引越し見積もりサイトLIFULL引越し(旧HOME'S引越し) > 引越し見積もりを最大60%安くする方法 > 日本から海外への引越し。見積もりはどうなる?手続きは英語?

日本から海外への引越し。見積もりはどうなる?手続きは英語?

投稿日:2020/03/10

hero

同じ引越しでも、国内とは勝手が違うのが海外への引越しです。荷物はどうやって運ぶのか、引越し料金がどのくらいかかるのか、どんな手続きが必要なのかなど、分からないことも多いですよね。ここでは日本から海外へ引越しするときの注意点や見積もりの内容、流れなどについて詳しく説明していきます。

INDEX


  1. 日本から海外への引越し費用、どのくらいかかる?

  2. 日本から海外への引越しの見積もり

    1. 見積もりの流れ
    2. 海外への引越し用のダンボールは有料?
    3. 荷物の種類によって輸送保険をかける必要も
    4. 持っていけない家具や家財はトランクルームへ


  3. 日本から海外への引越し・安くするポイントとは

    1. 荷物は少なく!ダンボールのみがベスト
    2. 新品を少なくする
    3. 船便を利用する
    4. 入国時、別送品申告書の提出を忘れずに


LIFULL引越し

【LIFULL引越し編集部】この記事の作成・編集を担当。引越し業者の一括見積もりサービスを提供しているLIFULL引越し公式編集部です。引越しに役立つ情報をご紹介しています。


引越料金相場シミュレータ
引越しタイプ
引越し時期
移動距離
平均料金相場
0

あなたのお引越しはいくら?

無料引越し見積もりスタート

日本から海外への引越し費用、どのくらいかかる?

日本から海外へ引越しをするときの費用は以下の合計額になります。

・日本からの輸出料金
・滞在国への輸入料金
・荷物の運賃

 

売り物でもなく、自分で使うために自分が使っていたものを持っていくのに「輸出&輸入」することになるの?と疑問に思った方も多いでしょう。日本から海外へ荷物を送るときには税関で輸出入手続きをして、必要に応じて関税を支払う必要があるのです。

例えば中国は使用中の家財でも物によって10~30%の関税がかかりますし、発展途上国や開発途上国のなかには国家の収入にするため、あるいは自国の産業を守るという名目で使用している家財に対しても課税する国があります。

ただし、実際にはこうした一部の国を除き、先進国であれば「本人が本人宛に送る使用中の家財」であれば、関税はかかりません。

 

日本から海外への引越しの見積もり

通関手続きでは、複数の書類が必要となり手続きが煩雑です。海外引越しに対応している引越し業者は、通関手続きも代行してくれるので早めに積もりを依頼するのがベスト。依頼するタイミングは渡航の2カ月前くらいが目安となります。

渡航先の国に支店がある大手引っ越し業者を利用すれば、現地での対応も日本語で受け付けてくれる可能性が大です。日本語を話せるスタッフが配送してくれるところもあります。

通関に必要な書類は渡航先の国やどんな目的で海外に滞在するのかなどによっても異なります。海外赴任の場合はパスポートのコピーのほか、赴任証明書や雇用証明書を提出しなければならなかったり、留学の場合でもビザのコピーが必要になったりします。

海外への引越しに対応している引越し業者に依頼すれば、荷物を送るために必要な書類についても教えてもらえるので忙しい方でも安心です。

見積もりの流れ

海外への引越しを依頼すると、まず担当者が見積もりをかねて事前の打ち合わせのために来訪します。このときまでに「海外へ持っていくもの」「日本に残すもの(実家へ運ぶorトランクルームに保管など)」に分けておきましょう。

担当者が海外へ持っていく荷物の内容と量をチェックして引越し料金を提示し、後日必要な梱包材を届けてくれます。 自分で梱包をするときには関税手続きに必要な「梱包明細書」を箱ごとに記入してく必要があります。

海外への引越し用のダンボールは有料?

国内での引越しの場合、ダンボールをはじめとする梱包材は無料で引越し業者が提供してくれることがほとんどですが、海外への引っ越しの場合、どうなるのでしょうか。

海外引越しのプラン料金には、ダンボールの料金が含まれています。これは、引越し業者の名前が入ったダンボールです。

海外では、日本国内の配送業者のように荷物を丁重に扱ってもらえるとは限りません。放り投げられたり水に濡れたりということは日常茶飯時。特に時間がかかる船便では到着したときにはダンボールがすり切れているということもよくあります。引越し業者の海外用ダンボールはその点を考慮して丈夫にできているので安心です。

 

荷物の種類によって輸送保険をかける必要も

日本国内と比べて、海外では配送中の荷物がなくなる、中身が破損するという事故が起こる可能性が若干高くなります。大切な荷物には輸送保険をかけておきましょう。保険金額は「梱包明細書」に記入する「Value(荷物の価値)」の金額に応じます。

海外に支店のある引越し業者のなかには事故があった場合、保険金の請求も代行してくれるところがあります。引越し会社を通じて輸送保険に加入できることが多いので見積もりの際に営業担当者に確認してみましょう。

持っていけない家具や家財はトランクルームへ

海外に持っていくことができない家具や家財を実家などに預けられない場合、トランクルームに保管しておくと便利です。引越し業者のなかにはワンストップでトランクルームの手配をしてくれるところもあります。こちらも見積もりの際に合わせて依頼することができます。

日本から海外への引越し・安くするポイントとは

関税額は物によって定められており、安くすることはできません。海外引越しを安くするためのポイントは以下の3点です。

・荷物を少なくする
・新品を少なくする
・船便を利用する

荷物は少なく!ダンボールのみがベスト

送る荷物が多ければ多いほど運賃も関税額も高くなります。大きな家具や家電は現地で調達した方が安くあがることがほとんど。海外には家具付きの物件も多いです。事前になにが必要かよく検討し、渡航先で買えないようなものやどうしても必要なものだけを送るのがベストです。

新品を少なくする

新品を送る場合、自分が買って自分が使うものであっても課税されることも覚えておきましょう。 EU 諸国では購入から6ヶ月以内、 オーストラリアやニュージーランドでは購入から1年以内のものが新品と見なされ課税されます。

この新品課税については渡航先の国によって厳しい国とチェックがゆるい国があります。中国やイギリス、オーストラリアなどは厳しく正しく申告しない場合ペナルティが課されることも。日本人にとって必需品となる炊飯器などは特に要注意です。

また、荷物を梱包するときに記入する「梱包明細書」には「Value(荷物の価値)」を記入しますが、この金額が高いと新品とみなされて課税されることがあるので注意しましょう。

船便を利用する

海外への引越し料金を安くしたいと思っても関税の金額は決まっているため、安くすることはできません。安くできるのは運賃のみと考えておきましょう。引越し料金を安くするには航空便ではなく船便を利用するのがポイントです。

日本通運の海外引越しサービスを利用するときの料金の目安を見てみましょう。船便を利用する「セルフパックコンビ」と航空便を利用する「留学パック」の料金の差は以下の通りとなっています。

航空便の場合

縦x横x高cm=60,000(cm3)10kgまで 33,000円

 

船便の場合

3辺の合計170cm以内、重さ30kg以内のダンボール5個で82,000円

 

このように航空便と船便では運賃が倍以上になります。航空便は荷物の到着までにかかる日数が短いのがメリットですが、大量の荷物を送るときには船便を選ぶのが基本となります。

荷物の到着時期も考慮しよう

航空便と船便では荷物の到着までにかかる日数が倍以上になることがあります。アメリカやEU諸国では航空便の場合、到着までに2週間程度、船便では1~2カ月程度かかると思っておきましょう。

なお、関税手続きは本人が入国する前にはできません。自分が入国した後に荷物が到着するようにスケジュールを考えて発送する必要があります。

入国時、別送品申告書の提出を忘れずに

渡航先に先に荷物を送った場合、「別送品申告書」を入国の際、手荷物検査の税関職員に提出する必要があります。海外旅行から日本へ帰国する際、飛行機のなかで「別送品申告書」を記入しますが、海外への引越しの場合も同じように別送品申告書を提出しなければならないので、忘れないようにしてくださいね。

海外への引越しに対応している引っ越し業者に依頼すれば、別送品申告書の記入方法のアドバイスもしてもらえるので安心です。

LIFULL引越し

【LIFULL引越し編集部】この記事の作成・編集を担当。引越し業者の一括見積もりサービスを提供しているLIFULL引越し公式編集部です。引越しに役立つ情報をご紹介しています。


引越料金相場シミュレータ
引越しタイプ
引越し時期
移動距離
平均料金相場
0

あなたのお引越しはいくら?

無料引越し見積もりスタート

投稿日:2020/03/10

引越し見積もりを最大60%安くする方法関連リンク

引越しのLINE見積もりサービスって?
ここではそんなLINEでできり見積もりサービスを紹介していきます。
引越しの一括見積もりサイト、ヤバイって本当?その理由とは
ここでは引越しの一括見積もりサイトがなぜヤバイと言われているのか、その理由と実際に利用するときの注意点について詳しく紹介していきます。
引越し会社おすすめランキング10社比較 – 2024年版
ここでは『2024年最新版のおすすめの引越し会社ランキング』を紹介しながら各引越し業者のメリットやデメリットをチェックしていきます!
福利厚生の引っ越し ベネフィットステーションやリロクラブなど福利厚生の引っ越しサービス比較と料金相場
会社の福利厚生に引っ越しが安くなる割引サービスがあります。それぞれのサービス比較と、どれぐらい安いのか料金相場をご紹介します。
引越しを地域密着業者に依頼するメリットと料金相場
ここでは引越しの見積もりを地域密着型の引越し業者に依頼する際のメリットやデメリット、選び方のポイントなどについて紹介していきます。
引越し費用が安い時期 引越し費用が安い時期は?高い・安い月と引越し業者や賃貸料金を安くするコツ
引越し料金は時期によって2倍以上も違ってくることをご存じですか?引越しの費用を安く抑えるためのポイントを詳しく紹介していきます。
不動産屋からの紹介か一括見積もりが良いか 不動産屋から紹介される引越し業者と 一括見積り・どちらが安い?
不動産会社で紹介される引越し業者と一括見積りシステムで探す引越し業者を比べると、どちらがお得なのでしょうか。
引っ越しの相見積もり。何社に依頼するのが良い?
引越しの相見積もりを依頼する際、何社くらいに依頼すると料金が安くなり、短時間で決定できるのか疑問にお答えしていきます。
引越し業者選び 引越し業者の選び方6つのポイントと見積もり比較のコツ
引越し業者選びで大手か中小どちらにすべきか、サービスは何があると良いかなど見るべきポイントをご紹介します。
安い引越し業者ランキング 【最新】安い引越し業者おすすめランキング!単身・家族の格安業者はどれ?
LIFULL引越しに寄せられた口コミ・評判から単身・家族・地域別でおすすめの安い引越し業者ランキングをご紹介します。
引越し先、エレベーターのあるなし、階数で変わること&注意点とは
ここでは引っ越し先がエレベーターのないときに変わってくる費用や注意したい点について詳しく説明していきます。
引越し見積書のチェックポイント 引越し料金を安くするための引越見積書チェックポイント
料金を安くするための引越し見積書チェックポイントについてご紹介します。
訪問不要?コロナ禍でも安心なリモート引越し訪問見積もり
ここでは引越しの訪問見積もりの際に契約を即決すると安くなるのか?また、契約を迫られた時に上手に断る方法などについて詳しくご説明していきます。
引越し一括見積もりサイトで電話番号を提示するとどうなる?番号なしで見積もりする裏技
一括見積もりサイトで電話番号を提示するメリットとデメリットのほか、電話番号を提示せずに見積もりを依頼する方法などについてまとめています。

引越しの見積もりに個人情報は必要or不要?
ここでは引越しの見積もり依頼時に個人情報を入力する必要が本当にあるのかどうか詳しく説明していきます。
訪問見積もり 引越しの訪問見積もりで料金を安くするコツ
最大60%も安くなる!?訪問見積もりを上手に受けて、料金を安くするコツについてご紹介します。
離島への引越し料金相場と引越しの際の注意点とは
ここでは離島へ引越しする場合の料金の相場や対応している引っ越し業者、引っ越しする際に知っておきたいことなどについてまとめています。
新型コロナ感染症対策・引越しの訪問見積もり、あいさつはどうする?
引越し平日の方が安い?休日・祝日の料金相場と比較
ここでは平日と週末などの休日、祝日の引越し料金の相場を比較しながら、どのくらい引越し料金に差があるかを詳しく説明していきます。
引越しのフリー便はどのくらい安くなる?
ここでは平日と週末などの休日、祝日の引越し料金の相場を比較しながら、どのくらい引越し料金に差があるかを詳しく説明していきます。
引越しの見積もり、早めの予約(早割)がお得!
ここでは早割り制度を使える引越し業者とそのサービスの内容を説明していきます。
長距離の引越し見積もりを安くする方法
ここでは訪問見積もりの際に契約を即決すると安くなるのか?また、契約を迫られた時に上手に断る方法などについて詳しくご説明していきます。
少量の荷物を運ぶ引越しを安くする方法。ミニ引越しプランは安い?
ここでは訪問見積もりの際に契約を即決すると安くなるのか?また、契約を迫られた時に上手に断る方法などについて詳しくご説明していきます。
シニアの介護施設への引越し見積もりはどうすればいい?
ここでは訪問見積もりの際に契約を即決すると安くなるのか?また、契約を迫られた時に上手に断る方法などについて詳しくご説明していきます。
引越しの見積もり、即決は価格が安くなる?
引越し料金は即決する場合について詳しく紹介していきます。
一人暮らしの引越し 自力VS業者見積 引越業者orレンタカー?一人暮らしの引越し見積もり
一人暮らしの引越しを安くするなら引越し業者に頼むか?レンタカーなどで自力で行うか?という疑問に答えながら、それぞれの引越し方法のメリット、デメリット、そして一人暮らしの引越を安くあげるためのコツについて詳しくご紹介します。
オプションサービスのエアコン設置 引越しの見積もりが○万高くなる5つのケース
荷物の梱包や一時保管、エアコン・バイク・ペットの運搬などを依頼できる引越しオプションサービスと料金についてご紹介します。
新型コロナの影響で家賃が払えない!賃貸住宅の家賃支払いは待ってもらえる?減額は?
ここでは緊急事態宣言解除後の引っ越し事情について最新情報を紹介していきます。
【5月~7月】新型コロナ感染症・緊急事態宣言解除後の引越し
ここでは緊急事態宣言解除後の引っ越し事情について最新情報を紹介していきます。
引越し料金の支払い方。見積もり時にキャッシュレス決済できるか確認しよう!
ここでは引越し料金をキャッシュレス決済できる引越し業者や支払いをするときの注意点などについて詳しく紹介していきます。

【LIFULL引越し】引越しの見積もり・予約ならLIFULL引越しにお任せ!!全国100社以上の引越し業者が提供するサービスをネットで簡単に料金比較でき無料一括見積もりや1社予約ができます。

  • 情報セキュリティマネジメントシステム国際規格
    株式会社LIFULLは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001」および国内規格「JIS Q 27001」の認証を取得しています。