頼することもできるので、引越し料金の見積もり時に相談してみてもいいでしょう。
食器棚の中身は空にしております。引き出しの中の調理器具は引き出しごとにまとめてミラーシートや新聞紙などで包んでおくと、開梱したあとすぐに引き出しに戻すことができて便利です。
● 包丁やはさみなど、刃物はまとめてひとつのダンボールに!
包丁やはさみなどの刃物類はけがを防ぐために、別のダンボールに詰めるようにしましょう。包丁の刃の部分は、切って折りたたんだダンボール紙などではさんで、ガムテープで留めておきます。
食器棚自体の梱包は引越し業者が行います。ガラスの扉など外せるものは外して別に梱包してくれることもありますが、取り外ししない場合、扉や開いたり、引き出しが飛び出したりしないように養生テープで留めておくようにしましょう。
投稿日:2019/03/19
引越しの際、最も大変な作業の一つに荷造りがあります。特に家具や家電などの大型のものには注意が必要です。一筋縄でいかない要注意の家具・家電の引越しポイントについてご紹介いたします。
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