投稿日:2020/02/28
引越し業者が訪問見積もりに来るとき、引越し料金がいくらなのかという点ばかり気になって、こちらから確認するべきことをついつい忘れてしまった経験はありませんか。
補償内容や見積金額がいつまで適用になるかなど、こちらから聞かないと詳しく教えてもらえないこともあります。確認し忘れたことがきっかけで、引越し料金が高くなってしまった……ということがないよう、訪問見積もりの際にこちらから確認するべきポイントをまとめてみました。
訪問見積もりで営業担当に確認するべき点は大きく分けて「荷造りに関すること」「料金に関すること」の2つがあります。まずは荷造りについて確認するべき点をみていきましょう。
荷造りをどこまで依頼できるかは申し込むプランによって違います。また、引越し業者によって対応が異なる点も。お願いできると思っていたら当日になって別料金だったということがないよう、気になる点は事前に聞いておきましょう。
例えば、洋服ダンスの中身について。引き出しも含めてすべて空にしておかなければならないのか、それともそのままで運んでもらえるのかといった点は引越し業者によって対応が違うようです。
家電や家具に必要な作業についても確認しておきます。冷蔵庫や洗濯機など、事前に水抜きなどの作業が必要な家電もあります。反対に炊飯器や電子レンジなどの小型家電は梱包しなくてもいい場合が多いです。
「なにをどこまでしておけばいいのか」「新居での設置は無料してもらえるのか」など、明確にしておきましょう。
ダンボールやガムテープ、エアキャップなどの緩衝材などの梱包材をどのくらいもらえるのかも確認しておきます。
訪問見積もりの際にダンボールを無料で置いていってくれる引越し業者がありますが、ダンボールが足りなくなったとき追加でもらえるのか、それは有料なのかといった点も要確認です。
また、布団ケースやハンガーケース、食器ケースなど引越し業者が用意しているリユース可能な梱包材を貸出してもらえるかについても確認しておくとよいでしょう。こうした梱包材を使うと梱包の手間が省けるだけでなく、ゴミを減らすことにもつながります。
引っ越し作業後に大量に出る空のダンボール。無料で引き取りをお願いできるのか、自分でゴミとして出さなければならないのかもチェックポイントです。
空のダンボールは荷物の搬入後すぐに引き渡せるわけではないため、数日後に取りに来てもらうことになります。いつまでに連絡すれば無料で引き取ってもらえるのか、引き取りに関するルールを確認しておきましょう。
現金や有価証券、宝石貴金属、石油が入っているストーブ、植物など引越し業者に運んでもらえないものがあります。また、ペットがいる場合、ペットの輸送も引越し業者に依頼できるかどうか確認しておくといいでしょう。
続いて引越し料金に関わる詳細について確認しておくポイントをみていきましょう。
ピアノやソファといった大型家財の運搬はもちろん、エアコンの着脱や家電の設置などにもオプション料金がかかる場合があります。
また、旧居ではスムーズに搬入できた家具や家電でも、新居の玄関からは搬入できないこともあります。大きめの家財がある場合、新居の通路・玄関の幅、エレベーターの有無などを確認されるはずですので、後日採寸して忘れずに連絡するようにしてください。
さらに新居前にトラックを横付けできるかどうかといった新居の周辺環境も引越し料金に影響します。新居が住宅地の中にある方や一歩通行の道路沿いにあるという方はオプション料金が発生するかどうか聞いておきましょう。
ポイントを貯めるためにクレジットカードで引越し料金を支払いたいという方は多いでしょう。これまで引っ越し料金の支払いは「当日、作業開始前に現金で」が一般的でしたが、最近では、事前の銀行振り込みやクレジットカード払いに対応する引越し業者が増えてきました。
ただし、クレジットカード払いは引越し当日に伝えてお対応してもらえません。クレジットカードで支払いたい場合は、訪問見積もりの際に引越し業者に伝えるようにしましょう。
通常、引越し予定日の前々日からキャンセル料金が発生します。
・引っ越しの前々日までにキャンセルまたは延期となった場合
見積もり料金の20%以内の料金
・引っ越し前日にキャンセルまたは延期となった場合
見積もり料金の30%以内の料金
・引っ越し当日にキャンセルまたは延期となった場合
見積もり料金の50%以内の料金
キャンセルすることが決まった場合、引越し当日以前に実施している作業があれば、その分の料金が請求されます。引っ越しの予定が変わるかもしれないという方はキャンセル料金や事前作業の有無についても確認してきましょう。
引越し作業中に荷物の破損や紛失があった場合の補償内容についても確認しておきましょう。通常、引越し業者は『運送業者貨物賠償責任保険』に加入しており、補償額の上限は1,000万円となっています。
とはいえ、どんな場合でも損害が補償されるというわけではありません。引っ越しの依頼主に過失がある場合や自然災害の場合などは対象外となります。また、美術品など高額な家財があるときは、訪問見積もりの際に担当者に伝えて補償の対象になるか別途、損害保険に加入する必要があるのかを質問しておきましょう。
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引越しの見積もり料金には有効期間があります。訪問見積もりで安かったので安心していたら有効期間を過ぎてしまい見積もりより高い料金を支払わなければならなくなった……ということのないよう、見積もり料金の有効期間を確認しておきましょう。
訪問見積もりの際、荷造りや料金についての疑問点や不安な点を聞いておくことで、無駄なオプション料金が発生するのを防ぐことができます。また、こちらからいろいろと質問することで引越し業者の担当者から料金を安くするためのアドバイスを引き出せることも。
せっかく時間を作って訪問見積もりに来てもらうのですから、分からないことや聞きたいことはまとめて確認するようにしましょう!
投稿日:2020/02/28
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