投稿日:2017/07/27
引越しが決まったら、インターネットや携帯と同様に固定電話(NTT)の移転手続きもしなければなりません。
そこで主要なキャリアと固定回線の移転手続きについてご紹介します。
固定電話の移転手続きはNTTの総合受付『116』に電話をかけ、契約者名義・現在の電話番号・現在の住所と新住所・取外し及び引越し先での取付け希望日を連絡します。光回線やADSLといったインターネット回線を利用している場合、インターネット回線の移転手続きが同時に行えるか相談しましょう。また電話やインターネット回線の移転手続きと同時に、プロバイダーの移転手続きも必要になるため注意が必要です。
電話の移転手続きで必要な書類はありません。ただし、引越しと同時に名義変更を行う場合、本人確認書類が必要になる場合もあります。
引越し先の移転工事は予約制となっているので、早めに連絡した方が賢明です。NTT東西ではホームページ上で『最低2週間前までの申込み』を推奨しています。引越しが多くなる3月から4月は電話の引越しに1ヶ月以上待つことがおおくなるため注意しましょう。
すでに引越し先の建物に電話線が引き込まれている場合(集合住宅など、すでに宅内に配線がされている場合)はNTTの局内工事となり立会いなどは不要です。電話線が引き込まれていない一戸建てや初めて電話回線を引く場合などは、立会いが必要になります。
工事費用は配線が引かれている場合2,000円、新たに引くと10,000円程度かかります。なお、移転手続きそのものは無料で行うことが可能です。
一般的に同一市内へ引越すと電話番号は変わりません。しかし市外へ引越した場合、電話の収容基地が変わることから電話番号も変更される可能性が非常に高いです。引越し前の電話番号に電話が掛かってきた際、新しい電話番号を3か月程度案内してくれる無料サービスがあるため、必ずNTTへ申請しておきましょう。
ここまでご紹介した内容は、昔ながらのアナログ回線についてです。現在は『フレッツ光』などのインターネットサービスと同時に『ひかり電話』に加入されている方が非常に多くなっています。場合によってはひかり電話に加入していることに気づかず電話を使っている方も多いです。
ひかり電話を利用している方の自宅には、ひかり電話対応ルーターが必ず設置されています。フレッツ光や各プロバイダーの光コラボレーションを利用している場合『PR-XXX・RV-XXX・RT-XXX』から始まる認証機器名のルーターが取り付けられていることが多いです。それらの『ひかり電話』ランプが点灯している方はこちらをお読みください。
ひかり電話を引越し先で利用する場合、移転手続方法はインターネット・電話での申込みが必要です。ひかり電話の移転を申し込む、または光回線の移転手続きを行うことで、電話とインターネットの移転手続きが同時進行されます。フレッツ光を利用している方は別途プロバイダーへ住所変更の申し出を行うようにしましょう。光コラボレーションを利用している場合はプロバイダーへの連絡だけで問題ありません。
固定電話のニーズがなくなりつつあるため、引越しのタイミングで電話を解約するケースも少なくありません。転居先で固定電話を利用しない場合『解約・利用休止・一時停止』の3パターンから選ぶことが可能です。
『解約』は文字通り電話番号を抹消するため同じ電話番号を利用することはできません。しかし『一時中断』をすると毎月料金が発生しますがまた電話番号を利用することが可能です。
『利用休止』は月々料金が発生せず、最大10年間固定電話の利用権利を預かってもらえますが、電話の利用再開をする際同じ電話番号が利用できないという違いがあります。
なお、いずれの手続きもインターネットか電話で申し込みが可能です。
解約や一時中断などを電話で申し込む場合、電話の契約者・電話の設置場所住所・いつから利用しなくなるのかを申し出る必要があります。
引越しの準備や手続き が完了したら速やかに現在契約している「携帯電話」も住所変更手続きを行いましょう。住所変更を行わずにいると料金の支払いが滞り、電話が止まってしまう可能性があるため注意が必要です。主要キャリアのドコモ・au・ソフトバンクのほか、格安SIMの住所手続きをご紹介します。
インターネットでパソコンや携帯電話から手続きを行うことができます。もちろんドコモショップでも手続きを行えますが、本人の来店と本人確認書類が必要です。ショップでの移転手続きは本人が足を運ぶ手間があるため、手軽に行えるインターネットでの手続きがオススメです。
インターネットで移転手続きを行う場合、パソコンはdアカウント、携帯・スマートフォンからはネットワーク暗証番号が必要になるため、事前に準備しておきましょう。
ドコモインフォメーションセンター(docomoの携帯電話からは局番なしの151、その他の電話からは0120-800-000)でも手続きを行うことができますが、料金明細サービスを利用していない方に限定されます。
基本的な住所変更の方法はドコモやauと同じです。電話で住所変更を行い場合、ソフトバンクの携帯電話やスマートフォンからは局番なしの『157』それ以外の電話からは『0800-919-0157』へ連絡しましょう。電話での手続きでも携帯電話番号とネットワーク暗証番号を入力しなければいけないため、注意が必要です。
ドコモと同じく、住所変更はショップ・インターネット・電話から行います。また、ショップでの住所変更もインターネット・電話からの住所変更も、ドコモとほぼ同じ流れです。ショップで手続きをする際は、本人確認書類を忘れずに用意しましょう。
auひかりでインターネットと携帯電話・電気をセットで申し込んでいる場合、KDDI『0077-777』もしくは『0120-22-0077』に連絡が必要となるため注意が必要です。なお電話サポート予約サービスを利用すれば、待ち時間なく住所変更手続きを行えます。
近年、主要キャリア以外で音声SIMを利用する方が増えています。そんな格安SIMの住所変更を行う場合、どの業者も第一に会員サポートページにログインして住所変更を行うよう勧めています。また、電話で住所変更を行うことも可能です。
もし引越し後に格安SIMを改めて申し込もうと考えている場合、身分証明書の住所が古いままでは審査に通りません。SIMを申し込む前に身分証明書の住所変更を済ませておくことが大切です。
もしも引越し先で電話機を繋いだのに、受話器を上げて音が聞こえてこない場合、NTT東日本に該当するエリアの方もNTT西日本に該当する方も『0120-444-113』へ掛けて下さい。携帯やPHS、公衆電話からでも繋がります。
電話場つながらない場合、まずは電話機の電源を入れ直し、電話線を交換しましょう。それでも改善しない場合、NTT東日本エリアに該当する方もNTT西日本エリアに該当する方も『113』または『0120-444-113』へ連絡し、工事や故障がないか確認しましょう。これらの窓口は携帯やPHS、公衆電話からでも繋がります。
ひかり電話を利用している場合、ひかり電話対応ルーターの『ひかり電話』ランプと『光回線』ランプが点灯しているか確認します。
この2つのランプが消灯している場合、光回線にトラブルが発生している可能性が高いです。回線トラブル・故障が発生している場合の連絡先は『0120-000113』のため、誤ってアナログ回線の故障窓口へ連絡しないよう注意しましょう。年中無休の窓口ですが、故障対応は9:00から17:00、それ以外の時間は録音での受付になるようです。
「電話が絶対に繋がらなければ困る!」という方は、立ち合い工事がオススメです。立ち合い工事を依頼すれば、電話が開通しない場合も原因特定をその場で行うため、いち早く電話を開通させることが可能です。
集合住宅にすでに回線が引いてあった場合、原則的に『無派遣工事』と呼ばれる局内工事のみです。しかし、お仕事等で電話やインターネットを利用するため確実に開通させたい場合、立ち合いによる開通工事も引き受けてくれる場合もあります。その場合、別途訪問手数料が約8,000円発生する可能性があるため事前に必ず確認しましょう。
なお引越し後に電話番号が変わる場合、かかってきた電話に対し新しい電話番号を案内する無料サービスもあります。開通工事を申し込む時に新しい番号を案内されますが、番号だけを先に確保することはできないので、ご注意下さい。
投稿日:2017/07/27
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