投稿日:2020/05/26
首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が急速に広まったことを受け、4月7日に行われた緊急事態宣言。事態が収束へ向かっていることから、全都道府県で5月25日に解除されることになりました。
本来であれば、引っ越しの繁忙期であった3~4月にかけて、引っ越しができなかったという方もいるかもしれません。緊急事態宣言下である5月いっぱいはやはり引越しは避けるべきなのでしょうか。
また、6月7月の引っ越しについて、各引越し業者ではどのような対応をとっているのでしょうか。
5月25日以降は感染者数や医療体制のひっ迫具合などを考慮し、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、都道府県をまたぐ不要不急の移動自粛はしばらく続くと考えていいでしょう。
引っ越しはどうしても対面での作業が増えるため、感染のリスクもゼロとは言えません。また、他県のナンバーをつけた車があおられたり、移動が多い物流関係の仕事をしている方が感情的な言葉を投げつけられたりといったトラブルも起きています。
さらに感染者が少ない都道府県では転入届の提出を待つように言われることもあるようです。
「コロナ感染に対する不安はあるけれど、これ以上引越しを延期できない」
「どうしても引っ越ししなければならない」
このように待ったなしで引越しをしなければならないという方はどうするべきでしょうか。2020年5月26日現在、緊急事態宣言下でも、ほとんどの引っ越し業者が手洗いうがいの徹底、除菌、マスク着用、検温、感染拡大予防対策をとりながら、引越しの見積もりや引っ越しの受注に対応しているようです。
ご自身と家族の安全を第一に考えて判断するのが先決ですが、やむを得ず引っ越ししなければならない場合、感染症対策をしっかりと行なっている引っ越し業者に依頼するという方法もあります。
3月から4月にかけてキャンセルが相次いだ引っ越し業界ですが、引き続き6月、7月の引っ越しについて通常通り見積成約を開始しています。また、Web 上やメール、電話だけで見積もりから契約まで完結できるところも増えています。代表的な例をいくつか挙げてみましょう。
東京都内、埼玉・神奈川・千葉など関東エリアの引越しをカバーするケーエー引越センターでは、うがい、手洗い・マスクの着用・休日の外出自粛・電車以外での通勤推奨といった基本的な対策の他、以下の対策を実施しています。
・運行する全トラック車両にアルコール消毒除菌を完備
・運行する全トラック車両・キャビン内を業務用オゾン発生器でウイルス消毒殺菌
・社内エリアを業務用オゾン発生器でウイルス消毒殺菌
もともとコスト削減のため、訪問見積もりは行わず電話とメールのみで契約OKという独自のスタイルを確立しているケーエー引越しセンター。対応エリア内の単身引っ越しについては宅配便よりも安いプランもあるので、これから引越しを考えている方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。
サカイ引越センターでは、新たに Web 上から見積もり、契約ができるシステムを採用、訪問見積もりが必要な際には顧客にもマスクの着用を依頼するなど感染予防対策を徹底しています。
「弊社では、安全対策として全従業員に、「手洗い、うがい」「毎朝の体温報告」、「マスクの着用」、「職場環境の改善 」を徹底しております。また、従業員の発熱が確認された場合には、即業務を停止させ、自宅待機の指示をするとともに、本社にて情報を集約し速やかに情報発信をします。このような取り組みを行いながら、可能な限りお客様のご要望に対応させていただきます。
《お客様へのお願い》
発熱、咳、くしゃみなどの症状他、体調が悪くなられた場合は、無理をなさらずに早め
にお申し出下さい。引越日程の再調整をさせて頂きます。お見積もり時には、お客様ご自身も手洗い、マスクの着用をお願いいたします」
(出典:サカイ引越センター http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/pdf/20200425.pdf)
単身引っ越し限定でWebだけで見積もり、契約ができる「ササッと予約」「スマート見積もり」サービスもご利用ください。
見積もり、契約はもちろんダンボールの受け取りから精算までスマホや電話で完結できる通販スタイルの引っ越しを提案する「ラク越」も引っ越し当日まで対面でのやりとりが不要なサービスです。
クレジットカードでの支払いにももちろん対応、無料のダンボールの他にそのまま部屋に保管しておけるようなお洒落なデザイナーズダンボール(有料)も用意されています。 5月12日現在の空き状況は5月が44%、6月が94%と比較的余裕があるようです。
こうした状況下でもできるだけ安い引越し業者に依頼したい!という方は引っ越し Web 予約サービスを利用してみてもいいでしょう。2020年8月の引越しまで予約できるので、3~4月の引っ越しを延期した方にも最適です。
すでに引っ越し業者に作業を依頼して契約済みの方は作業が予定通りに行えるかどうか、念のため確認しておきましょう。では、すでに予約していた引っ越しをキャンセルする場合、どうなるのでしょうか。
通常、 引っ越しの予約をキャンセルする場合、「引越し運送約款」の定めにより、2日前(前々日)からキャンセル料が必要となります。ただし、現時点でキャンセル料が請求されるかどうかは引越し業者によって対応が異なるようです。
なかにはサカイ引越センターのように体調が悪い場合は日程調整をしてくれるところもあります。その他にも感染拡大の状況を考慮し、キャンセル料なしで日程を変更してくれるという対応をしている引越し業者も多いようです。延期を考えている方は、早めに問い合わせてみましょう。
引っ越しに伴う、転出・転入届は原則として新しい住居に住み始めてから14日以内に提出することとなっています。ただし、届出をする人が役所に集中するのを避けるため、現在は提出期間を延長して受けつけているようです。
また、都道府県によってはこれらの手続きを郵送で受けつけているところもあるので、引っ越しを予定している方は、事前に手続きの期限や提出方法などについても問い合わせてみるとよいでしょう。
投稿日:2020/05/26
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