投稿日:2019/07/05
賃貸物件では、同じ物件内でも日当たりや眺望など条件が変わってくることがあります。 立地や環境が気に入っている場合、契約更新や空きが出たタイミングで別の部屋に移りたいということもあるかもしれません。
このような同じマンション内での引越しである『敷地内移動』は引越し業者に依頼ほうがいいのでしょうか。ここでは同じマンション内での引越しのコツや注意点などについてまとめています。
まずは管理組合の規定をチェックし、引っ越しに必要となる条件を確認しましょう。その上で、引越し業者にどこからどこまで依頼するかを考えるようにしてはいかがでしょうか。トラックで荷物を運ぶ必要がない場合、当然、通常の引越しよりも引越し料金は安くなります。
引越し業者に全ての作業を依頼することもできますが、同じ棟内で階だけ変わるような場合、細かい荷物は自分で梱包し台車などを利用して運び、冷蔵庫やソファー、ベッドといった大きな荷物だけを引越し業者に頼んで運んでもらう方法もあります。
また、荷物の移動だけであれば、料金の安い赤帽を利用することも可能です。ただし、赤帽は個人事業主であり、作業員は1人であることがほとんど。荷物の量によっては、2社以上の赤帽に依頼をする必要があるでしょう。
● 時間指定なしなら引越し費用を安くできる
マンション内の引っ越しは移動距離のない引っ越しになります。そのため、作業時間も普通の引っ越しに比べると短くなることに。そこでお勧めしたいのが『時間指定なし』の引っ越しです。
引越し業者の空いた時間に作業をしてもらう時間指定なしプランを利用すれば、費用を抑えることができます。マンション内での引越しであれば、午後からの作業でも十分に対応できるのではないでしょうか。
●マンション内引っ越しで必要なのは人件費だけではない
マンション内引っ越しはトラックで移動する必要がないため、「引越し業者のスタッフに作業を依頼する人件費だけで済むのでは?」と考えがちですが、スタッフを現地まで車で運ぶための「補助車両費」は必要となります。また、マンション内の養生が必要になれば「養生費」も必要です。
さらに大きな敷地内にあるマンションの別の棟や端から端へ引っ越す場合などは、トラックで荷物を移動させる必要が出てくることも。移動距離が短いからといって、すべてのケースで極端に引っ越し費用が安くなるわけではないということも理解しておきましょう。
不幸にして引っ越し中、荷物がなくなってしまったらどうすればいいでしょうか。
眺望や日当たりの関係のほか、騒音やセキュリティなどの関係で同じ物件内の別の部屋に移りたいという要望は決して珍しくありません。 まずは大家さんや不動産管理会社に相談してみましょう。お目当ての部屋がある場合、事前に「別の部屋が空くときには声をかけてほしい」とお願いしておいてもいいかもしれません。
個人のオーナーさんと信頼関係を築けている場合、「(条件のいい)別の部屋が空いたけど、移る?」と声をかけてくれる声をかけてくれるケースもあるようです。このようなケースを考慮して、普段から大家さんや不動産会社の担当者とはいい関係を築いておきたいですね。
マンション内引っ越しである『敷地内移動』は、国土交通省の定める 標準引越運送約款に準拠しない運送なしの引っ越しになるため、料金の相場がはっきりしていません。そのため、繁忙期など時期によっては引越し業者の言い値を受け入れられなければならないケースも考えられます。
少しでも引越し費用を安くしたいなら、できるだけ早めに複数の引越し業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。
盗難や紛失があったことを引っ越し業者に連絡しても、納得のいく対応してもらえない場合、盗難または遺失物届を提出することも検討しましょう。
同じマンション内の引っ越しであっても引越しをするときは、これまで住んでいた部屋を退去する手続きをとらなければなりません。まずは原状回復費用(敷金でまかなえる場合も)を支払った上で、新たに新しい部屋の契約を結ぶことになります。この場合、新しい部屋でも、別途敷金や礼金、前家賃、仲介手数料、鍵交換費用などを支払う必要があるケースがほとんどです。
ただし、マンション全体が同じ大家さんの所有であったり、同じ管理会社で扱う物件であったりする場合、初期費用の値引きをお願いできないか交渉する余地はあるでしょう。反対に、部屋ごとにオーナーや管理会社が違う物件でマンション内引っ越しをする場合、値引きは難しいと言えます。
マンション内引っ越しをするとき、うっかり忘れがちなのが火災保険の変更手続きです。部屋のある階数や広さが異なれば、火災保険の保険料も違ってきます。差額を支払うことで契約を継続できることが多いので、まずは損害保険会社に相談してみましょう。
マンション内で引っ越しをした場合、電気や水道ガスなどの契約も新たに交わす必要があります。都市ガスは閉栓、開栓の作業に立ち会わなければならないことが多いので、早めに予約するようにしましょう。
投稿日:2019/07/05
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