投稿日:2019/07/09
大切な家族の一員であるワンちゃんとの引越しではどんな点に注意すればいいでしょうか。 ここでは引っ越しの際、できるだけ犬にストレスがかからないようにするために注意するべい点や新居到着後に気をつけてあげたいポイントなどをまとめてご紹介します。
●ペットの輸送ができる引越し業者に依頼する
引越し業者の中には犬や猫などのペットの輸送を依頼できるところがあります。ただし、実際に輸送を行うのは引越し業者ではなくペット専門の輸送業者です。
輸送手段は陸路(トラック)で運ぶ手段と空路(飛行機)を使った手段の2つ。移動距離や移動手段のほか、犬の大きさや年齢などによっても料金が異なりますので、引越し料金の見積もりを依頼するときに犬の輸送について合わせて見積もりしてもらうようにしましょう。
●ペット専門の輸送業者に依頼する
ペット専門の輸送業者に自分で直接依頼すると通常よりも安く済むことがあります。
・ワンニャンキャブ 日本動物輸送株式会社
(画像出典:ワンニャンキャブ 日本動物輸送株式会社 http://www.one-field.com/)
愛玩動物飼養管理士が在籍している輸送会社。26年の実績があり、動物園からの依頼も。料金は中型犬1匹、関東(東京)から近畿地方への輸送で39,900円(空輸)、北海道で57,750円となっています。陸路はすべてチャーター便となるので、他の荷物や動物と混載となる心配はありません。
・湘南ペットハイヤー
(画像出典:湘南ペットハイヤー http://www.shonan-web.com/)
ワンちゃんをケージやリードで拘束せず、フリーな状態で安全快適に輸送してくれる運送会社。ウレタンとラグマットをひいた平らなスペースで移動できるので、ゲージの中で車酔いしやすいワンちゃんも安心です。長距離引っ越しの場合、ストレスがたまらないよう移動中に散歩させてくれるという配慮も。関東近県東京、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、神奈川、静岡より日本全国へ輸送や全国から関東近県の輸送が可能です。
●公共交通機関や車を使って自分で運ぶ
JRの場合、長さ70センチ以内、最小の立方形の長さ、幅および高さの合計が90センチ程度のゲージに入れ、犬と合わせた重さが10キロ以内であれば手回り品として一緒に乗車することができます。駅の改札口で手回り品の切符を購入しておきましょう。
なお、公共の交通機関をつかって移動する場合、ペットカートやドッグスリングは使用できません。私鉄やバスを利用する場合、それぞれ料金がかかりますので、事前に確認しておきましょう。
引越し当日は、公共交通機関内で無駄吠えをすることがないよう出発前、長めに散歩しておくのがベストです。散歩しておけば、排泄も済ませることができ適度な疲労感があるので移動中、おとなしく眠ってくれる可能性が大です。
食事は乗り物にのる3~4時間前には済ませておきましょう。絶食させる方がいいという意見もありますが、空腹だとかえって嘔吐しやすくなる場合もあります。車酔いしやすいワンちゃんは事前に獣医さんに相談して酔い止めの薬をもらっておきましょう。トイレは出発直前に済ませるとさらに安心です。
また、小型のキャリーで運ぶ場合、引越し前にお気に入りのおもちゃやおやつを入れ、ワンちゃんが喜んで入るように慣らしておくといいでしょう。なお、引っ越し時にベッドやケージを新調するのはNG。慣れ親しんだ自分の匂いがついたものがないと犬は不安になってしまいます。
移動のために用意しておくもの
引っ越しの移動中に具合が悪くなったり、怪我をしてしまったりした場合のことを考慮し、引越し前から新居周辺の動物病院を探しておくことが大切です。動物病院の所在地、連絡先、診療時間をチェックしておきましょう。
引っ越しは犬にとってストレスでしかありません。なかには新しい環境に慣れるまで時間がかかり、問題行動を起こしてしまう子も。新居に到着した後、ワンちゃんが落ち着かない場合の対処方法を考えてみましょう。
以下のような様子が見受けられたら、ワンちゃんがストレスを感じているサイン。早めに対処してあげましょう。
●トイレができなくなる
引越し後、トイレを失敗するようになっても叱らないようにしてあげましょう。新たにトイレトレーニングが必要になっても、これまでできていたのですから2回目は早く覚えてくれるはずです。
●下痢をしている
これまでと同じ餌を食べているのに下痢をするという場合、できるだけ早めに獣医さんのところに連れていくようにしてください。特に小型犬は脱水症状や低血糖などになり、重篤な症状を引き起こすこともあります。
●夜、眠れなくなる
お気に入りのベッドやケージ、おもちゃを用意します。小型犬なら子犬の時のように一緒に寝てあげると安心して眠れるようになります。
●夜鳴きをする
引越し後はストレスに過敏になっているため、ちょっとした刺激に反応してしまうことも。 騒音や明かりが刺激になる場合はケージを布で覆ってみてもいいでしょう。
●留守番できない(分離不安)
新居で犬に留守番をさせると、犬は知らない場所に置き去りにされてしまったような気持ちになります。新居に到着した後はできるだけわんちゃんと一緒にいてあげるようにし、慣れてきたら少しずつ離れる時間を作っていくようにします。そのためにも、飼い主さんが一緒にいてあげられるよう、連休中などに引っ越しをするのがベストでしょう。
犬にとって環境が変わることは大きなストレスとなります。新居に早く慣れさせるためにも、 引っ越し時には、使い慣れた身の回り品やトイレトレーなどを持っていくようにしましょう。 トイレトレーの配置を以前の住居といた場所にするなどの配慮も必要です。
散歩をするときには「楽しいね」「えらいね」など頻繁に声をかけてあげると、わんちゃんが新しい土地を楽しい場所と認識できるようになります。
なお、引越し後に新居周辺でワンちゃんが迷子になってしまうことも少なくなりません。 迷子札や鑑札をつけておくのを忘れないようにしてください。お散歩中、別のワンちゃんのオーナーさんに出会ったら、近隣の獣医さんの情報などを聞いておくのもおすすめです。
引っ越し後は、新居のある場所の保健福祉センターで新たに「犬の所在地等変更届」を提出し、登録事項の変更手続きを行う必要があります。届出は引っ越しの日から30日以内に行うのがル―ル。犬の鑑札と注射済票を用意しておきましょう。
変更届の手続きは無料ですが、鑑札の紛失などで、再発行が必要な場合は再発行手数料1,600円が必要となります。
マンション内引っ越しをするとき、うっかり忘れがちなのが火災保険の変更手続きです。部屋のある階数や広さが異なれば、火災保険の保険料も違ってきます。差額を支払うことで契約を継続できることが多いので、まずは損害保険会社に相談してみましょう。
マンション内で引っ越しをした場合、電気や水道ガスなどの契約も新たに交わす必要があります。都市ガスは閉栓、開栓の作業に立ち会わなければならないことが多いので、早めに予約するようにしましょう。
投稿日:2019/07/09
引越しの際、最も大変な作業の一つに荷造りがあります。特に家具や家電などの大型のものには注意が必要です。一筋縄でいかない要注意の家具・家電の引越しポイントについてご紹介いたします。
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