投稿日:2017/05/08
引越し時の荷物は、時期の融通を利かすことが難しい場合があります。例えば、退去と新居への移転のタイミングが合わせることができない場合などが挙げられます。 こういった引越し準備で困った際に、荷物を一時的にどこかに預けることができるサービスが『トランクルーム』です。
以下のような時期の融通を利かすことが難しい引越しや自宅のリフォームのときなどに利用する方が増えています。
すぐには使わない家具や家電などの大型荷物を数日単位で預けることも可能で、使う人のニーズに合わせていろいろな使い方ができるのがトランクルームです。引越し業者がトランクルームサービスを行っている場合もあり、部屋の退去から新居の引越しまで時間があった場合でも、一時的に荷物を預けることが可能です。利用料金は1日単位や1週間単位、1か月単位などさまざまです。
トランクルームと似たサービスでレンタル収納スペースというサービスがあります。業者によって違いますが、この2つの大まかな違いを理解しておきましょう。
【トランクルーム】
倉庫会社が管理しているもの。物を預ける寄託契約にあたる。温度や湿度の管理もされていて人の目が届いているので安心。破損や汚損などの補償もあるが、営業時間外に荷物の出し入れができない。
【レンタル収納スペース】
不動産賃貸借契約を交わして『物を収納するスペースを借りる』サービス。運営しているのは不動産会社が多い。24時間、好きなときに荷物を出し入れすることができるのが特徴。ただし、屋外のコンテナなど防犯上の不安がある。最近は屋内で24時間セキュリティ監視しているところも。
レンタル収納スペースは、防犯カメラがあっても原則、無人というところが多くなっています。そのため、高価なものを置いておくのには向いていません。また、月単位の契約なので引っ越し時の一時的な利用では高くついてしまうことも。
屋外のレンタル収納スペースは工具や季節の家電、スポーツ、アウトドア用品など『普段使わないのにスペースをとってしまうもの』『捨てられないもの』を置いておく場所に適したサービスと言えるでしょう。なかにはコスプレの衣装やバイク用品、コレクションしているレコードなど、趣味のグッズを大量に保管している人もいるようです。
引っ越しで一時的な預かりサービスを利用する場合、以下の2つの選択肢があります。
トランクルームでは一時保管の月額利用料に加え、事務手数料や会員登録費用が発生する場合があります。また、荷物を自分で運ばなければなりません。
トランクルームにはマンションタイプ、コンテナタイプなどの倉庫形態がありますが、料金体系はおおむね同じで預かり費用はマンションタイプのほうが高くなります。料金相場については都心のほうが高く、地方の方が安め。約0.5畳を借りる場合、東京23区の場合、月額費用は5,000円以上、 都心を外れると4,000円以上というケースが多く、地方では2,000円台で借りることもできるようです。
現住所や引越し先の住所から近くて安い業者を探して利用するにはネットで検索してみましょう。駐車場の有無や24時間出し入れできるかなども忘れずにチェックしてくださいね!
【Day倉庫】(東京都江東区辰巳)
その名の通り、1日単位で荷物を預けることができるサービス。荷物のサイズと重さ、荷物の量に応じた料金設定で、1日単位で利用できるのが特徴。敷金や保証金、初期費用なども不要なので出費を最低限に抑えることが可能です。倉庫会社として有名な月島倉庫が運営しているため、保管はすべて屋内、防犯面や保管環境も安心。
マンションや自宅を売却する際の内覧時に数日間、荷物を預けるという人も。部屋の荷物が少なく、きれいに使っていると査定がアップするのだとか。
【キュラーズ】
3,000円台から使えるトランクルームを全国展開しているキュラーズ。空調管理されているので、長期間預けた荷物にカビが…というトラブルもありません。スタッフ常駐で24時間出し入れOK、その日に申しこんですぐ利用すること可能です。
23区内にある店舗でもお客様駐車場完備なので、荷物の運搬もスムーズ。利用料金は畳1畳スペースで1か月当たり、23区内で13,000円程度、神奈川県内で10,000円前後、大阪市淀川区で8,500円程度となっています。
【ハローストレージ】
全国の主要都市をカバーしているチェーン。ALSOK/セコムでの24時間警備、場内灯設置、24時間利用OKという便利なサービスで屋内型トランクルームや屋外型トランクルーム、バイク専用のBOXなどニーズに合わせて選ぶことが可能。1.5畳1か月の利用料金は都内で8,000~10,000円、横浜市内で5,000~8,000円程度。
業者によって異なりますが、解約時は前月中に申請しなければ翌月トランクルームを使用しないのに 1か月分の費用が発生してしまうところも。
引っ越し業者のなかには引越しを依頼すると、一時的に荷物を預かってくれるところがあります。預入期間が短期間なら、引っ越し業者のサービスを利用するのがおすすめ。ただし、保管期間中、頻繁に荷物を出し入れできないケースがほとんどです。
なかには『カルガモ引越しセンター』のように相談次第で荷物を無料で預かってくれるところもあるので、引越し料金と合わせてどこが一番、お得になるかまずは見積もりを依頼してみましょう!
【カルガモ引越しセンター】
日程調整が難しい引越しのために1か月内であれば、無料で荷物を預かってくれます。(要相談)
【サカイ引越センター】
新築やリフォームの際の一時預かりのみ対応。 料金は荷物の量によって変動します。特殊な品物は別途料金がかかることも。一時保管契約書等が必要となるため、訪問見積が必要となります。
【アリさんマークの引越社】
自社に荷物預かりサービスはなく、提携業者を紹介。
【アート引越センター】
家財の一時預かりサービスがあり、搬入先のご住所と預かり期間が決まっている場合のみ有料で受け入れ。希望期間、預かってくれたあと、改めて転居先に届けてくれます。利用料金は保管料と入庫・出庫の際にかかる運搬作業費、その他オプションサービスの合算。ただし、保管の環境や防犯面はバッチリ!です。
【日通】
運送会社ならではの格安ノウハウを提供しています。保管してもらいたい期間が、1ヶ月未満の場合には、輸送モードによる日数調整もしてくれます。例えば、「10日間荷物を預かってほしい」場合。トラックで荷物を運んでしまうと、荷物は翌日に到着してしまいまよね。
でも、到着までに1週間以上かかる鉄道コンテナを利用すれば、運送料だけで保管料の負担がゼロ、あるいは少なくて済みます。運送料金自体も鉄道コンテナのほうが安いので、タイミングが合えばかなりお得に荷物を保管&運送してもらえることに。
引越しをする上で、荷物を一時的に保管してくれるトランクルームは、非常に重宝するものとなります。そんなトランクルームの注意点をご紹介します。
危険物、貴重品、生もの等の腐敗するものは保管できません。また、霜取りをしていない冷蔵庫も預かり拒否されるケースが多いようです。 一時的に預けるだけですが、トランクルーム運営業者に迷惑がかからない範囲で物を預けましょう。
意外と見落としがちなのが近くに駐車場があるかどうかです。場合によっては重い荷物を運ばなければならないので、できる限り近くまでレンタカーなどの車で移動して荷物の運搬を行いましょう。
一般的にトランクルームは営業時間内でしか荷物の出し入れができません。荷物を預ける時間だけでなく、出す時間にも注意してサービスを利用しましょう。また、レンタル収納スペースでは鍵を渡されるケースが多く、出し入れが自由に行えます。また、引っ越し業者の荷物一時預かりは、預かり期間中荷物を出せないことが多いようです。
上記の注意点に気をつければトランクルームは便利な荷物預かりサービスです。ニーズにあった業者を選んで賢く利用しましょう。
投稿日:2017/05/08
引越しの際、最も大変な作業の一つに荷造りがあります。特に家具や家電などの大型のものには注意が必要です。一筋縄でいかない要注意の家具・家電の引越しポイントについてご紹介いたします。
引越し荷物の一時保管やトランクルームならLIFULL引越し(旧HOME'S引越し)。引越し荷物保管サービスのトランクルームを利用する際の注意点や預かり料金相場などお役立ち情報満載。【LIFULL引越し】引越しの見積もり・予約ならLIFULL引越しにお任せ!!全国100社以上の引越し業者が提供するサービスをネットで簡単に料金比較でき無料一括見積もりや1社予約ができます。
引越業者を地域から探す