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婚姻届けの用意・提出手続きまとめ

投稿日:2017/05/26

こんなことも?婚姻届の記入事項

婚姻届けの手続き

結婚を機に引っ越しをする場合、いろいろな手続きを同時進行することになります。なかでも重要なのが婚姻届けの提出。

婚姻届けが受理された日が入籍日となるため、誕生日や特別な思い入れのある日を結婚記念日にしたい場合、確実に受理してもらえるようにしなければなりません。ここでは婚姻届けの記入のしかたや必要書類、提出のルールなどについて詳しくご紹介していきます。

婚姻届けの記入事項

法務省のホームページに記載例がありますので、婚姻届けのイメージを確認しておきましょう。

  • 1. 届出日 婚姻届け提出する日。この日が入籍日になります
  • 2. 氏名 夫妻の婚姻前の氏名を記入
  • 3. 住所 結婚前に住民票をおいている住所と世帯主の名前を記入します
  • 4. 本籍 結婚前の本籍地と筆頭者の氏名を記入します。
  • 5. 父母の氏名 父母の氏名を記入します。両親が亡くなっている場合も氏名を記入します
  • 6. 婚姻後の夫婦の氏・新しい本籍を記入します。
  • 7. 同居を始めたとき 挙式前、同居前であれば空欄のまま提出します。
  • 8. 初婚・再婚の別 再婚の場合、直前の婚姻の離別日、死別日を記入します。
  • 9. 同居を始める前の夫妻のそれぞれの世帯のおもな仕事と夫妻の職業を記入します。
  • 10. 届出人の署名押印 それぞれ本人が署名します。
  • 11. 証人(署名・住所・本籍)

『6. 婚姻後の夫婦の氏・新しい本籍』では、夫妻のどちらかの苗字を選んで結婚後の氏とします。夫の苗字を選んだ場合、夫妻の戸籍の筆頭者は夫となります。新しい本籍地は夫妻の新しい戸籍をおく所在地となります。婚姻前の本籍地のままにしておくこともできますが、戸籍謄本などの書類が必要になったときに出向くのが面倒になるので、新居の住所にする人が多いようです。

『9. 同居を始める前の夫妻のそれぞれの世帯のおもな仕事と夫妻の職業』では、業種を選択できるようになっています。『仕事をしている者のいない世帯』という選択肢もありますので、仕事をしていなければ結婚できないというわけではありません。

『11. 証人(署名・住所・本籍)』では、結婚の証人になる人に署名、住所、本籍地の記入をお願いします。承認は家族や友人など20歳以上の方であれば誰でもかまいません。夫婦で証人になってもらう場合は別の印鑑を押印してもらう必要があります。

署名は必ず本人が自署してください。いずれの印鑑もシャチハタ印はNGです。また提出時にも印鑑が必要となるため、届出をする人が印鑑を持参するようにしてください。

婚姻届け提出時の必要書類

続いて必要書類についてみていきます。婚姻届の提出は夫婦どちらかの住所がある役所や新居がある住所の役所というイメージがありますが、一時的に滞在している場所からも提出することができます。新婚旅行先で提出というのもアリなのです。ただし、本籍地でない場所で提出する場合、必要書類が増えることになります。

必要書類

  • 婚姻届
  • 本人確認書類(免許証、パスポート、マイナンバーカード、在留カードなど)
  • 婚姻届の提出先に本籍がない場合、戸籍全部事項証明書(謄本)を1部
  • 夫と妻の印鑑

提出時に記入内容の修正が必要となることもあるので、印鑑を忘れずに持っていくようにしてください。婚姻届けの提出は代理人でもOKですが、その場合、代理人の本人確認書類が必要です。また、代理人は記入に不備があっても訂正はできないので注意してください。

『婚姻届受理証明書』って何に使うの?

婚姻届は提出してしまうと手元に残りません。提出後「なんだかあっけないな。写真に撮っておけばよかった」という人も。そんなときに請求することができるのが『婚姻届受理証明書』です。

その名の通り、役所が婚姻届を受理しましたという証拠になるもので役所が発行してくれます。発行手数料は350円で上質紙に印字したきれいなものを発行してもらう場合1,400円かかります。記念にとっておくなら、きれいなものを発行してもらってもいいかもしれませんね。

婚姻届け提出のルール

「婚姻届を夜中に出したって聞くけど、そんなこと可能なの?」こんな疑問を持ったことはありませんか?実は婚姻届の提出は365日、24時間可能なのです。

もちろん、役所の戸籍課は平日の8:45~17:00、第2、第4土曜日の9:00~12:00など開庁時間が決まっていますが、これ以外の時間でも『夜間・休日受付窓口』で婚姻届を受け取ってもらうことができます。ただし、この場合、宿直を行っている業務員の方が『預かり』する形になるため、内容の確認ができません。

翌開庁日に改めて担当が確認を行い、不備がなければ受付日にさかのぼって婚姻届が受理されます。万が一、記入内容に不備があった場合、入籍日がずれてしまうことに。どうしても「この日を入籍日にしたい!」という場合は、事前に戸籍課で内容を確認してもらっておくとよいでしょう。

婚姻届、書き損じがあった場合、修正できるの?

新しい人生のスタートを切るために提出する婚姻届。「書き間違えがあってはならない…」と慎重になると思いますが、本籍地の番地表記などで修正が必要になるケースもあります。時間があれば、一から書き直しをすることも不可能ではありませんが、証人の方にもう一度、署名捺印してもらうのは難しい場合もあるでしょう。

訂正は役所の方の指示に従ってください。通常は、二重線で誤りを消して、空欄に正しい内容で記入し、修正印を押せばOK。修正液や修正テープの使用は認められていませんので、注意してくださいね。

証人の欄に修正が必要な場合はどうなるのでしょうか。こうしたケースに備えて、証人記入欄の欄外に捨印を押印しておいてもらいましょう。この捨印があれば、証人欄に修正の必要があっても、役所が修正に対応し手続きを進めてもらうことができます。

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【LIFULL引越し編集部】この記事の作成・編集を担当。引越し業者の一括見積もりサービスを提供しているLIFULL引越し公式編集部です。引越しに役立つ情報をご紹介しています。


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