投稿日:2016/11/18
引越しをして始まる新しい暮らし。いつもきれいに片付いた部屋が理想だけど、時間が経つとモノがあふれてきてしまって、いつも間にか汚部屋になってしまう…。そうならないために、ぜひ知っておきたいのが『PPAP』という考え方です。
PPAP=可能な限り期限を決めて全ての不要なものをポイする(Possible Period All unnecessary Poi)の略です。
例えば、結婚式の引出物は2年と期限を決めて、その期間利用をしなければ処分(ポイ)するということ。
ここでは部屋をキレイにするための整理・整頓・収納の考え方からすぐ実行できる収納ワザ、片付けることによるメリットなどをご紹介します。
『部屋をキレイに片付ける』というと、『整理』『整頓』『収納』などの言葉が思い浮かびますが、この3つはそれぞれ違う役割を持っています。
『整理』という言葉は、整えるというイメージがありますが、整えるのは『整頓』。整理とは『本当に必要な物をピックアップし、不要な物を取り除く』ことをいいます。つまり、整えるだけでなく、処分することも含まれます。
『整頓』とは物を捨てることなく整えることを指します。例えば、乱雑に積み重なった本を立ててキレイに並べたり、バラバラに並んだ食器棚のコップをまっすぐに並べ直したりするのが整頓です。
『収納』とは、物を収納ケースなどに入れるという作業のことをイメージする人が多いかもしれません。実際は『よく使う物を使いやすく収めていく』という意味です。
この3つの言葉の違いを正しく知ることが、いつも『キレイ』を保てる片付けのコツです。
『整理』のひとつめのコツは、自分にとって本当に必要な物をピックアップし、不要な物を取り除く『基準』『目安』を知ること。本、DVD、洋服、食器、生活雑貨など、物ごとの目安を知っておけば、スムーズに不要な物を取り除くことができます。
手放す目安は半年。一度手放したらなかなか手に入りにくい本や、特に気に入っている本は別にして、読まずに半年置き放しになった本は、手放しましょう。
読んでいない本をひと目で分かるようにするコツは、『読んだら棚の右に収めていくという方法』。こうすると棚の左側には読まない本が集まっていくので、半年を目安に左側の本を処分すれば片付けができてしまいます。
これは『押し出し収納』と呼ばれ、本だけでなく、CDやDVDの整理にも使えます。
ボールペンやシャープペン、鉛筆などの筆記具は、ペン立てなどのいつも使える場所に置いておくのは2本が目安。その他は、ストックとして引き出しの奥などにしまっておきましょう。
保管は2年が目安です。2年間着ていない洋服は、「なんとなくしっくりこない」「単体では気に入っているけれど、コーディネートしづらい」「流行遅れ」など、いろいろな理由があるとは思いますが、今後、着る機会はほとんど無いといっても過言ではありません。
それでも捨てきれない、罪悪感があるという場合は、紙袋などに入れて、手の届きにくい場所に保管しておきます。1年に1度、見直して、着ていなければ不要だと判断して処分する。
本当に着たければ、手の届きにくいところでも、何とか取り出して着るはずなので、それでも手付かずの場合は手放しましょう。
何シーズン着ていないか分かりづらくなる洋服は、最後に着たのがいつかメモに残しておけば、必要か不要かの判断がしやすくなります。
洋服は、ハンガーを一人25本~30本と決めて管理するのも便利な方法。こうすれば、洋服が無限大に増えて入ってしまうことも防げます。ベルトやスカーフ、マフラーなどの小物も2年が目安です。
貴金属のアクセサリーなら、金が高いときに売るなどして手放します。手頃な価格のものは、1年に1度の見直しを。アクセサリーは1年で流行が変化するので、そこで「まだ使える」か「もう流行遅れだから使わない」か、決めるといいですね。
買ってみたものの、イメージと違ったようなブランドバッグは、不用品買取サービスなどを利用して早めにお金に替えて、別のブランドバッグを買うのがおすすめ。
洋服や靴の「きつい・痛い」、バッグの「使いづらい」ものは、「履き慣らせば」「痩せれば」などと理由をつけて処分せずにおこうとしがちですが、基本的に手放したほうがいいでしょう。
引き出物やお歳暮など、いただきものは捨てるに捨てられないもの。これも2年が目安。
なぜかというと、プレゼントしてくれた方が忘れる期間がほぼ2年といわれているからです。2年経っても使わない物は、手放すことを考えましょう。
整理をするのに適した時期は、暑くもなければ寒くもない、春と秋。引越しが多い時期とも重なります。
片付けをするのは苦手で、なかなか取り掛かれないという方には、『次に新しい物を買うためのスペースをつくる』と考えるのもおすすめ。次に買う物をイメージしながら片付ければ、やる気も起きて作業もはかどりそうですね。
不要になった本、洋服などは、引越し前に処分しておけば荷物が減り、引越し料金が安くなります。
特にアクセサリーやブランドバック、いただきものなどは不用品買取サービスで高く売れる場合があるので、引越し費用は安くなりつつお金も幾らか入るので踊りたくなる気分ですね。片付けの際にぜひ利用してみてください。
投稿日:2016/11/18
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