投稿日:2020/03/13
近年、3~4月の引越し繁忙期に「費用が高い」「予約が取れない」などの理由で引越しができないいわゆる『引越し難民』が増えています。引っ越し業界や運送業界の人手不足もあり国土交通省が引っ越し時期を分散させるよう呼びかけていましたが、2020年の予約状況はどのようになっているのでしょうか。また、新型コロナウイルス感染拡大が広まるなか、引越し作業や引越し前後の役所での手続きなどにどんな影響が出ているのかまとめました。
国土交通省が大手引越し業者からの聞き取りをもとに公表した2020年度3~4月の引越し予約の混雑状況は以下の通りです。(2020年2月17日現在のデータ)
混雑している
3月14~21日、3月26~28日、4月1日~7日、13日
非常に混雑している
3月22~24日、3月29~31日
この期間以外は「やや空きがある」となっています。 引越し難民の増加を避けるため、昨年末から国土交通省が引っ越しの前倒しや後ろ倒しを呼びかけていたこともあり、2020年は3月上旬に引っ越しを済ませた方も多く、例年に比べて混雑期が分散された印象です。
5月以降は緊急事態宣言の期限により、継続か終了かにともなって状況は変わってくると思われます。引き続きニュースを注視いただければと思います。
まずは近所にある地域密着型の引越し業者や運送業者に相談してみましょう。引越事業者優良認定制度の認定を受け、『引越安心マーク』を取得している引越し業者の他、運送業者でも引越しに対応してくれるところがあります。単身引越しの場合は、軽貨物運送業(赤帽)などにも諦めずに問い合わせてみましょう。
全日本トラック協会引越安心マーク制度
(引越事業者優良認定制度)
都道府県別一覧表
【まだ引越しをするか迷われている方へ】
緊急事態宣言が5月以降もどうなるかわからない状況です。その状況下、引越し先の家が決まっていて引越し作業を依頼せざるを得ない人もいらっしゃると思います。
「コロナ対策をしている引越し業者」は多数あります。
先にいくつかの業者へ見積もりだけでも依頼して、引越し業者へ「いつなら安全に引っ越せそうなのか、料金はどれぐらいになるのか」を確認しておくことをおすすめします。自宅にいる時間が多くなった今のうちに検討してみてください。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で3~4月の引越しを取りやめる利用者が増えているようです。人の移動が増えるのを抑えるため企業が人事異動の発令を遅らせていることも影響していると考えられます。
とはいえ、4月から新しい学校に入学するお子さんがいるご家庭など、この時期に引っ越しをせざるを得ない方もいるでしょう。今の時点で引っ越しの予約が難しい方は、ひとまず生活に必要なものだけを持って移動し、比較的余裕がある4月8日以降に本格的な引越し作業を後倒ししてみてはいかがでしょうか。
ウイルスの感染を防ぐためにも、できるだけ人と接する機会は減らしたい……。そんな声に応えるため、訪問見積もり不要でメールか電話だけで、引越し料金を提示してくれる「ケーエー引越センター」のご紹介です。
ケーエー引越センターでは、社員へ平日休日を問わず、以下記載の感染対策を指導しています。
・うがい、手洗い
・休日は自宅にて過ごし、出歩き自粛の指導
・マスク着用の指導
・通勤手段を電車以外とするよう指導
設備にも以下のような対策をしています。
・運行する全トラック車両にアルコール消毒除菌を完備
・運行する全トラック車両・キャビン内を業務用オゾン発生器でウイルス消毒殺菌
・社内エリアを業務用オゾン発生器でウイルス消毒殺菌
※オゾンはウイルスも細胞も死滅させます。
※オゾンは、その強力な酸化作用によって、細胞構成成分である核酸(DNA・RNA)を溶解し、ウイルスも細胞も死滅させます。また遺伝子が変化した耐性菌を作らないのも特徴です。
訪問見積もりなしで引越しの依頼ができても、引っ越し当日は人との接触を避けることはできません。引越し業者側ではスタッフにマスクを着用させるなどの対応をしていますが、作業時間そのものをできるだけ短くして人との接触を少なくするためにも、荷造りは前日までに済ませておくのがベストです。
国土交通省が行った大手引越し業者への聞き取りによると、引っ越し当日に荷造りを手伝った割合は、単身引越しで5割、世帯引越しでは約7割。実は当日までに荷造りが完了していない方が多いのです。引っ越し作業に遅れをださないためにも、荷造りは前日までに完了させておきたいですね。
トラックが到着するまでに荷造りを終わらせ、搬入出をスムーズにするためにも以下のポイントを押さえておきましょう。
・ダンボールが足りなくなったら早めに引越し業者に連絡する
・不用品はできるだけ処分しておく
・搬入出時の作業効率を考えて、炊飯器やトースター、湯沸かしポットなどのダンボールに入るサイズの小型家電はダンボールに入れておく(フタはしなくてOK)
・洋服や本などに比べ、壊れやすい食器類の梱包には時間がかかるため、すべての荷造りが終わりそうにない!というときは、食器だけでも梱包を終わらせておく
自治体への転入届けは原則として、引越し後14日以内に提出することになっています。特に新入学や異動の季節である春は転入手続きのための来庁者が集中し、市民課や区民課の窓口が混雑して待ち時間も長くなる傾向にあります。混雑することで、ウイルス感染の可能性が高まるため、各自治体で混雑緩和ための対策をとっているところが増えているようです。
総務省からは2020年3月6日付で「転出証明書」の受け取りについては郵送で行ってもよいという通知が出ており、転入についても当面の間は転入後14日を過ぎても手続きを認めるとしています。
役所に行く前に郵送で手続きができないか、比較的空いている土日に開庁していないかなど、転入先の自治体でどのような対策をとっているか確認することをおすすめします。
投稿日:2020/03/13
引越しの際、最も大変な作業の一つに荷造りがあります。特に家具や家電などの大型のものには注意が必要です。一筋縄でいかない要注意の家具・家電の引越しポイントについてご紹介いたします。
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