| 1 | 今が売り時だと考えた | 24.1% |
|---|---|---|
| 2 | 住宅・不動産の維持・管理が大変になった | 20.9% |
| 3 | 住宅・不動産の相続 | 19.7% |
| 4 | 維持費が高いと思った | 19.5% |
| 5 | 税金対策・節税 | 13.9% |
| 6 | 居住者・名義人の死亡 | 12.8% |
| 6 | 家族や親族の高齢化 | 12.8% |
| 8 | 住宅・不動産の老朽化 | 11.7% |
| 9 | ご自身の高齢化・病気 | 10.1% |
| 10 | 資金が必要になった | 9.9% |
| 11 | 生活に便利なところに住みたいと思った | 3.9% |
| 12 | 投資目的で入手した不動産の価格が上昇した | 2.3% |
| 12 | 住宅・不動産の近隣トラブル | 2.3% |
| 14 | 家族(親や子どもなど)との同居 | 2.2% |
| 15 | 転勤・転職 | 1.6% |
| 15 | ご自身や子どもの通勤・通学を考えて | 1.6% |
| 17 | 同居人数の減少(子どもの独立など) | 1.3% |
| 18 | 住宅ローンの支払いが厳しくなった | 1.1% |
| 19 | 結婚・出産 | 0.9% |
| 19 | 離婚 | 0.9% |
- 複数回答
「今が売り時だと考えた」が24.1%と最も多く、「住宅・不動産の維持・管理が大変になった」の20.9%、「住宅・不動産の相続」の19.7%、「維持費が高いと思った」の19.5%と続きます。土地は、マンションや一戸建てと異なり、経年劣化による価値の下落はありません。そのため、売り時を見定めて売却した人が多かったと推察されます。
また「今が売り時だと考えた」以外の回答として多かったものは、「維持・管理の大変さ」や「相続」によるものです。近年、相続数の増加に伴って「空き家問題」が深刻化していますが、空き家のみならず、空き地や遊休地の数も増加傾向にあります。住宅が建っていない土地は、固定資産税が1/6となる「住宅用地の特例」が適用とならないため、維持費が高額になりがちです。年間の固定資産税額が、数十万円や数百万円に及ぶ土地も少なくありません。現在、土地に古家が建っている場合には、管理や維持の負担が大きいからといって、安易に解体することは避けましょう。更地にすることで、「住宅用地の特例」の適用外となってしまうからです。
土地の売却では、売り時を見定めることも大事ですが、維持にかかる費用や負担を考えれば、不要となったときが一番の売り時とも考えられます。