投稿日:2020/10/13
荷物の少ない単身引っ越しは、単身パックを利用するのが便利ですが、これらのプランでは大きな家電や家具を運ぶことはできません。とはいえ、通常の引越しプランを利用すると料金が高くなってしまうことがほとんどです。
「ダンボールの荷物だけを運びたい」「ダンボールの荷物のほかに家電を持っていきたい」引越し料金を抑えつつ、このような異なるニーズを満たしてくれる引越しプランはあるのでしょうか。ここでは引越し業者が提供するミニ引越しプランや荷物の少ない引越しの料金を抑える方法について詳しく紹介します。単身引越しを控えている方、 必見です!
単身引越しをはじめとした荷物の少ない引っ越しで料金を抑える方法は以下の3つがあります。
・引越し業者の単身引越しパックを利用する
・引越し業者のミニ引越しプランを利用する
・宅急便やゆうパックを使う
最も簡単な方法は引越し業者が提供している単身引越しプランを利用する方法です。決められた大きさのコンテナに積み込める量だけを運んでもらうプランなので、訪問身をしてもらう必要が料金も格安です。
数ある単身引越しプランのなかでも、特に料金が安いのが日通の単身パック。荷物の量に応じて引越し単身パックSとLがあります。Sサイズ(高さ155cm、奥行き74cm幅108cm)で18,000円から、Lサイズ(高さ175cm、奥行き104cm、幅108cm)が20,000円~となっています。
Lサイズのカーゴに積める荷物料目安は冷蔵庫2ドア、洗濯機(4kg)、薄型テレビ(20インチ)、掃除機、電子レンジ、テレビ台(小)、衣装ケース(39×53×23cm)、カラーボックス(3段)、姿見、布団、ダンボールMサイズ5個と一人暮らしを始めるには十分と言えそうです。
ダンボールだけを積むほかにコンテナに載せることができる大型冷蔵庫やソファを運んでもらうという使い方もOK。LサイズプランならMサイズのダンボール(540×340×320mm)が30箱積めるそうです。また、WEB割引きもあります。
料金は同一市町村内でボックス1本17,000円~。ボックスの大きさは高さ170cm、奥行き・幅104cmです。ボックスは2本使うこともできます。ボックス1本の荷物量目安は衣装ケース3個、ダンボール15個、布団一組、カラーボックス1個程度。1本目のボックスにダンボールを積んで2本目に冷蔵庫や電子レンジなどを包むという使い方も可能です。
高さ145cm、幅100cm、奥行75cmのカーゴに入る荷物を運んでもらえるプラン。カーゴの台数は何台でもOKです。料金は問い合わせ要となっています。1カーゴに積める荷物の目安はテレビ、ミニコンポ、掃除機、パソコン、カラーボックス、座卓、ダンボール5個程度です。
高さ144cm、幅105cm、奥行き75cmの専用ボックスに積める荷物を運んでもらえるプランです。料金は問い合わせ要となっています。なお、サカイの小口便引越サービスは関東から関西、関西から九州など遠距離の引越のみの対応です。東京都内から都内、東京から神奈川、大阪から京都など同エリア内には対応していないのでご注意ください。
幅115cm、奥行128cm、高さ170cmのボックスに積める荷物を運んでもらえるプラン。単身プラン用のカーゴとしては業界最大の大きさかつ自転車も1台までならカーゴ料金に含めてもらえるというところが他の引越し業者よりも優れている点です。料金は同一都道府県内の引越しで税込41,800円~と少し高めです。
便利な単身引越しプランですが、以下のようなデメリットもあります。
・大型家電や家具などは運んでもらえない
・ダンボールを自分で用意する必要がある
・搬入出や荷解きなどは手伝ってもらえない
・荷物の到着は翌日以降になる
・対応エリアが限られている場合も
格安の引越し料金で人気の単身引越しプランですが、注意すべき点もあります。まず大型の家具や家電は呼んでもらえないことが多いということ。ベッドやソファを持っていきたいという場合は別に運んでもらう必要があります。
また、ダンボールや布団ケースなどの梱包材は自分で用意するか、別途購入しなければなりません。さらに単身引越しプランでは引越し業者のスタッフに梱包や荷解きなども手伝ってもらうことができないので時間に余裕をもって準備するようにしましょう。
荷物の到着日にも注意が必要です。こうした単身引越しプランはトラックをチャーターするのではなく、決められた大きさのカーゴをまとめてトラックに積んで運ぶ混載便にすることで料金を下げています。そのため荷物の到着は翌日以降となり、引越し業者によっては対応するエリアが限られていることもあります。
「荷物は少なめだけど、家具や家電も運んでもらいたい」そんな単身引越しなら、引越し業者の『ミニ引越しプラン』を選ぶのがおすすめです。
単身パックとの違いは大型家具や家電の配送から設置までお願いできるという点やダンボールや布団袋の無料提供や衣装ボックスの貸し出しなど、梱包材を用意してもらえるところなどでしょう。女性やシニアの方の引越しに適していると言えます。ただし、引越し業者よっては事前の訪問見積もりが必要です。
赤帽の運送業者が所有する引越し専用のハイルーフ車なら、単身パックで使用する一般的なカーゴの3倍の荷物を運ぶことも可能です。 単身パックと違い、混載便ではないため、荷物が当日に届くというのも嬉しいポイント。荷物の搬入出も手伝ってもらえて、大手引越し業さに比べると料金も格安です。
ただし赤帽は個人事業主の集まりなので、ハイルーフ車の有無や対応の可否についてはばらつきがあります。通常の軽トラ以外の車両があるか、背の高い家具や荷物が運べるかなど、あらかじめ確認しておきましょう。
通常の引越しプランのように大型家具、家電の荷造りから運び込み、家具の配置まで依頼できるプランです。 近距離かつ、ワンルームから1LDK程度の荷物を想定した格安のプランです。料金は問い合わせ要です。
タテ+ヨコ+奥行きの合計が150cm以内のダンボール10個程度の『超ミニ引越しプラン』から、ダンボール15個プラス小型チェスト程度の荷物を運べる『特ミニ引越しプラン』、ダンボール20個とテレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・自転車などが運べる『ミニ引越しプラン』の3種類があります。料金は問い合わせ要です。荷物の量に応じた人数のスタッフが来てくれ、簡単な掃除や家具の配置換え、荷解きのお手伝いなど、10分程度でできるお手伝いをしてもらえる『とっておきサービス』もあるのが便利。ただし、同一区内・同一市内の5km以内の引越し限定で、日時指定はできません。
荷物の梱包や搬入出は自分で行い、トラックのみをチャーターすることで料金を抑えたサービスです。荷物の量に応じて料金が決まるので、事前の訪問見積もりが必要です。
各運送会社や個人ドライバーの空き時間を有効活用し、低価格で荷物を運んでもらうことができるマッチングサービス。荷物を運んでもらいたい人と、運送業者を仲介するサービスなので料金が抑えられているのが特徴です。距離に応じて料金が変わりますが、軽ワゴンや軽トラは1台4,300円から。空いているドライバーがいれば、緊急配送や即日配送にも対応してもらえます。
ダンボールに入る荷物だけの引越しなら、ゆうパックや宅急便を使って荷物を運ぶ方法もあります。到着日を指定できるというメリットもあります。
ゆうパックの場合、 郵便局で購入する特大サイズのダンボール(120サイズ縦34.5cm、横44.5cm、高さ34㎝)なら、料金は同一都道府県内で1個あたり1,530円。集荷も依頼できますが、郵便局やコンビニに持ち込むことで1個当たり120円の割引があります。また、同じ宛名に2個以上荷物を送ると1個当たり60円割引になります。
ヤマト運輸の宅急便では、ゆうパック特大と同じ程度120サイズのダンボールが同一都道府県内で1個当たり1,610円です。クロネコメンバーズや荷物の持ち込み、デジタル送り状、電子決済などを利用することで、1個当たり最大375円の割引を受けることができます。
以前は大型の家具や家電がない場合、このような宅急便やゆうパックを使った引っ越しも有効でした。しかし運送料の値上げが続いた現在では、一定の荷物量がある場合、単身パックなどを利用した方が安く済むことが多いようです。
単身引越しなど少量の荷物を運ぶ引っ越しを安くする方法は、単身パックを利用する方法、ミニ引越しプランを利用する方法、宅急便またはゆうパックを使用する方法などがあります。近距離の引越しなら、料金が分かりやすい日通の『単身パック』やヤマトホームコンビニエンスの『わたしの引越し』などがいいでしょう。
どの方法を選ぶかは荷物の量やどのくらいの荷物を自力で運べるか、家電や家具の設置は自分でできるかといった点によっても変わってきます。安い方法を選んだつもりが、オプション料金が発生してかえって高くついてしまったということも。事前に荷物の量と必要な作業を明確にしてから依頼するのがポイントです。
投稿日:2020/10/13
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