投稿日:2016/07/29
引越しは、電気の契約アンペア見直しの絶好のチャンスです。
アンペアとは電気の流れる量をあらわします。電気の流れが大きければ大きいほど電流が強く、流れが小さければ小さいほど電流が弱くなります。電流を表す単位で、フランス人物理学者のアンペールに由来して命名されました。単位は通常「A」で表されます。
例えば消費電力が1,000Wの電子レンジを家庭で使った場合、日本の家庭の電圧は通常100Vなので、流れる電流量は、
1,000(W)÷100(V)=10(A)※
となります。※実際の電流値は、電化製品により異なる場合があります。
ボルトとは電気を押し出す力、つまり電圧を表す単位です。ワットとは、実際に消費される電気エネルギー、つまり電力をあらわします。この値が大きいほど電力を多く消費することになります。家電の消費電力は通常このワットで表示されます。
電力を水道に例えると、電圧(V)は電気を押し出す力なので蛇口のひねり方による水を出す力に例えられ、電流(A)は蛇口の太さ、電力(W)はその結果、使用した水道量のようなものと言うことが出来るでしょう。
電力会社と契約アンペアは、新居の電化製品のアンペア数を計算する事でおおよその目途を立てられます。ポイントは、家の全ての電化製品のアンペアの合計ではなく、同時に使う最大の電化製品で計算します。
例えば4人家族の場合、以下のようになります。
エアコン暖房660W + 冷蔵庫250W + 照明計200W + 電子レンジ1500W + IHジャー炊飯器1300W + プラスマ42型テレビ360W = 4270W
4270W(W)÷100(V)=42,7 A
となります。(この値は目安です。)この場合、契約アンペアは50A、節電するなら40Aがおすすめです。
よく使われる家電の消費電力類
通常電化製品の消費電力は、冷蔵庫の場合は扉を開いた内側、エアコンは本体の下側もしくは側面、テレビは裏側といった具合に、製品の内側や裏面に記載されています。
契約アンペアは引越し以外でも変えられます。契約アンペアを変える理由には、主に二通りあります。
契約する電気会社の料金表とにらめっこして、自分の新居の生活に見合った契約アンペアを選ぶことが重要です。
契約アンペアは大抵の場合、各電力会社のコールセンターやお客様問い合わせ先などに連絡するとすぐに変更できます。基本的に一年間は変更しないようにお願いはされますが、絶対変更できないわけではありません。季節的な変更は断られますのでよく確認した上で変更しましょう。
記事提供:セレクトラ
投稿日:2016/07/29
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