| 1 | 今が売り時だと考えた | 35.9% |
|---|---|---|
| 2 | 維持費が高いと思った | 15.7% |
| 3 | 住宅・不動産の維持・管理が大変になった | 11.9% |
| 4 | 資金が必要になった | 11.7% |
| 5 | 生活に便利なところに住みたいと思った | 11.3% |
| 6 | 転勤・転職 | 11.2% |
| 7 | ご自身や子どもの通勤・通学を考えて | 8.0% |
| 8 | 住宅ローンの支払いが厳しくなった | 6.6% |
| 8 | 投資目的で入手した不動産の価格が上昇した | 6.6% |
| 10 | 住宅・不動産の相続 | 6.3% |
| 11 | 住宅・不動産の老朽化 | 6.2% |
| 12 | 税金対策・節税 | 5.8% |
| 13 | 家族(親や子どもなど)との同居 | 5.2% |
| 14 | 同居人数の減少(子どもの独立など) | 4.9% |
| 15 | 家族や親族の高齢化 | 3.9% |
| 16 | ご自身の高齢化・病気 | 3.2% |
| 17 | 居住者・名義人の死亡 | 3.0% |
| 18 | 住宅・不動産の近隣トラブル | 2.5% |
| 18 | 離婚 | 2.5% |
| 20 | 結婚・出産 | 2.4% |
- 複数回答
この質問で唯一3割を超える人が選択した回答が、「今が売り時だと考えた」で35.9%でした。近年は、中古マンションが高額で取引されており、築10年以上~築20年未満の物件も好条件で売却できる可能性が高いといえます。東日本レインズの「築年数から見た 首都圏の不動産流通市場(2019年)」では、『築20年以下の中古マンションは、成約物件の構成比率が新規登録物件の構成比率を上回り、需要の高さ示す』と述べられています。
2000年代は、建築基準法の改正や「住宅の品質確保の促進等に関する法律」が制定されるなど、マンション性能の転換期ともなった時期。よって、築10年以上~築20年未満のマンションは、床暖房や24時間換気システムなどの設備が備わっていることが多く、それまでのマンションよりも基本性能が高い傾向にあるので、需要の高さに期待できるといえるでしょう。
しかし、昨今のコロナショックの影響で、マンションに限らず不動産の価格が下落することも懸念されます。とはいえ、不景気の折には、新築よりお手頃に購入できる中古物件の需要が上がるものです。いずれにせよ、アフターコロナは不安定な時期であることに違いありません。売却を検討し始めたら、まずは複数社に売却相談をして、広く意見を聞くことをおすすめします。