投稿日:2016/04/14
テレビや新聞で最近よく見かけるようになった『電力自由化』という言葉。引越しの時も忘れてはいけないのが電気の契約。
「電力会社が自由に選べるようになるんだよね?」
→その通りです。
「引越しを機に電気の契約先を変えてみようかな?」
→はい、実はそんなことも『電力自由化』により2016年の4月から可能になりました。
電力自由化で『自由』になることのまず一つは、どんな会社でも自由に電気を販売できるようになることです。そして同時に私たちにとっては、『自由』に電力会社と電気料金が選べるようになることを意味します。
新しく電気を販売する会社が増えれば競争が生じます。そのためよりお得な電気料金を販売する会社も増えることが大いに期待されます。より安い電気料金を提供する電力会社を見つけたらこれからは『自由』に電力会社を乗り換えることができることになります。
「だけど、電力自由化って実際のところどういうことなんだろう?やっぱりなんだかよく分からない・・・」そんな方もまだまだ多いはず。もうちょっと詳しくきちんと知りたい方のために、簡単に分かりやすく解説します。
今までは、東京に住んでいれば『東京電力』、大阪に住んでいれば『関西電力』と契約できる電力会社は決まっていました。なんだか当たり前過ぎてなぜだろう?と疑問にも思ったことはありませんよね。でもこれはなぜでしょう?
実は法律によって東京電力の電気供給エリアは「このエリア、この地域以外に電気を販売してはいけません」と決められていたからです。つまりそれ以外の電力会社はその決められた地域以外に電気を販売することができませんでした。
少し硬い言葉でいうとこの状況が『地域独占』です。『独占』と聞くとなんだか悪いことをしているようなイメージも持ってしまいがちですが、各電力会社は法律で決められた通り担当のエリアに責任を持って電気を供給してきたわけです。
この『地域独占』をなくしたのが『電力自由化』です。どんな会社でも国の審査をパスすれば電気の販売ができるようになりました。「どうして、携帯電話会社が電気の販売を開始したの?」「どうしてガス会社が電気も販売できるようになったの?」これで納得ですね。一言でまとめると国のルールが変わったということです。
電気の自由化は分かったけど、私たちにはどんな影響があるのかが一番気になるところ。ずばり、好きな電力会社が選べるようになります。
「名古屋から就職で東京へ引っ越すことに・・・できれば慣れ親しんだ中部電力で電気の契約を続けたい。。。。」『中部電力』は名前の通り、中部地方にのみ電気を販売していましたがこの4月からそれも可能になりました。
他にも、「ユニークな会社と電気契約してみたい!」と思っている方にはHTBエナジーのプランはおすすめかもしれません。地域によって、
『関西たこやきプラン』
『東北なまはげプラン』
etc…
など楽しい名前の電気料金メニューが用意されています。
選択の自由はいいけれど、あえて電気料金契約を切り替えるのは面倒と思うかもしれません。でも引越しがきまったら、いずれにしても電気のお引越し(停止と開始の申し込み)は必ずしなければなりません。
引っ越し先での世帯人数が増えたら契約アンペア数のUPも必要かもしれませんし、今までのアンペア契約だと頻繁にブレーカーが落ちてしまうかもしれませんので要チェックです。
また新居がオール電化住宅の場合はオール電化向けの電気料金プランを探してみてはいかがでしょうか?
引越しと電気は切っても切れない関係です。節約できる可能性もありますので、お引っ越しが決まったら、引越し先でどんな電気料金が契約できるか下記の電気・ガス料金比較サービスを利用して、比較検討してみてはいかがでしょうか?
記事提供:セレクトラ
投稿日:2016/04/14
2016年4月からスタートした電力の自由化についてご紹介します。【LIFULL引越し】引越しの見積もり・予約ならLIFULL引越しにお任せ!!全国100社以上の引越し業者が提供するサービスをネットで簡単に料金比較でき無料一括見積もりや1社予約ができます。
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