投稿日:2019/03/08
引越しの作業は手間が掛かるものです。新たな住まいでの暮らしが楽しみな反面、仕事や育児に追われていると、引越しになるべく時間や体力を費やしたくない人が多いのではないでしょうか。そこで、引越しのために必要な時間を短縮し、体力的にも楽をしたい人に向けたサービスを紹介します。
引越しをする際には退去の立ち合いや新居のカギの受け取り、電気工事などの立ち合いなどを行う必要があります。そのため引っ越し作業におおよそどのくらいの時間が取られるか事前に把握しておくようにしましょう。
見積もりを依頼する際、引越し業者側に荷物の量を伝えたら作業時間がどのくらいかかるか目安を聞いてみましょう。引越し業者側は何度も引っ越しを経験しているので荷物の量を見ればどのくらいの時間がかかるかすぐに回答してくれるはずです。荷物の積み込み(搬出作業)にかかる時間の目安は以下の通りとなっています。
一人暮らしの引越しでは、ほとんどの場合、荷物は2トントラックでおさまるでしょう。この他にも、「入り口にトラックが駐車できるスペースがあるか」「エレベーターが使えるか」「何階から何階への移動か」「建物の養生にどのくらい時間がかかるか」などによっても引越しにかかる時間は変わってきます。
新居に到着後、トラックからに荷物を降ろし部屋に運び込む搬入作業にも搬出と同じくらいの時間がかかります。一人暮らしの引越しなら荷物の積み込みと積み降ろしに2時間ぐらいかかるという計算です。
さらに「旧居から新居への移動にかかる時間」をプラスしたのが、引越し全体にかかる時間となります。
引っ越し当日の作業をスムーズに行い、短時間で作業を済ませるには当日までに不要な荷物を処分し、確実に梱包を行っておく必要があります。
梱包作業は、1ヶ月前くらいから始めるのが望ましいですが、一方で慣れない梱包作業に手間取り、引越し会社のスタッフが到着する寸前まで荷造りに追われてしまうことも。
また、引越し前に不要品を処分できず、新居にまで運ぶことになってしまうケースも珍しくありません。こうした手間を省いて簡単に引越しができるように、引越し業者では引越しの手間を軽減できるサービスを提供していることが多いので、見積りを依頼する際に費用と内容をたずねてみましょう。
● 引越し作業を楽にできるサービスとは
不用品処分サービス
自治体に粗大ごみ収集を依頼すると、指定場所まで自分で出しに行かなければならなかったり、引越しの直前には依頼できないといったケースもあります。引越し会社の不用品処分サービスを利用すると、引越し当日にそのまま不用品の引き取りが行われるため、手間が掛からず便利です。
荷物の整理や仕分けサービス
引越し会社によっては荷物を整理し不要なものは処分するサービスを扱っています。引越しを機に“断捨離”をすることで、荷物の量が減り、引越し費用が安くなるケースもあります。
荷造りサービス
荷造りサービスは引越し会社のスタッフが梱包を行うものです。見られたくないものや触れられたくないものを除いて、梱包する手間が省けるので、引越し作業の負担を大幅に軽減できます。特に妊娠中の人や小さい子どもがいる人や、仕事などが忙しく梱包する時間がとれない人にとってはとても便利です。引越し会社によっては、キッチンのみなど部屋を限定したプランも用意しています。
・荷解きサービス
荷解きサービスは、新居で引越し会社のスタッフが段ボールを開梱して、指定した場所へ収納していくサービスです。荷造りと荷解きをセットで取り扱う引越し会社が多いようです。
梱包材の貸与
引越し会社によっては、段ボールのサービスのほかに、ハンガーボックスをはじめ、食器や靴などの収納用のケースを無料で貸し出すサービスを行っています。自分で梱包を行う場合に、梱包用の資材を用意する手間が軽減できるので便利です。
段ボールの無料回収サービス
多くの引越し会社では、引越し後の段ボールの無料回収サービスを実施しています。ただし、無料で段ボールの引き取りに来てもらえる期間は決められているため、引越しの前に確認しておきましょう。
●サービス利用の注意点
梱包や開梱のサービスは、引越し前に梱包の時間が十分にとれない人にとっては、梱包が終わらないリスクを回避できるため便利です。ただし他人が自分の所有物を目にしたり触れたりするため、それが気になってしまう人には向かないかもしれません。
荷解きサービスは、新居での収納場所をあらかじめ決めていない状態で依頼してしまうと、収納しないものが多くあったり、後から自分でしまい直したりするケースも想定されます。
また、不用なものを処分できず荷物が多いままの状態で荷造りや開梱を依頼すると、無駄に多くの費用を費やすことになってしまいます。引越しの際には早めに準備を進めて、自分の引越しにとって必要なサービスを見極めることが大切です。
引越し会社を選ぶ際には、見積りの金額に目が行きがちです。しかし、引越しを速く簡単に済ませるためには、引越し会社によるサービスの違いも踏まえて検討しましょう。
●梱包&荷ほどきサービス、別々に依頼できる?
多くの引越し会社が、梱包サービスや荷解きサービスを扱っていますが、梱包だけを依頼することはできても、荷解きは梱包とセットでなければ依頼できない会社が大半のようです。荷解きだけを頼みたい場合は可能かどうか確認しておきましょう。
また、キッチンだけなど一部の部屋のみ梱包を依頼したい場合は、対応している引越し会社が限られるため注意が必要です。
●引っ越し業者の便利な梱包資材を利用しよう
自分で梱包する場合には、簡単に荷造りができる梱包資材を貸与している引越し会社に依頼すると、作業時間を短縮できます。例えば、洋服をハンガーにかけたまま収納できるハンガーケースやアート引越センターが貸してくれる「食器ケース」など。こうした便利な梱包資材は梱包材が必要ないため、荷ほどき後のゴミを減らすことにもつながります。
ただし、こうした便利な梱包資材はどの引越し業者でも貸してくれるというわけではありません。自分が依頼したいサービスを提供している引越し会社であるかどうか、利用できる場合もオプション費用が発生するかどうか見積書の内容をしっかり確認して、総合的に検討するようにしましょう。
引っ越し当日の作業をスムーズに行い、予定通りに引っ越しを終えるには引越し業者が到着するまでに荷造りをきちんとしておくことが大切。そのためどのような準備が必要なのでしょうか。まずは、引越しの1ヶ月前から当日までの流れをみていきましょう。
引越しの1ヶ月前には、引越し会社に見積りの依頼をはじめ、引越しを依頼する会社を決定します。自治体へ粗大ごみの処分を依頼する場合は、近い日程は埋まっていることもあるため、早めに手配をしておきましょう。
新居と引越しの日程が決まったら、現在の賃貸物件の貸主あるいは管理会社に解約の連絡をします。子どもがいる場合は、学校や幼稚園、保育園などへの連絡も必要です。
引越しの2週間前までには、引越し先での家具のレイアウトを検討し、新居に持っていくものと不要なものを分けて処分します。
段ボールや梱包用に使う新聞紙などの資材を収集するとともに、日頃使わないものの梱包を始めましょう。
固定電話がある場合は、移転工事の予約をしておきます。
日常的に使うものも梱包をはじめ、前日までに終えるようにします。エアコンの取り外しは前日に行われることが多いようです。
各種手続きは引越しの1週間前までに済ませておくことが望ましいです。
自治体では転出届あるいは転居届、郵便局では新居への転送を依頼する転居届を提出します。
電気やガス、水道は停止手続きが必要です。
NHKや新聞などの契約は住所変更を行い、インターネットは引越し先の状況によって、解約や移転の手続きをします。
引越しの当日は、身の回りのものの梱包を行います。引越しの作業スタッフが到着したら、作業確認の打ち合わせをします。
ガスの閉栓は立ち合いが必要です。当日や翌日以降、荷物がすべて運び出された状態で、退去の立ち合いを行います。
新居では隣接する住戸や下階の住戸などに挨拶に伺うとよいしょう。
引っ越しにかかる時間は、当日の作業時間だけではありません。引っ越し作業をどこの業者に依頼するか検討したり、見積もりを依頼して実際に訪問見積もりをしてもらったりする時間も見越しておかなければなりません。
「1人暮らしで、仕事が忙しく訪問見積もりをしてもらう時間がない」という場合、訪問見積もりが不要な引越し業者を選んでみてもいいでしょう。なお見積もりを依頼する時には処分する予定な荷物は含めないようにしてくださいね。
引用:日通 https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/moving-s/tanshinpack-s-l/
WEB上から24時間、引越しの状況を確認しながら予約まで完了させることができます。訪問見積もりの必要がないので、手間もかからず時間の節約につながります。
引用:アップル引越しセンター https://www.apple-hikkoshi.co.jp/tech/rakunicos
アップル引越しセンターでは、スマホ上で必要な情報を入力するだけで、営業担当の訪問見積もりなしに引越し料金を算出、予約を入れるところまでできるラクニコスというシステムがあります。
これまでラクニコスは単身引越しのみの対応でしたが、2019年2月からは家族での引越しへの対応をスタートしています。また、アップル引越センターではハンガーケースや布団袋の無料レンタルも行なっているので、当日の作業時間短縮やゴミの削減にも役立ちます。
投稿日:2019/03/08
引越しの際、最も大変な作業の一つに荷造りがあります。特に家具や家電などの大型のものには注意が必要です。一筋縄でいかない要注意の家具・家電の引越しポイントについてご紹介いたします。
【LIFULL引越し】引越しの見積もり・予約ならLIFULL引越しにお任せ!!全国100社以上の引越し業者が提供するサービスをネットで簡単に料金比較でき無料一括見積もりや1社予約ができます。
引越業者を地域から探す