投稿日:2020/11/27
引越しによって、お子さんの幼稚園を転園することになったら、どんな点に注意すれば良いでしょうか。 引っ越しの際はさまざまな手続きがありますが、引っ越し先でもお子さんが楽しく通えるような幼稚園を探してあげたいものです。ここでは、新しい幼稚園の選び方やお世話なった幼稚園関係の方への手続き、お別れのしかた、お子さんの心のケアなどについて詳しく説明していきます。
【LIFULL引越し編集部】この記事の作成・編集を担当。引越し業者の一括見積もりサービスを提供しているLIFULL引越し公式編集部です。引越しに役立つ情報をご紹介しています。
あなたのお引越しはいくら？
引っ越し先の幼稚園を決めるときは、実際にお子さんを通わせているママ友の意見などを聞くことができないため、どうやって決めたらいいのか迷ってしまうという方もが多いのではないでしょうか。新しい幼稚園を選ぶ以下のポイントを押さえておきましょう。
まずは新居から通える範囲の幼稚園を複数、ピックアップしておきます。場合によっては定員がいっぱいなどで転園できないところもあるかもしれませんので、必ず複数候補を挙げておきましょう。定員に空きがない場合、年度が替わる4月まで待つという方法もあります。幼稚園側に転園する子どもが出やすいタイミングを聞いてみてもいいでしょう。
幼稚園の見学に行ったら、建物の設備や手入れや掃除が行き届いているかなどをチェックします。 幼稚園の出入り口などを確認して、防犯面でも問題がないか見ておくことも重要です。
さらに先生と実際に話してみて、人柄や保育士としての質を確認しておきます。子どもへの接し方はもちろん、先生同士のやりとりにも注目してみましょう。保育士同士の雰囲気が悪いと保育の質まで低下してしまう恐れがあるからです。
保育料をはじめとした月々の負担額を計算しておきましょう。入園費や保育料の他、行事にかかる費用や教材費なども計算しておきます。
また、給食の有無や預かり保育の有無、行事の頻度なども聞いておきたいポイントです。仕事をしている方は平日に保護者会や行事がどのくらいあるかもチェックしておきましょう。
子どもをどんな風に育てていくかという教育方針は幼稚園によって異なるため、注意が必要です。教育方針に合わない幼稚園に通うことはお子さんにとって大きなストレスになりかねません。早期教育で名門小学校への入学を目指している、子どもの個性を見つけて伸ばしていく、のびのびと育てる…など『子どもがどう育ってほしいか』が家庭の方針やお子さんの性格、個性に合っていることが重要です。
幼稚園が決まったら転入の申請をします。見学や問い合わせの段階で定員に空きがあるか、転入は可能かどうかを聞いておきます。幼稚園によっては入園検定や面接が必要な場合もあります。
現在、通っている幼稚園の在園証明書、入園願書、住民票などの必要書類を用意します。自治体や幼稚園によっては必要な書類が異なる場合もあるので事前に確認して確認しておきましょう。
入園時に支払う費用を用意しておきます。入園料のほか、その月の保育料がいくらになるか、制服やバッグ、教材費なども計算し支払い方法を確認しておきましょう。
自治体ごとに幼稚園の入園料や保育料などを一部補助してくれる『幼稚園就園奨励補助金』や『保護者負担軽減補助金』『入園祝金（入園補助金）』など支給をしています。幼稚園就園奨励補助金はどの自治体でも支給していますが、保護者負担軽減補助金と入園祝金
は支給がないところもありますので事前に調べておきましょう。補助金の金額は所得の金額に応じて決まります。
退院することが決まったら1ヶ月くらい前までに退園することを幼稚園に伝えます。新しい幼稚園に転入する時に必要になる『在園証明書』を用意してもらい、退園届を提出します。お世話になった先生やママ友へのあいさつも直前にならないよう、手続きと同じくらいの時期にしておくのがおすすめです。
退園することが決まると、幼稚園によってはお別れ会を開いてくれることがあります。ただし最近ではクラスのお友達全員にプレゼントを配るのが習慣になっているところも多いようです。幼稚園によってはこうしたプレゼントのやりとりを禁止しているところもあるので、先生に確認しておくとよいでしょう。
プレゼントの内容はハンカチやハンドタオルなどが多く、予算は300円程度。相手に負担にならない金額の消耗品が選ばれているようです。 最近はアレルギーをもつお子さんもいるので食べ物は避けた方が無難でしょう。
仲の良かったお友達と別れて新しい幼稚園に通うということは子供にとってストレスになりやすいといえます。事前にいつ幼稚園が変わるか、なぜ幼稚園を変わるのか、新しい幼稚園はどんなところかなと説明し、お子さんの不安を和らげてあげることが大切です。
幼稚園の先生に相談してお別れ会を開いてもらったり、仲の良いお子さん同士でお別れ会を企画したりもいいでしょう。可能であれば、新居の周りや新しい幼稚園の見学に一緒に行けるといいですね。
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あなたのお引越しはいくら？
投稿日:2020/11/27
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