2020年11月スタート。福岡・熊本・鹿児島・長野から、2021年5月まで順次配信

2020年11月4日、福岡のリノベーションの聖地「冷泉荘」を舞台に、7年目を迎える「九州DIYリノベWEEKEND2020」のスタートアッププレゼンが開催&中継された。11月7日からほぼ毎週末、九州各地+αのリノベーション現場を巡る、オンラインツアーを順次配信する。期間は2021年5月まで、約半年に及ぶ予定だ。アーカイブ配信も行う(詳細は記事末尾に)。

2014年11月に「福岡DIYリノベWEEK」として始まったこのイベント。各地でまちづくりやリノベーションに取り組む人々が、まち歩きや見学会、ワークショップなどを開催し、来場者との交流を図ってきた。当初は福岡県内だけだったが、2015年からスピンオフイベントとして「鹿児島DIYリノベWEEKEND」が始まり、2017年には「くまもとDIYリノベKick off day」が開催されるなど、次第に九州全域に広がっていった。来訪者ものべ1000人近くに増え、関西や中部など遠方から来る人、リピーターも少なくない。

2020年は残念ながらオンライン開催となったが、2019年の14チームを大きく上回る23チームが集結した。福岡・糸島・太宰府・久留米・八女・柳川・大牟田の福岡県各市に加え、熊本県からは熊本市・荒尾市・玉名市・長洲町、鹿児島県からは鹿児島市・伊佐市・霧島市・鹿屋市・南九州市のチームが参加。さらに、福岡のムーブメントに刺激を受けて「ビンテージビルプロジェクト」を始めた長野県長野市のチームも特別参加している。

11月4日のスタートアッププレゼンでは、これら23チームが用意した3分動画を使い、リレー形式で活動発表。ゲストからの講評も含めると約3時間に及ぶ、熱いトークが繰り広げられた。

左上/スタートアッププレゼンの様子。左から、司会のNPO法人福岡ビルストック研究会理事長の吉原勝己さん、ゲストの東京大学空間情報科学研究センター特任教授・日本大学教授の清水千弘さん、LIFULL HOME'S総研所長の島原万丈さん 左下/今回のプレゼンでは、各チームの活動内容を5人の講評者が10点満点で採点し、レーダーチャート化した。強み弱みを可視化し、成長につなげる試みだ。講評者は左からブランディング部門のWillmake143/Makefast143取締役・樅山英宗さん、地域課題解決部門のYOUI代表取締役・原口唯さん、メディア部門の福岡テンジン大学学長・岩永 真一さん、空間デザイン部門の九州産業大学住居・インテリア学科准教授・ 信濃康博 さん、コミュニティづくり部門のNPO法人ドネルモ事務局長・宮田智史さん。右/九州22チームの拠点を示したマップ。九州新幹線の始発から終点までをつなぎ、その先に続く(画像提供:NPO法人福岡ビルストック研究会)左上/スタートアッププレゼンの様子。左から、司会のNPO法人福岡ビルストック研究会理事長の吉原勝己さん、ゲストの東京大学空間情報科学研究センター特任教授・日本大学教授の清水千弘さん、LIFULL HOME'S総研所長の島原万丈さん 左下/今回のプレゼンでは、各チームの活動内容を5人の講評者が10点満点で採点し、レーダーチャート化した。強み弱みを可視化し、成長につなげる試みだ。講評者は左からブランディング部門のWillmake143/Makefast143取締役・樅山英宗さん、地域課題解決部門のYOUI代表取締役・原口唯さん、メディア部門の福岡テンジン大学学長・岩永 真一さん、空間デザイン部門の九州産業大学住居・インテリア学科准教授・ 信濃康博 さん、コミュニティづくり部門のNPO法人ドネルモ事務局長・宮田智史さん。右/九州22チームの拠点を示したマップ。九州新幹線の始発から終点までをつなぎ、その先に続く(画像提供:NPO法人福岡ビルストック研究会)

DIYリノベを牽引してきた福岡では、新たなプロジェクトへの挑戦も

プレゼンは、会場であり、DIYリノベWEEKの原点でもある、冷泉荘の紹介から始まった。
冷泉荘は、築60年の集合住宅を文化人やアーティストが集うコミュニティビルへと生まれ変わらせた、先駆的なコンバージョン事例だ。2012年にはなんと福岡の2大ランドマーク「JR博多シティ」「キャナルシティ博多イーストビル」と並んで福岡都市景観賞に輝いた。2014年には国土交通省「地方都市における遊休不動産の利活用促進に関する調査」で、11の先進事例のひとつに選ばれている。これらをきっかけに各地から多くの視察者が訪れるようになり、DIYリノベWEEKの開催につながった。

主催のNPO法人福岡ビルストック研究会理事長・吉原勝己さんは、DIYリノベWEEK立ち上げの動機を次のように振り返る。「2008年から賃貸住宅オーナーの勉強会を開き、県内各地のリノベ現場を訪ねてきました。それが自分自身の経験としてとても楽しかったので、ほかの人にも味わってほしいと思ったんです。旅の楽しさと地域交流を掛け合わせ、各プロジェクトのファンを増やしたいと考えました」

冷泉荘を運営するスペースRデザインからは、ほかにも「新高砂マンション」「山王マンション」「天神パークビル」のチームが、それぞれ、これまでの歩みや最新情報をプレゼンした。いずれも、2000年代初めからリノベーションに取り組んできた建物だ。

「新高砂マンション」は、住戸全58室のうち約7割がリノベ済み。現在は1階テナント「清川ロータリープレイス」の入居が進み、アウトドアスペースのリノベ計画が進行中だ。もうひとつの賃貸住宅「山王マンション」は、スペースRデザインが掲げる「ビンテージビル」というコンセプトの先駆け。2067年に迎える「築100年」を目指し、常に新たなリノベの実験に挑んでいる。そして、「天神パークビル」は、参加チームのうち唯一のオフィス専用ビル。「公園のように人が集まるビル」を目指し、1階にエントランスカフェを設けている。2020年には最上階の倉庫をレンタルスペースに改修。コロナ禍で増えたオンライン会議やリモートワークに対応する。

DIYリノベWEEKに初期から参加する、福岡・久留米・八女・柳川・大牟田の各チームは、それぞれ進化をうかがわせるプレゼンを披露した。うち、2つのチームが新たなプロジェクトに挑戦している。

福岡市城南区の「樋井川村」は、郊外住宅地・樋井川でDIY可能な賃貸マンションを複数運営している。2020年は崖地に建つ元食品卸倉庫を購入、若いクリエイターにアトリエとして貸し、「アートセンター」に育てようとしている。オーナーの吉浦隆紀さんは「樋井川を福岡のブルックリンに」と意気込む。

一方、掘り割りのまちとして知られる柳川の空き家再生物件グループ「柳川インパクツ」の阿部昭彦さんは、一般社団法人「柳川暮らしつぐ会」による、武家屋敷「河野邸」のDIYリノベ活動を紹介した。ワークショップによる片付けから始め、ゆくゆくは使いたい人につないで、再生と持続を目指す。

山間部に位置する八女では、すでに100軒以上の町家が改修され、築100年を超える大型木造建築「旧八女郡役所」を再生する10年がかりのプロジェクトが今も進行中だ。チームを代表してプレゼンを行った中島宏典さんは、2020年10月に福岡県が開設した「福岡県空き家活用サポートセンター」でも指導的役割を担う。

①冷泉荘、②新高砂マンション、③山王マンション 、⑤天神パークビル(以上4点、スペースRデザインHPより)、④柳川「河野邸」の片付けイベントの様子(柳川暮らしつぐ会Facebookページより)、⑥樋井川アートセンターのリビング(樋井川村提供)、⑦「旧八女郡役所」で開催されたマルシェの様子(八女空き家再生スイッチFacebookページより)①冷泉荘、②新高砂マンション、③山王マンション 、⑤天神パークビル(以上4点、スペースRデザインHPより)、④柳川「河野邸」の片付けイベントの様子(柳川暮らしつぐ会Facebookページより)、⑥樋井川アートセンターのリビング(樋井川村提供)、⑦「旧八女郡役所」で開催されたマルシェの様子(八女空き家再生スイッチFacebookページより)

福岡県内でも、商店街や団地、木造アパートなど活動の場は多彩

2018年から参加する、野北智之さん・佳奈さん夫妻ら糸島・前原商店街周辺の動きは、以前当欄でも紹介した。個性的な飲食店が次々開業しているだけでなく、コワーキングスペースも複数生まれ、移住者を呼び込んでいる。

太宰府の「CoRicco(コリッコ)」主宰・鎌田浩嗣さんも2018年からの参加。太宰府天満宮の裏にある、住宅街の一戸建てが拠点だ。「参加チーム中、最小の物件では」と鎌田さん。「物件が小さいぶん、人と向き合えるのが強み」と語る。観光への依存度が高い太宰府で、地域に焦点を当て、衣食住さまざまなジャンルのプロジェクトを立ち上げている。かの「鬼滅の刃」の聖地・宝満宮竈門神社とのコラボイベントも実現したそうだ。

久留米の通称「半田ブラザーズ」、半田啓祐さん・満さん兄弟は、2014年の初回から参加し、今やリーダー的な存在になっている。自社物件「ハンダアパート」の物件再生から始まった活動は、周辺のまちづくりに及ぶ。また、スペースRデザイン所有の団地「コーポ江戸屋敷」では、コミュニティーデザイナーとして活躍中だ。ふたりに触発され、同じ久留米では、井上美恵子さんが木造賃貸「松葉ビレッジ」のDIYリノベを進める傍ら、近隣との交流の輪を広げつつある。

福岡県西南端に位置する大牟田では、2014年から冨山博史さん率いる「大牟田ビンテージのまち」が、まちの清掃活動や商店街の活性化を行ってきた。2020年7月の豪雨災害では、SNSを活用した物資支援を行い、さらに被災写真の洗浄にも取り組む。2019年までのDIYリノベWEEKでは、深夜から早朝に及ぶ飲み歩き「不摂生ツアー」が人気だったが、2020年は動画によるガイドとなった。

①糸島のコワーキング&シェアオフィス「ランタイム糸島」、②久留米・ハンダアパートの庭園でのイベント(H&Abrothers提供)、③太宰府「コリッコカフェ」、④大牟田・銀座通り商店街の辰巳屋ビル前で行われた、災害支援物資の仕分け作業(大牟田ビンテージのまちFacebookページより)、⑤久留米「松葉ビレッジ」内の「松葉荘」で毎月開催されている、広島風お好み焼き会の様子(松葉ビレッジ提供)、⑥同じく久留米「コーポ江戸屋敷」1階にはウッドデッキがつくられ、パン工房やコーヒーショップがオープンした(コーポ江戸屋敷Facebookページより)①糸島のコワーキング&シェアオフィス「ランタイム糸島」、②久留米・ハンダアパートの庭園でのイベント(H&Abrothers提供)、③太宰府「コリッコカフェ」、④大牟田・銀座通り商店街の辰巳屋ビル前で行われた、災害支援物資の仕分け作業(大牟田ビンテージのまちFacebookページより)、⑤久留米「松葉ビレッジ」内の「松葉荘」で毎月開催されている、広島風お好み焼き会の様子(松葉ビレッジ提供)、⑥同じく久留米「コーポ江戸屋敷」1階にはウッドデッキがつくられ、パン工房やコーヒーショップがオープンした(コーポ江戸屋敷Facebookページより)

熊本県にも拠点が増え、人口1〜2万人の小さなまちにも活気を生む

大牟田の活動は、県境を接する熊本県北部にも刺激を与えている。今回、大牟田の隣町荒尾市から一般社団法人「のあそびlabo」が、さらに、荒尾の南隣に当たる玉名郡長洲町から「ながすヨダレ会」が初参加した。

中村光成さんが主宰する「のあそびlabo」は2020年4月に設立されたばかり。アウトドア活動を軸に「人と自然が共存できる社会をつくり、次世代に継承する」ことを目指している。その拠点とするべく、JR荒尾駅前の廃ホテルのリノベを始めたところだ。コンセプトは「山小屋」。「のあそびlodge」と名付けてカフェスペースやミーティングルームをつくり、ゆくゆくはソーシャルアパートメントとして、人々をつなぐ場に育てようとしている。

長洲町では、民家をDIYリノベした「カフェあゆたり」に始まり、2020年には同じくDIYリノベによるリラクゼーションサロン「LILAS」がオープン。DIYスポットが人々をつなぎ、「ながすヨダレ会」を結成するに至った。その後もメンバーは増え続けている。現在は、倉庫をコワーキングスペース「福島屋」にリノベするプロジェクトが進行中だ。さらに、写真スタジオと旧学習塾のリノベプロジェクトも控える。プレゼンに登壇した徳永伸介さんは「長洲町は港町。ゆくゆくは海を介して長崎ともつながれるのでは」と語った。

2019年からDIYリノベWEEKに本格参加した玉名市の佐藤充さん・陽子さん夫妻は、2020年5月に元病院をリノベしたホステル&カフェ「HIKE」をオープン。開業時にコロナ禍や豪雨災害に見舞われた経緯は当欄でもレポートした。改修にはDIYリノベWEEKの仲間もたびたび参加している。

熊本市からは熊本県立大学准教授の鄭一止(チョンイルジ)さんが、さまざまな事例を紹介。以前当欄でも紹介した、商店街の空地を活かしたソーシャルパーク、面木健さんによるオモケンパークのその後や、空き家再生を手掛ける末次宏成さんの「スミツグプロジェクト」から、一棟貸しの宿スミツグハウス賃貸民泊オビハウスを取り上げた。いずれも鄭さん自身、学生とともに参加している。「立場の異なるさまざまな人同士の、顔の見える関係が蓄積されているのが熊本らしさ」と鄭さんは語る。

①荒尾駅前でリノベ中の元ビジネスホテル(のあそびlabo Facebookページより)、②「ながすヨダレ会」の面々(ながすヨダレ会提供)、③玉名市「HIKE」外観、④熊本市の「オモケンパーク」(オモケンパークHPより)、⑤2軒長屋を中庭・離れ付き住戸につくりかえた賃貸民泊「オビハウス」(オビハウス提供)①荒尾駅前でリノベ中の元ビジネスホテル(のあそびlabo Facebookページより)、②「ながすヨダレ会」の面々(ながすヨダレ会提供)、③玉名市「HIKE」外観、④熊本市の「オモケンパーク」(オモケンパークHPより)、⑤2軒長屋を中庭・離れ付き住戸につくりかえた賃貸民泊「オビハウス」(オビハウス提供)

鹿児島も県内全域からプレーヤーが登壇。草の根のまちづくりが広がる

鹿児島では、「鹿児島DIYリノベ実行委員会」を主宰する、須部貴之さんが牽引役を担っている。2015年から鹿児島市内で開催する「騎射場のきさき市」は、毎年1万人以上が集まるイベントに成長した。さらに2019年からは焼酎の復権を目論むイベント「KISHABAR(キシャバル)」も始めた。「騎射場から世界へ」が目標だ。

今年の鹿児島は、県北の伊佐市、中央部の霧島市、大隅半島の鹿屋市のチームが初参加。昨年から薩摩半島南端の南九州市のチームも加わっており、DIYリノベのムーブメントは県全域に広がっている。

伊佐市では、脇黒丸一磨さんが「地方移住は生計が立てられるのか」をテーマに、廃墟のようなアパートや空き倉庫に投資し、若い起業家の発掘・支援や新規事業につなげた実績をプレゼン。脇黒丸さんは「何もないから何でもできる」と語り、新たな起業家の流入にも期待する。

霧島市・大隅横川には、築117年の木造駅舎や登録有形文化財の建物群といった地域資源がある。現在、白水梨恵さんが駅から徒歩3分の空き店舗をカフェ・食料品店・ゲストハウス「横川kito」にするべくリノベ中で、これが横川の空き家再生第一号となる。ほかにも、文化財空き家や医院跡地のリノベが予定されている。

鹿屋市からは、2015年設立「大隅家守舎」の川畠康文さんが参加。商店街の空き店舗を使ったマーケットの開催を皮切りに、古い飲み屋街や街中の公園を舞台にまちの魅力を再発見する多彩なイベントを仕掛けている。2018年にはブルースタジオと連携して、廃校活用の「ユクサおおすみ海の学校」をオープンした。現在は外から来た人と地元の人との自然な交流を生む場になっているようだ。

南九州市のNPO法人頴娃(えい)おこそ会で活動する加藤潤さんは、前出の「横川kito」のリノベにもかかわるなど、県内はもちろん、九州各地でDIYリノベをリードする存在だ。頴娃での空き家再生は10軒、移住者は14人に達した。現在は、空き家活用のノウハウの共有や人材育成の場として「空き家再生研究所」を準備中だ。

プレゼンリレーの締め括りには、遠く長野県長野市から老舗看板制作会社「アドイシグロ」の石黒ちとせさんがリモート参加した。福岡で「ビンテージビル」の概念に触れたことをきっかけに、所有する「光ハイツ」20戸中13戸をリノベ。ワークショップを通じてまちの人にもDIYを伝え、さらに自らのオフィスビルを開放する試みにも取り組んでいる。


九州は、社会課題の「先進地」とも言われる。福岡市や隣接する糸島市のように人口が増えているところもあるが、ほとんどは高齢化と人口減少が進む。今回登壇したチームが拠点を置く自治体には、人口1.6万人(長洲町)、2.5万人(伊佐市)、3.4万人(南九州市)といった、小さなまちも多い。しかしそれだけに、まちの課題が個人の生活に直結し、一方で、小さな活動でも波及効果を持ちやすい側面もある。

講評者の一人、福岡テンジン大学学長の岩永真一さんは、九州DIYリノベWEEKを象徴するキーワード「シビックプライド」と「ローカルアドバンテージ」を次のように解説した。「地域に課題があるからこそ、自分たちがやらなければという責任感が芽生え、真の意味でのシビックプライドが育つのですね。近年よく“スマートシティー”が言われるが、まちが“スマート”になるのではなく、人が“スマート”になって、まちを盛り上げている。課題があるからこそ人が活きる、これこそが“ローカルアドバンテージ”ではないでしょうか」

ゲストのLIFULL HOME'S総研所長、島原万丈さんは「とにかくみんな楽しそうで、本当に勇気づけられました」と感想を述べた。「リノベの面白さは、単に建物をかっこよくするところにあるのではなく、人の生き方にあるんですね。ポジティブな変わり者が一人いれば、まちは変わり始めるのでは」

東京大学空間情報科学研究センター特任教授で日本大学教授でもある清水千弘さんは改めて、「実践のすごさ」に感じ入ったという。「大学で機械学習や人口知能に取り組んでいますが、それではどうにもできないところに、みなさんの活動はある。人と人との関係や、時間の流れ。しかしその中にも今回のように、レーザーチャート分析を持ち込んでお互いの経験を共有し、切磋琢磨しているところが素晴らしいですね」

最後に、東京からリモート参加したSUUMO編集長、池本洋一さんも飛び入りでコメント。「そろそろ、DIYリノベも次世代につなぐことを考える必要があるのでは。地方のこどもたちは、中学・高校を卒業するとまちを出て行ってしまう。その前にまちづくりに触れておくと、大学で学ぶ意味も違ってくる。これからは、高校生の参加が鍵になると思う」

リノベが浸透してきたまちでは、再生した建物をいかに持続させるか、次の使い手につなげるか、新しい人を呼び込めるかが課題になり始めている。コロナ禍による社会変容もある。DIYリノベWEEKの次なるフェーズに注目したい。

各地のイベントは、「DIYリノベWEEKEND2020オンラインステーション」で見ることができる。最新情報は下記のリンクで確認してほしい。

九州DIYリノベWEEKEND2020 http://diyrweek.npo-fbs.com
NPO法人福岡ビルストック研究会 Peatix ページ https://diyrweek.peatix.com/

①鹿児島「騎射場のきさき市」の様子(騎射場のきさき市提供)②薬局の薬保管庫を改修活用した、伊佐市の企業主導型保育園(伊佐てぃーむ。提供)、③霧島市「横川kito」にリノベする古民家(横川kito Facebookページより)、④南九州市頴娃町の古民家再生地域拠点「塩や、」(頴娃おこそ会提供)、⑤長野ビンテージビルプロジェクト@光ハイツを運営するアドイシグロの情報発信拠点「TIME」(アドイシグロ提供)、⑥鹿屋市「ユクサおおすみ海の学校」(大隅家守舎HPより)①鹿児島「騎射場のきさき市」の様子(騎射場のきさき市提供)②薬局の薬保管庫を改修活用した、伊佐市の企業主導型保育園(伊佐てぃーむ。提供)、③霧島市「横川kito」にリノベする古民家(横川kito Facebookページより)、④南九州市頴娃町の古民家再生地域拠点「塩や、」(頴娃おこそ会提供)、⑤長野ビンテージビルプロジェクト@光ハイツを運営するアドイシグロの情報発信拠点「TIME」(アドイシグロ提供)、⑥鹿屋市「ユクサおおすみ海の学校」(大隅家守舎HPより)

2021年 01月25日 11時05分