投稿日:2020/03/31
「結婚のための引越しはそれぞれが依頼しないといけないの?」
「ルームシェアをするとき、お互いの引越しをひとつにまとめられない?」
「両親と新しい住居で同居を始めるとき、引越しはどうすればいい?」
こんなときに便利なのが2か所以上の場所から荷物を積んで新居に運んでくれる「立ち寄りプラン」です。「二か所積み」「二か所降ろし」と呼ぶこともあります。多くの引越し業者が対応している便利な立ち寄りプランですが、どんなときに使うことができるのでしょうか。また、立ち寄り見積もりを依頼するときの注意点についても詳しくまとめています。
立ち寄りプランとは「2か所以上で荷物を積んで新居に運ぶ」引越しで適用されるプランのこと。以下のようなケースで利用すると便利です。
・結婚や同棲をスタートさせる
・ルームシェアを始める
・実家に立ち寄り、荷物をピックアップして新居に引っ越す
・引越しの途中でトランクルームにある荷物をピックアップして新居に引っ越す
・自分の家から両親の家に立ち寄って荷物を積み、二世帯同居する新居へ運ぶ
2か所からの引越しでも、それぞれの住まいの距離や荷物の量などによっては1つの引越しとして依頼できるので引越し料金を抑えることができるのです。一般的な立ち寄りプランの引っ越し料金は、通常の引越しの1.5倍程度からが相場となっています。
また、以下のような「新居を含めて2か所以上に荷物を降ろす」ときにも立ち寄りプランを使うことができます。
・引っ越しの途中にトランクルームに立ち寄って荷物を保管する
・使わない荷物を実家に預ける
・大型の家具や家財を譲るため、友達の家に立ち寄る
大手の引越し業者のほとんどが立ち寄りプランに対応しています。地域密着型・中小規模の引越し業者でも立ち寄りプランが使えることが多いですが、荷物を運んでもらえるエリアが限定されていることがあるので注意しましょう。
また、赤帽でもハイルーフトラックを利用して立ち寄りプランに対応してくれるところがあります。赤帽の軽トラックならお互いの住居前の道路が狭くても対応してもらえるかもしれません。一人暮らしをしていたカップルの方が同居するケースなど、運ぶ荷物がそれほど多くない引越しの場合、問い合わせてみる価値はあるでしょう。
複数の引越し業者に問い合わせるのが大変……という方は一括見積サイトを利用して引越し業者をピックアップしてみてはいかがでしょうか。
立ち寄りプランが適用されるのは、1台の大きなトラックにすべての荷物を積んで同じトラックでそのまま新居に運べることが条件です。以下のポイントに当てはまらない場合、立ち寄りプランが利用できないことがあるので注意しましょう。
・1台のトラックにすべての荷物を積み切れる
・お互いの家が新居までの道のりにある
・お互いの住居、新居の前の道路がいずれも広く同じトラックが通れる
立ち寄りプランが利用できる場合、訪問見積もりはどのように行うのでしょうか。対応は引越し業者によって異なりますが「ひとりの営業が担当し、2か所訪問見積もりをする」ところが多いようです。この場合、営業担当がそれぞれの住居手荷物の量や必要な作業について確認してくれるので安心です。
一方、立ち寄りプランの訪問見積りでも「荷物が多い方のみ訪問見積もりをし、立ち寄る方は訪問見積もりなし」という引越し業者もあります。トランクルームや実家などに立ち寄って荷物を積むときも立ち寄り先の見積もりはしないことが多いようです。
立ち寄り先の訪問見積もりを行わない場合、荷物の量や必要な作業について正確に把握して引越し業者に伝える必要があります。
もし、立ち寄り先の住居の建物で大がかりな養生が必要だったり特殊作業が必要だったりすると別々の引っ越しとして対応をせざるを得ないことも。大きな家電や家具がある場合は必ず見積もり時に営業担当に相談するようにしましょう。
立ち寄りプランをできるだけ安く利用したいときは、訪問見積もりまでに不用品を処分してできるだけ荷物を少なくしておきましょう。また、時間指定なしのフリー便を利用することでも引越し料金を抑えることができます。
便利な立ち寄りプランですが、計画的に荷造りを行わないと当日になって慌ててしまうことがあります。立ち寄りプランを利用するときは以下の点に注意しましょう。
途中で荷物を降ろす場合、トラックに積んでから降ろす荷物を見分けられるように印をつけておきましょう。梱包する必要がない小型の家電なども運びやすいようダンボールなどに入れておくとスムーズです。
立ち寄り先でトラックの奥の方から荷物を出すのは大変です。途中で荷物を降ろす場合、降ろす荷物を最後に積むようにするのもポイント。特に大型の家具や家電を途中で降ろしたい際には見積もりの際に営業担当に伝えるだけでなく、引越し当日も荷物を運んでくれるスタッフに説明するようにしましょう。
「結婚や同棲をスタートさせる予定だけど、お互いの家が離れていて立ち寄りプランが使えそうにない……」「パートナーの住居前の道路が狭くて大きいトラックが入れそうにない」そんなときは、やはりお互い別々に引越し業者に依頼するしかないのでしょうか。
仮にトラックが別々になったとしても、ひとつの引越し業者にまとめて依頼をした方が、割引が適用されるため、引越し料金がお得になることが多いようです。
ただし割引の金額は引越し業者によって異なるため、一括見積もりシステムを利用して「2件の引越しを依頼した場合、どのくらい引っ越し料金が安くなるのか見積もりをお願いしたい」などと問い合わせてみるのがおすすめです。
投稿日:2020/03/31
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