投稿日:2017/08/23
引越しの際、住民票の異動をする方は多いと思います。そのとき、パスポートの住所変更も必要になるのでしょうか?ここでは引越しに伴うパスポートの住所変更など更新の手続きや新規申請、紛失したときの手続きなどについて詳しく説明していきます。
実はパスポートには住所の記載はありません。最後のページに自筆で『所持人記入欄』として氏名と現住所、電話番号を記入するようになっているだけで、印字される項目には『本籍』と『国籍』しかないのです。
そのため、住民票の異動を伴う引っ越しをしてもパスポートの変更手続きは必要ありません。最後のページに記入した住所から引っ越した場合は、古い住所を二重線で消し、欄内に新しい住所を書くことができます。
ただし、何度か引越しするなどして、所持人記入欄がいっぱいになっても査証(ビザ)欄など、他のページに住所を書かないようにしましょう。万が一、査証欄などに記入すると他国に出入国する際、トラブルになることもあります。
では、パスポートの変更手続きが必要になるのはどんなケースなのでしょうか。
パスポートの更新手続きは『記載事項変更申請』をして行います。必要なものは以下の通りです。手続きは地域のパスポート更新センターで行います。
パスポートの有効期限が残っているときに、記載事項変更手続きを行うと有効期限はそのまま引き継がれます。
例えば、有効期限の残りがあと6ヶ月しかないという場合、6か月後には新規申請の手数料として5年用パスポートで11,000円、10年のパスポートで16,000円の新規申請手数料がかかることに。
この場合は『記載事項変更手続』ではなく『切替申請』(手数料は新規申請と同額)をした方がお得といえるでしょう。ただし、切替申請をすると古いパスポートの有効期限の残りは切り捨てられ、申請を行った日から5年、または10年が有効期限となります。
海外に行く前は必ずパスポートの有効期限の残りはチェックしておく必要があります。これは、入国する際にビザ(査証)が不要な国でも、『パスポートの有効期間が一定期間あること』が入国の条件となっているところがあるから。外国に滞在中にパスポートの有効期限が切れるようなことがあれば、不法滞在になりかねないため、入国を拒否されることがあります。
パスポートの記載事項変更手続きを行ってから新しいパスポートを受け取るまでの期間は最低でも1週間程度。新しいパスポートは写真、旅券番号、ICチップ内のデータが変更されます。
更新手続き中に航空券を購入するなど、旅券番号が必要になるときは要注意。新しい旅券番号は受け取るまで分かりませんので、余裕をもって変更手続きをしておくとよいでしょう。また、パスポートの受け取りは代理人ではできず、必ず本人が出向く必要があります。
「そういえば、最近パスポートを見ていない気がする…どこへやったっけ?」そんな人はいませんか?「海外に行くときに申請すればいいかな」とのんきに構えているのはNG。
パスポートを紛失して新たに新規申請する場合、事前に最寄りの警察署に『紛失または盗難の届け出』をして、同届出を行ったことを証明する書類を発行してもらわなければならないからです。
警察署に届け出た後は都道府県の申請窓口に以下の書類を提出して、再発行の手続きをします。
なお、手続きの際には運転免許証などの身元確認書類の提示が必要です。
紛失、盗難されたパスポートが悪用されて思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。また、あなたのパスポートが国際的な犯罪に利用される可能性もあるかもしれません。
引越しを行う際にパスポートを紛失してしまう人は意外に多いと言われています。パスポートの保管場所はいつも把握しておくことが大切。もし紛失してしまった場合は上記の紛失手続きをすぐに行いようにしましょう。紛失や盗難もくれぐれも注意してくださいね。
投稿日:2017/08/23
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