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関西(n=476) |
九州・沖縄(n=318) |
| 1 |
余裕のあるスケジュールを立てる |
32.8% |
26.4% |
| 2 |
価格や担当者を複数の不動産会社でしっかり比較する |
29.2% |
29.9% |
| 3 |
売れないからといって安易に価格を下げない |
28.9% |
26.1% |
| 4 |
不動産会社の言うことが正しいかどうか判断できるようにする |
27.2% |
26.6% |
| 5 |
不動産会社に任せきりにせず、自分でも情報収集する |
23.6% |
28.2% |
| 6 |
査定価格の高さだけで不動産会社を選ばない |
23.0% |
17.8% |
| 7 |
売り出し価格を高くしすぎない |
20.7% |
20.0% |
| 8 |
多少の損を覚悟しておく |
20.2% |
17.9% |
| 9 |
内覧時に良い印象を与えられるようにする |
18.5% |
12.0% |
| 10 |
不動産会社について詳しく情報収集する |
16.8% |
19.4% |
| 11 |
設備の不具合などを正直に申告する |
15.3% |
17.0% |
| 12 |
買う人がどんな経済状態か、どんな人なのかを確認する |
9.9% |
13.0% |
関西と九州・沖縄を比較して、関西で多かったものは「余裕のあるスケジュールを立てる」32.8%(+6.4ポイント)、九州・沖縄で多かったものは「不動産会社に任せきりにせずに、自分でも情報収集する」28.2%(+4.6ポイント)でした。「価格や担当者を複数の不動産会社でしっかり比較する」は、両地域ともに多く、約3割の人が売却後、この点に関してこうすれば良かったと後悔したことが分かりました。
関西で「余裕のあるスケジュールを立てる」が多かった理由は、自宅の売却が多かったことに起因するでしょう。自宅を売って新居を買うという一連の流れでは、不動産売却・購入のいずれか、もしくは両方がスケジュールどおりに進まないこともあります。
住み替えは予算上、旧居の売却金を新居の購入費用の一部に充てていることも多く、旧居の売却金額で新居の予算が決まることも多いです。そのため、売却に焦って価格を下げなければならない状況になれば、新居の選択肢が狭まってしまいます。住み替えを伴う不動産売却はとくに、スケジュールに余裕を持って不動産会社に相談することが大切です。
九州・沖縄で「不動産会社に任せきりにせずに、自分でも情報収集する」が多いのは、不動産会社への査定依頼社数が「0社」や「1社」が多かったことに起因すると考えられます。不動産会社を選ぶうえで十分な比較・検討がされていないと、不動産会社や担当者を信頼することが難しくなります。「なかなか売れない」「担当者が査定時にはなかった提案をしてきた」という想定外の状況になったときにはとくに、不動産会社へ不信感を覚えたりするものです。
両地域で約3割の人が、「価格や担当者を複数の不動産会社でしっかり比較する」ことをすれば良かった…と思ったことから分かるように、満足のいく売却のためには不動産会社の比較が最も重要です。