| 3ヶ月未満 | 13.9% |
| 3ヶ月以上~6ヶ月未満 | 20.2% |
| 6ヶ月以上~9ヶ月未満 | 22.0% |
| 9ヶ月以上~1年未満 | 12.6% |
| 1年以上~2年未満 | 20.2% |
| 2年以上 | 11.0% |
- サンプル数 381
自宅から遠く離れた家や土地を売ったとき、不動産会社に連絡をしてから売買契約の締結までにどのくらいの期間がかかったのでしょうか?
最も多かったのは「6ヶ月以上~9ヶ月未満」の22.0%ですが、「1年以上~2年未満」も20.2%おり、「2年以上」の11.0%も加えると売却を完了するまでに1年以上かかった割合は31.2%でした。
「遠方の不動産」に限らず不動産を売却した人全体の結果では、売却を完了するまでに1年以上かかった人の割合は22.2%で、その差は9ポイントありました。自宅から遠く離れた物件は売れるまでに時間がかかる傾向があったことが分かります。
遠方にある不動産が親の自宅などであった場合、住まなくなった日から3年を経過する日が属する年の年末までに売却すれば「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」が適用となります。この特例は、「マイホーム特別控除」ともいわれ、自宅の売却で出た売却益(譲渡所得)を最大3,000万円控除できるものです。家屋を取り壊した場合は、「取り壊した日から1年以内の売買契約締結」という条件が加わるため注意が必要です。
売却益にかかる税率は、所有期間5年以下で39.63%、所有期間5年超で20.315%にも及ぶため、遠方にある不動産の売って売却益が出そうならば、とくにスムーズに動くことが求められるといえるでしょう。