投稿日:2023/03/31
引っ越しはなにかとお金がかかりがちですよね。少しでも引越し費用を安くしたいと思っても、新しく購入するものがあったり、 賃貸物件の初期費用を用意しなければならなかったりとなかなか節約できないのが現実です。
でも、引越し業者に支払う引越し料金や賃貸物件の家賃は年間を通して変動します。引越料金が一番高いのは3月、安くなるのは12~1月で、家賃の相場は4月以降、ゴールデンウイーク明けから8月ごろまでが最も安くなります。
このことを理解して引越し時期を決めれば、引越しにかかる総費用を抑えることも不可能ではありません。ここではいつ引越をすれば、費用を抑えることができるのか、引越し料金や賃貸物件の契約にかかる費用を安く抑えるためのポイントを詳しく紹介していきます。
単身引越しでも家族の引越しでも、 引越し料金が一番安くなるのは12月から1月にかけての時期となり、一番高いのは3月までとなります。また家賃や初期費用については、5月のゴールデンウイーク明けから8月くらいまでが底値となります。
引越し業者へ支払う料金プラス賃貸物件の契約にかかる費用を合わせて考えると、一番お得な時期は8月や12月が狙い目と言えるでしょう。
ここからは実際の引越し料金相場を紹介していきます。
引っ越しの料金は移動する距離と人数だけではなく、時期によっても異なります。いずれも同都道府県内での引越し料金と遠距離の料金では倍近く差があることが分かります。
繁忙期を見てみましょう。平均価格だけを見ると、通常期に比べると単身引越しと二人家族での引越しまでは極端な金額の差はありません。しかし、荷物が多い3人家族以上の引越しとなると、通常期と繁忙期では10万円以上の差があることがわかります。
また、この時期は引っ越しをする人が増えるため引越し業者の予約自体が取りづらくなるのが特徴です。『単身引越しだし、繁忙期でも大丈夫』とのんびり準備をしていると、いざ引越し業者の予約を取ろうという段階になって、空きがないということも考えられます。
引越し料金が最も高くなるのは、転勤や新入学のシーズンとなる3月下旬から4月の上旬です。数年前、この繁忙期中に中に引っ越し業者の予約が取れなく『引越難民』が出たことで話題になり、全国トラック協会が引っ越しの時期をずらす『分散引っ越し』を推奨しているほどです。
同じ条件の引越しでもこの時期は料金が高くなるため、できるだけ繁忙期の引越しを避けることをおすすめします。
引越し料金を月別で見ていきましょう。 同都道府県内の場合、年間を通して単身引越しで最も料金が安いのは12月となり、平均価格は34,315円。1月も低く推移し、36,082円となっています。
これに対し、一番高い時期は3月となり63,047円。4月は60,796円となり少し下がりますが、通常期と比較して3万円程度も高くなります。引っ越しのタイミングを選べるなら、12~1月がおすすめです。
では、家族での引越しはどうでしょうか。同都道府県内の場合、年間を通して単身引越しで最も料金が安いのは12月となり、平均価格は69,435円。1月も低く推移し、69,594円となっています。
一番高い時期は3月となり111,700円。4月は88,964円となり少し下がります。3月は倍近い金額になりますが、4月に入ると少し安くなることが分かります。これだけ違うなら、引越を4月に延期することを検討してもいいかもしれません。
『固定費である家賃は年間を通していつでも同じでしょ?』と思っていませんか?実は賃貸物件の家賃や諸費費用にも安い時期と高い時期があります。家賃が安いタイミングに入居できれば、住んでいる間ずっと節約できることになってお得ですよね。では、いつが安いか詳しく見ていきましょう。
賃貸物件の家賃が安いオフシーズンは4月中旬から8月ごろまでです。引越繁忙期が終わって落ち着くこの時期は、需要が減るため賃貸物件によっては家賃が下がることがあります。
家賃が下がっていない場合でも、この時期は入居を希望する人が少なくなるため、敷金・礼金などの値引きを含めた価格交渉がしやすくなると考えられます。家賃を下げると他の入居者から不満が出ることがあるため、 フリーレント期間を設けて家賃を無料にすることで空き物件を減らす対策がとられることも多いです。
反対に家賃が高くなるのは1月から4月上旬にかけての時期。学生の場合、 受験前の1~2月の段階で家探しを始める人が増えはじめます。繁忙期になると家賃や初期費用を下げなくても入居者が見つかるため、値引き交渉もしづらくなります。
家賃や初期費用が安い時期に賃貸物件を探すと、引越し業者に支払う引っ越しの料金も安くなります。
また、不動産会社も通常期になると業務に余裕がでてきます。その結果、じっくり物件を探すことができる、ていねいに対応してもらえる、契約をせかされない、対応の待ち時間が少なくなるなどのメリットがあります。引っ越しの時期をずらせる方は、ゆっくりと新しいお家探しができる4月中旬から8月を選んでみてはいかがでしょうか。
安い時期に引っ越しをしたいと思っても、転勤や入学などで家賃や初期費用が安くならない時期に引っ越しをせざるを得ないこともあるでしょう。
賃貸物件の契約にかかる費用を安くできないとしても、引越業者に支払う引越料金は工夫次第で安くすることができます。 賃貸物件の契約にかかる費用が安くならない時期に引っ越す方は、以下のポイントを押さえて引越し業者に支払う料金を節約しましょう。
繁忙期に引っ越しをしなければならない方は、少しでも引越し料金を安くするポイントを押さえておきましょう。
転勤や新入学などで時期を選べないという方以外は、引っ越しの予定を安い時期に変更できないか検討してみましょう。一か月ずらすだけで数万円単位料金が変わることも多いので、引っ越しのスケジュールは期間のゆとりをもって決めることをおすすめします。
荷物の少ない単身引越しなら自力で引越し作業をするという方法もあります。家具や家電は新しく購入して新居に配送してもらい、持っていく荷物を最小限にすれば自分で運ぶことも不可能ではないでしょう。
自力で荷物を運ぼうとするとレンタカーを借りたり、手伝ってもらう家族や友達にお礼をしたりしなければならないため、結果的にお金がかかってしまう……ということがあります。ダンボールの荷物が大半という方は、宅配便や単身パックを利用してみましょう。費用をぐんと抑えることができます。
引越しの料金は移動する距離と荷物の量によって決まります。移動する距離は変えられませんが、荷物の量を減らすことはできますよね。引っ越しのタイミングで不用品を処分して荷物を減らせば、引越し料金を安くすることができます。 使わないものをわざわざ持って行って新居で捨てるということがないように、計画的に要らないものを処分しておきましょう。
引越し料金は依頼する業者によっても異なります。引越しの一括見積もりサービスを利用すれば、 自分が知らないような地域密着型の格安引越し業者を見つけることができるかもしれません。また相見積もりを取ることで、価格交渉がしやすくなります。是非、 引越しの一括見積もりサービスを利用してみましょう。
最後に引越しの一括見積もりの使い方を簡単に紹介します。
まずはご自身が考えている引越しの料金相場を把握しておきます。引越し料金のシミュレーターなどを使用しましょう。 その上で引っ越しの日程、荷物の量や建物の条件などを洗い出し、同じ内容で一括見積サービスから見積もりを出してもらいます。
その中から候補をいくつか選んで、訪問見積もりを依頼します。最近ではオンラインで見積もりができることもあるので忙しい人は利用してみてください。
訪問見積り後も即決はせずにさらに候補を絞って、価格交渉します。さらに繁忙期や土日、祝日料金が高くなるタイミングをずらす、荷物を減らす、時間帯指定をなくすなどして安くできないかも見直してみましょう。
ポイントは大手引越し業者だけではなく地域密着型・中小の引越し業者もチェックすること。しっかり検討して納得のいく引越をするためにも、できるだけ早めに相見積もりの依頼をするようにしてくださいね!
投稿日:2023/03/31
引越し料金は時期によって2倍以上も違ってくることをご存じですか?引越料金が一番高いのは3月、安くなるのは12~1月で、家賃の相場は4月以降、ゴールデンウイーク明けから8月ごろまでが最も安くなります。費用を安く抑えるためのポイントを詳しく紹介していきます。【LIFULL引越し】引越しの見積もり・予約ならLIFULL引越しにお任せ!!全国100社以上の引越し業者が提供するサービスをネットで簡単に料金比較でき無料一括見積もりや1社予約ができます。
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