投稿日:2021/04/27
コロナ禍が日本の経済に深刻な影響を与えつつある今。仕事を失ったり、収入が減ったりしている人が増えていて、家賃や住宅ローンの支払いが滞ってしまう……というケースが少なくないようです。「もっと家賃が安いところに引っ越した方がいいのかな?」と考えている方も多いかもしれませんが、賃貸物件の家賃は下がっているのでしょうか。
不動産会社アットホームの調べによると、2020年12月時点の東京23区にある賃貸物件の家賃はシングル向き、カップル向き、ファミリー向き、大型ファミリー向けなどすべての広さの物件で前年同時期の家賃を上回っているのだそう。
特に大型ファミリー向けマンションの家賃は神奈川県、千葉県などで2015年1月以降最高値を更新。23区内の30~70㎡のアパートも2015年1月以来の最高値を記録しています。
つまりほぼすべての物件で前年同時期の家賃を上回っているということ。2015年から長期的に家賃は上がり続けていて、コロナ禍においても賃貸物件の家賃は下がることなく、上昇し続けているということになります。
2020年11月から2021年3月までの5カ月間という短い期間に絞ってみると、30~50㎡のアパートについては家賃が下落しています。つまり、シングル向けやカップル向けといったの比較的、狭い部屋に関しては家賃が下がっているということ。
大学生の中には「入学してから一度も対面授業に出ていない」という人もおり、一旦契約したアパートを解約して実家で戻るという人も。オンライン授業なら、大学から遠い実家から受けても変わりはないからでしょう。また、企業の転勤も減少し、入社前の研修もオンラインで行うというところが増加。シングル向けの物件は空室が増える傾向にあるようです。
2021年4月17日、東京都では3月の緊急事態宣言解除後で最多の感染者数が出ています。毎年、3~4月の繁忙期は引越しが増え、家賃も上昇する傾向にありますが、2021年の繁忙期はコロナが収束することなく家探しをする人も例年に比べると減少ぎみのようです。
したがってシングル向け、カップル向けの物件は入居者が決まりにくく管理会社や大家さん側が家賃を下げざるを得なくなることが考えられます。
この時期、賃貸契約の更新があるという方は、同額の家賃で今より広い部屋を借りられないか検討してみてもいいでしょう。あまり人気のあいエリアのシングル向け物件に入居している方は更新料や家賃の値引き交渉をしてみてもいいいかもしれません。
コロナが収束するまで、引っ越しは後回しにしようと考えていた方も、そろそろ本格的に家探しをしたいと思っているかもしれません。とはいえ「感染の可能性を考えると不動産会社に出向いたり、何件もの物件を見て歩いたりするのは心配」 という方もいるでしょう。
多くの不動産管理会社が物件探しや内覧をオンラインでできるツールを用意しています。内覧は担当者が実際に物件に出向き、見ている側とスマホやタブレットで接続しながらリアルタイムで行えるので『クローゼットの中を見たい』『ベランダからの景色は?』など、質問することも可能です。
さらに入居する物件を決めた後も入居の申込みから契約の手続き、鍵の引き渡しまでオンラインや非対面で行う環境が整いつつあります。これなら安心して家探しをすることができそうですね。
オンラインで家探しをしたら、引越しの見積もりもオンラインで済ませてみてはいかがでしょうか。大手引越し業者のでは営業担当者が実際に足を運ぶことなく、 Web 上や LINE で荷物の量や運びたい家具の大きさを見てもらうことで、引っ越しにかかる費用を算出できるシステムを用意しているところが増えています。特に単身引越しの場合、訪問見積もりが不要というところが多いようです。
「人との接触を減らしたい」という方はもちろん、忙しいので対面での見積もりは時間が取れないという方や、女性の一人暮らしで他人を家にあげたくないという方もこうしたオンライン引越し見積もりサービスを積極的に利用してみてはいかがでしょうか
投稿日:2021/04/27
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