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印鑑証明・登録の住所変更手続きまとめ

投稿日:2017/04/11

印鑑登録と証明書の引越し手続きって必要なの?

印鑑証明証の住所変更

自動車や不動産などの購入時や遺産の相続などの際に提出を求められる印鑑証明書。この印鑑証明書を発行するのに必要な手続きが印鑑登録です。

印鑑登録や証明書の引越し手続きのポイントは以下です。

  • 同じ市町村内で引越しの場合は手続き不要 ※区は必要となる場合も
  • 別の市区町村へ引越しの場合は新居の方の役所で手続き
  • 手続きに必要なものは『登録する印鑑』『本人確認書類』『印鑑登録申請書』
  • 代理人が申請も可。代理人の『認印』『確認書類』『依頼主直筆の委任状』が必要
  • 手続きは即日可 ※代理人の場合は数日かかる
  • 『印鑑登録』後に『印鑑登録証』が発行され、それをもって『印鑑証明書』の発行手続きができる
  • 『印鑑証明書』は高額な自動車や不動産の購入、大事な契約の際などに必要
  • 登録できる印鑑は、1辺8mm以上、25mm以下

ここでは引越しの際に必要な印鑑登録の変更手続きについて詳しく説明していきます。

引っ越し後も同じ市町村に住み続ける場合

原則として同じ市区町村内で引越しした場合、住所の『転出届』を提出することで、印鑑登録の住所も自動的に変更になるため特に変更手続きは必要ありません。

ただし、東京の特別区である23区や政令指定都市では住んでいる区が変わる場合、印鑑登録の住所変更手続きが必要となる場合があります。該当するかどうかは『転出届』を出すときに市区町村役場の窓口で確認してみましょう。

別の市区町村へ転居する場合

転出届が出された時点で旧住所の印鑑登録は自動的に廃止されますので、旧住所での手続きは特に必要ありません。印鑑登録証も自分で破棄できますが、心配な方は旧住所の役場に印鑑登録証を返却して廃止とすることもできます。

その後、新住所で新たな『印鑑登録』をします。必要なものは以下の2点です。なお、行政サービスコーナーで印鑑登録の手続きはできません。

  • 登録する印鑑
    登録できる印鑑は、1辺8mm以上、25mm以下。他の人が印鑑登録している印鑑は登録できません。家族であっても同じ印鑑を印鑑登録することはできないので注意。
  • 本人確認書類
    免許証、パスポート、マイナンバーカードまたは住民基本台帳カード※など、発行後10年以内で有効期限内のもの。

※平成28年1月以降住基カードはマイナンバーカードとなり、発行されていませんが有効期間内のものであれば本人確認書類として使用できます。

手続き時には市町村役場にある『印鑑登録申請書』に記入する必要があります。市区町村のHPでフォーマットをダウンードできるところも多いので記入して持参すると時間の短縮になります。

印鑑登録と証明書の住所変更手順と必要な時間

本人が市町村役場の窓口で手続きを行った場合、すぐに手続きが完了して『印鑑証明書』も発行してもらえますが、代理人が手続きを行った場合、『文書照会方式』がとられるため、受付当日に手続きを完了させることができません。

文書照会とは、受付後本人宛に郵送で照会書が届き、必要事項を記入・実印を押印して再度窓口に出向くというもので数日かかります。引っ越し後、すぐに印鑑証明書が必要な場合はできる限り本人が手続きを行うほうがいいでしょう。

忙しくて本人が印鑑登録の手続きに行けない……というときは、代理人が手続きを行うことができます。次の4点を持参しましょう。

  • 登録する印鑑
  • 代理人の認め印
  • 代理人の本人確認書類
  • 申請する本人自筆の委任状

委任状はA4白紙に印鑑登録を行う本人が自筆します。委任状に書く内容は市町村役場のHPで確認しましょう。PDF形式のフォーマットがダウンロードできるところもあります。

印鑑証明の住所変更をしなかった場合どうなるの?

同一市内で引越しする場合、自動的に住所も変更されるので手続きを忘れていても問題はありません。異なる市町村に引越しする場合、転出届が出された時点で印鑑登録は無効となるので、住所変更(新住所での登録手続き)を忘れていると印鑑登録をしていない状態になってしまいます。

印鑑証明書が必要となったとき、慌てて手続きをしなければならなくなってしまうので、市外に引越しをしたら、なるべく早めに住所変更の手続きをするようにしましょう。

そもそも印鑑証明って何?なぜ必要?

若い方の中には実印を持っていないという方もいるかもしれません。ここからは「そもそも印鑑登録ってなに?」という方のために、印鑑登録について説明していきます。

印鑑登録とは?

日本では大事な契約や高額なものを購入する際などに本人の印鑑が必要となります。このとき必要な印鑑が間違いなく本人のものであると市町村役場に登録することを『印鑑登録』といいます。印鑑登録を行うと『印鑑登録証』が発行されますので大切に保管しましょう。

自動車や不動産の購入、契約の際などに提出を求められる『印鑑証明書』を発行する際には、印鑑登録証を役場に持参して手続きを行います。

登録できる印鑑は?

印鑑登録した印鑑は『実印』と呼ばれるもの。シャチハタや文房具店などで売られている大量生産されている印鑑(いわゆる三文判)は宅配便の受け取りなどに必要な『認印』として使うことはできますが、実印として印鑑登録することはできません。実印として印鑑登録する印鑑は偽装されにくいオリジナルのものを用意する必要があるからです。

実印は象牙や水牛の角、チタンなどで作られているものが人気。価格の相場は15,000円程度からで手彫りであることが多いため、注文をしてから受け取るまで10日から2週間程度かかるのが一般的です。

賃貸物件の契約や遺産の相続などで慌てて実印を作って印鑑登録をする人も多いのだとか。必要なときにすぐに印鑑証明書がとれるよう、成人になったら印鑑登録しておくのがいいかもしれませんね。

女性の印鑑登録あれこれ

女性は結婚して苗字が変わることが多いですよね。そのため実印は結婚後に作る、あるいは夫のものを使用するということが多くなっています。旧姓の印鑑で実印登録している場合、苗字が変われば印鑑も変更することになるので注意してくださいね。

実印はフルネームで作ることもできますが、女性の場合、運勢上「(苗字)家を背負うのは荷が重い」とみなされ避ける傾向があるのだとか。よく見かける開運印鑑を作ってくれるメーカーでは女性に名前のみの印鑑を勧めているようです。

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【LIFULL引越し編集部】この記事の作成・編集を担当。引越し業者の一括見積もりサービスを提供しているLIFULL引越し公式編集部です。引越しに役立つ情報をご紹介しています。


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