不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME'S不動産査定住まいの売却データファイル70代~80代の不動産売却を大分析 360人の売却経験者データから見えた傾向

70代~80代の不動産売却を大分析 360人の売却経験者データから見えた傾向

70代~80代が売る不動産はどのくらいの期間で売れている?売却後には、どんな住まいに住み替えた?売却を終えて後悔したことは?全国の不動産売却をした70代~80代、360人のアンケート結果をデータ化し、その傾向を探りました。
経験者の「こうすれば良かった…」の生の声もご紹介。

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更新日:2019年12月24日

売却した不動産で多いのはマンション?一戸建て?土地?

一戸建てと土地が多く、マンションは少ない

マンション 22.6%
一戸建て 39.9%
土地 34.9%
一棟アパート 2.6%

70代~80代の方に売却した不動産の種別について聞いたところ、一戸建てを売った方が39.9%、土地を売った方が34.9%。マンションを売った方は22.6.%だったので、一戸建てや土地がマンションを上回る結果となりました。

売却した不動産の築年はどのくらい?

築30年以上の不動産が約半数を占める

3年未満 0.3%
3年以上10年未満 5.3%
10年以上20年未満 11.6%
20年以上30年未満 17.2%
30年以上40年未満 22.9%
40年以上 29.3%
わからない・覚えていない 13.4%
  • サンプル数 234
    マンション、一戸建て、一棟アパートを売却した方の回答を集計

売却物件の築年数を見てみたところ、約半数が築30年以上の物件、うち築40年以上の物件が29.3%という結果となりました。築10年未満の比較的築が浅めの物件を売却した方は全体の5.6%と少数でした。
築年が経過している一戸建て、マンションをどう売っていくかは、70代~80代の方が不動産を売るときに多くの人が直面する問題といえそうです。

不動産の売却完了までの期間は?

1年未満で65.6%が売却を完了している

3ヶ月未満 19.9%
3ヶ月~半年未満 18.0%
6ヶ月~1年未満 27.7%
1年~2年未満 18.3%
2年以上 10.5%
分からない 1.7%
不動産会社に連絡していない 3.9%

70代~80代の方が売却する不動産には築年が経過している物件が多く含まれていましたが、どのくらいの期間で売れたのでしょうか?
売却完了までにかかった期間を聞いたところ、半年未満で売却できた方は37.9%、1年未満に期間を延ばすと65.6%の方が売却を完了していました。築年が経過している物件であっても、1年未満で6割強は売れていたことがわかりました。

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住み替えのために不動産売却した人の割合は?

25.9%が住み替えのために家を売却

住み替え 25.9%
住み替え以外(相続など) 74.1%
  • サンプル数 351
    マンション、一戸建て、土地を売却した方の回答を集計

住み替えかそれ以外か、売却の理由をまとめたところ、25.9%が今まで住んでいた家を売って新しい住まいに住み替えるための売却だった、という結果となりました。
少ない感じもしますが、50代の住み替え割合が32.4%であることを考えると、意外に多い割合であると言えそうです。

70代~80代の住み替え後の住居は?

マンションへの住み替えが37.7%、一戸建ては24.6%

賃貸アパート・マンション/賃貸一戸建て 24.4%
中古マンション 22.7%
中古一戸建て 15.3%
新築マンション 14.9%
新築一戸建て(注文住宅) 5.5%
その他 4.0%
親族の家 3.9%
新築一戸建て(建て売り住宅) 3.8%
老人ホーム・介護施設 2.9%
上記以外の住まいを新規に契約した 2.6%
友人・知人の家 0.0%
  • サンプル数 91
    住み替えで賃貸や売買物件に転居した方の回答を集計

住み替えのために不動産売却をした方に、住み替え後の住居について聞いたところ、賃貸アパート・マンション/賃貸一戸建てへの住み替えが一番多く24.4%、次が中古マンションで22.7%でした。
住み替え後の住居をマンションと一戸建てという分け方で見てみると、中古マンションと新築マンションに住み替えた方の合計が37.7%、中古一戸建てと新築一戸建てに住み替えた方の合計が24.6%という結果になりました。
一戸建ては管理や維持に労力がかかるため、リタイア後は都心のコンパクトなマンションへ引っ越す、という話を聞きますが、そればかりではなく、一戸建てに住み替える方も一定数いることがわかりました。

売却のための情報は何で集めた?

ネット利用が一番多い

1 不動産・住宅情報Webサイト 30.1%
2 不動産会社が運営しているWebサイト 29.0%
3 不動産会社からの営業 24.3%
4 付き合いのあった不動産会社を利用した 23.6%
5 チラシ(折込、ポストイン)、郵送のダイレクトメール 12.6%
6 その他Webサイト 11.4%
7 街で見かけた 5.0%
8 新聞記事・広告 4.7%
9 雑誌・住宅情報誌・フリーペーパー 2.6%
10 テレビ番組やCM 1.4%
11 屋外広告(看板や駅貼り広告など) 1.0%
その他 10.5%
  • 複数回答

売却に関する情報(価格相場や不動産会社情報)を何で集めたのかを聞いたところ、一番多かったのは「不動産・住宅情報Webサイト」で30.1%の方が利用していました。「不動産会社が運営しているWebサイト」も29%の方が利用しており、70代~80代の方でも、売却に関する情報はネットを使って集めているのだということがわかりました。
「不動産会社からの営業」や「付き合いのあった不動産会社を利用した」は年代が上がるごとに利用割合も上がる傾向があるのですが、70代~80代になると2割強の方がこれらの方法で情報を集めていました。

売却後に思った「こうすれば良かった…」

価格に後悔、スケジュールについては後悔なし

1 売れないからといって安易に価格を下げない 33.3%
2 不動産会社の言うことが正しいかどうか判断できるようにする 32.2%
3 価格や担当者を複数の不動産会社でしっかり比較する 29.6%
4 売り出し価格を高くしすぎない 29.3%
5 不動産会社に任せきりにせず、自分でも情報収集する 29.0%
6 余裕のあるスケジュールを立てる 28.4%
7 多少の損を覚悟しておく 24.6%
8 設備の不具合などを正直に申告する 18.0%
9 不動産会社について詳しく情報収集する 17.4%
10 査定価格の高さだけで不動産会社を選ばない 15.0%
11 この中にあてはまるものはない 13.8%
12 内覧時に良い印象を与えられるようにする 12.4%
13 買う人がどんな経済状態か、どんな人なのかを確認する 10.7%
  • 複数回答

不動産売却を終えた70代~80代の方に、こうすれば良かったと後悔した点について聞いたところ、一番多かったのは「売れないからといって安易に価格を下げない」で33.3%の方がこれを挙げており、次は「不動産会社の言うことが正しいかどうか判断できるようにする」で32.3%でした。
全体的に見ると、70代~80代は「売り出し価格を高くしすぎない」など値付けについての項目が他年代よりも多い一方、他年代で多く挙がっていた「余裕のあるスケジュールを立てる」は少なめでした。価格面で後悔はあるが、スケジュールについては特に後悔はなかった方が多いのではないでしょうか。

不動産売却「こうすれば良かった…」生の声

  • インターネットサイトの活用をすれば、良かった。決めた直後に高値のオファーが来て、悔しかった。(70歳/男性/京都府京都市下京区のマンションを売却)
  • 不動産を購入するより売却する方が手間がかかること。法律的なことや不動産取引に関する知識を持つこと。(71歳/女性/大阪府吹田市の一戸建てを売却)
  • 売却までにチャンスがあったのにもっと高く売れることを期待していたため、チャンスを逃して安い価格で売却することになった。チャンスの見極めが大切。(71歳/女性/福岡県八女市の土地を売却)
  • 現状のままで売却したが、更地にしての売却でも良かったかな。確定申告で費用が必要経費として落とせる。(78歳/女性/群馬県太田市の一戸建てを売却))
  • 相場観もあるかもしれないが、高めに設定した方が良い。時間の経過で少しずつ下げるのです。(71歳/男性/大阪府東大阪市の一戸建てを売却)
  • 不動産業者の言いなりにならないよういくつかの業者から情報を収集すること。焦って早く売却することは損。(72歳/男性/東京都品川区の一戸建てを売却)

まとめ

70代~80代の不動産売却は築が古めの一戸建てやマンションを売る方が多い傾向がありましたが、半年以内に売却完了した方の割合は他年代とそんなに変わらないという結果になりました。
さまざまな年代の不動産売却の傾向を見ると、不動産が売れるまで期間を左右するのは築年より売り方(選ぶ媒介契約)ではないかと思えてきます。
70代~80代の売却傾向でほかに印象的だったこととしては、住み替える方の割合が50代とそんなに変わらないことや、売却のための情報収集にネットを利用するなど、予想以上にアクティブな70代~80代の姿に驚きました。

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アンケート対象者の内訳

  • 売却物件の所在地割合

    関東 31.3%
    関西 14.8%
    東海 7.0%
    北海道・東北 9.5%
    北陸・甲信越 10.0%
    中国・四国 16.6%
    九州・沖縄 10.8%
  • 職業割合

    会社員 1.5%
    経営者・役員 3.7%
    契約社員 1.4%
    派遣社員 0.0%
    公務員 0.0%
    自営業・自由業 8.0%
    専業主婦(主夫) 28.3%
    パート・アルバイト 6.4%
    無職 49.4%
    その他 1.3%
  • 世帯年収割合

    400万円未満 32.5%
    400~600万円未満 22.9%
    600~800万円未満 11.7%
    800~1,000万円未満 4.4%
    1,000~1,500万円未満 5.9%
    1,500万円以上 3.2%
    未回答 19.4%
  • 売却の理由割合

    資金関連 45.0%
    トラブル関連 41.2%
    相続関連 16.3%
    家族環境関連 36.5%
    • 複数回答

売却経験者のデータで見る傾向

調査概要

調査日
2019/9/19
調査対象者
過去2年以内に不動産の売却をした方
調査方法
インターネット調査
有効回答数
3,000票
調査主体
LIFULL HOME'S

※上記調査のうち、年齢が70歳~84歳のデータを抜粋して集計

LIFULL HOME'S不動産査定のデータ利用について

LIFULL HOME'S不動産査定提供の調査結果について、調査結果の引用・転載を希望される場合、 紙媒体や資料では「出典の明記」、ウェブ媒体では「出典の明記および、LIFULL HOME'S不動産査定と該当ページURLへのリンク」をお願いいたします。 その他ご要望等については、こちらより承ります。

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