投稿日:2016/06/23
引っ越しの際に電力会社を自由に選べるなら、太陽光や風力などで発電された自然なエネルギーを使ってみたい、と思うかもしれません。でも実は、自然エネルギーという表現は正式なものではありません。それではどんなものがあるのでしょうか?
太陽光、水力、風力、バイオマス、地熱などの一度利用しても比較的短期間に再生が可能であり、資源がなくならないエネルギーの事を指します。言葉の意味としては『再生が可能なエネルギー』ですが、実質は、自然派エネルギーの事をさします。
固定価格買い取り制度(FIT=Feed-in Tariff 制度)によって交付金を受けた再生可能エネルギー源による電気の事です。
再生可能エネルギーによって発電された電気を、一定期間、国が定めた固定価格で買い取ることを義務付けている制度があり、この買い取りに要した費用は、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」として、皆さんの電気料金に組み込まれています。Fit電気とはしたがって、みなさんが電気料金の一部として支払っているお金によって買い取られた電気なのです。こちらも、自然なエネルギー、と思って大丈夫です。
電力の自由化にあたり、自然エネルギーの比率が高い電力会社も登場しました。残念ながら、自然エネルギー100%、という電力会社はまだありません。発電コストがまだ高い事や、予備電源や送電の事情もあります。
それでは、自然エネルギーの割合が高い電気はどれでしょうか?使う電気がどのようにして作られたか、の割合は、電源構成で示されます。この電源構成は、公開は義務付けられていませんが、自然エネルギーの比率が高い会社ほど、電源構成の開示しています。そこで、自然エネルギーを比較的多く使った電力会社を調べてみました。
などがあります。
ヨーロッパの国では、再生可能エネルギー100%の電力会社が複数あり、その中から選ぶ事もできます。日本の技術もいずれ追いつき、自然エネルギーだけの電力を購入出来る日が来るでしょう。
これらの自然エネルギーを比較的多く使っている電力会社でも、自然エネルギーの比率は、実は26%~60%くらいです。一番多くて60%、は思ったより少ない、という印象を持たれたかもしれません。ちなみに、北海道の生協系のトドック電力が60%でナンバーワン、関東だとソフトバンクFITでんきプランは57%のFIT電力を使っています。
ちなみに、私達が普段使っている電気、日本の電気全体の電源構成の中での再生可能エネルギーの比率は、2013年時点でたったの2.2%です。それを考えると、前の項目にある電力会社がいかに自然エネルギーの比率が高いかという事がわかります。
最も手軽に、自然なエネルギーを使いたい場合、ソーラーパネルを取り付ける、という方法があります。余れば電気を売る事もできます。自然エネルギーの比率が高い会社では、太陽光発電の電気の買い取りをしているところも多いです。
自然エネルギーを使った電力会社は、上記以外地方にも比較的多くあります。もちろん、大都市圏にもあります。引っ越しの際、新しく住む場所に、どんな自然エネルギーを使った電力会社があるのか、探すのも楽しいでしょう。
記事提供:セレクトラ
投稿日:2016/06/23
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