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マンション売却の見積もりとは?査定依頼の注意点や相場より高く売るコツ

マンションを売却する際、最初にすることの一つが不動産会社に見積もりをしてもらうことです。どれだけ需要がある物件でも、適性価格を知らずに売り出してしまうと、売れ残りや値下げにつながる可能性があります。

逆に、相場や価格の根拠を理解したうえで価格を設定すれば、早期かつ高値で売却できるケースも珍しくありません。

この記事では、マンション売却時の見積もり方法、不動産会社が見る評価ポイント、見積もりを依頼するときの注意点などを紹介します。

この記事で分かること

  • マンション売却の見積もりとは?
  • マンション売却ならまず見積もりシミュレーションがおすすめ
  • マンション売却の見積もり方法
  • マンション売却の見積もりを作成する際に不動産会社はどこを見る?
  • マンション売却で見積もりを依頼するときの注意点
  • マンション見積もりをスムーズに進めるコツ
  • マンション売却の見積もりを依頼する不動産会社の選び方

【あわせて読みたい】
▶︎マンション売却の注意点は?売却方法や流れ・費用についても解説

もくじ

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マンション売却の見積もりとは?

マンション売却における見積もりとは、一般的に不動産会社が行う査定のことを意味しますつまり、「見積もり=査定」であり、「いくらぐらいで売れるのか」を数値として把握する作業です。

見積もり価格は、マンションの状態や立地、周辺の取引事例、市場の需要などさまざまな要素をもとに算出される根拠のある価格です。

提示された見積もりを踏まえ、売主が売出価格を決めるのが一般的ですが、見積もり価格=成約価格になるとは限りません。あくまで売れる金額の予測として理解しておきましょう。

マンション売却において見積もりが重要な理由

マンション売却において見積もりが重要な理由として、主に以下が挙げられます。

  • 相場を把握し、適正価格を設定するため
  • 不動産会社や担当者の対応力を比較するため
  • 売却後の資金計画(住宅ローン完済や買い替えの資金)を立てるため

不動産会社に見積もりを作成してもらうことによってマンションのおおよその売却価格を知ることができるため、相場から大きく外れない売り出し価格を決めやすくなります。適正価格で販売できれば、売れ残りや値下げリスクを抑えられるでしょう。

また、複数社の見積もりを比較すれば、価格の根拠や販売戦略、担当者の対応力などを確認でき、納得して任せられる不動産会社を選択する判断材料にもなります。

売却価格の目安が分かることで、住宅ローンを完済できるか、買い替え資金が足りるかなど、売却後の生活設計も具体化できます。

ただし、見積もり価格はあくまで予測であり、実際の成約価格と一致しない場合もある点には注意が必要です。

マンション売却ならまず見積もりシミュレーションを使ってみよう

マンション売却をする前に、まずはオンラインの見積もり・査定シミュレーションを活用して相場価格の目安を掴むことも可能です。

シミュレーションを用いることで、売却を検討しているマンションの参考価格を手軽に確認でき、実際に不動産会社に見積もりを依頼する際の判断材料にもなります。

ホームズでは、プライスマップのように市場データを活用して地図上でマンションの参考価格が分かるサービスや、不動産一括査定のように複数の不動産会社から見積もりを取得できるサービスを提供しています。

それぞれの特徴をご紹介するので、ぜひ有効活用してください。

  • マンションの参考価格を知るならプライスマップ
  • 複数社にマンションの査定を依頼するなら一括査定

マンションの参考価格を知るならプライスマップ

不動産会社へ見積もりを依頼する前に、まずは自分のマンションがいくらくらいで売れそうかを簡単に調べられるのが、ホームズのプライスマップです。

プライスマップは、AIを用いた簡易査定によってマンションの参考価格を地図上で確認できる無料サービスです。物件名・駅名・住所などから検索すると、対象マンションと周辺の参考価格が地図上に表示され、同エリア内の相場もあわせて比較できます。

ホームズのプライスマップ

検索後は、築年数・階数・専有面積・間取りなどを入力するだけで、AIが即時に参考価格・坪単価を表示してくれます。周辺の競合物件や売出相場も把握でき、売却戦略を決める際にも便利です。

地図上からマンションの参考価格を調べることができる

査定に使われるデータは、ホームズが蓄積してきた約620万戸以上(2025年11月時点)の膨大な市場データを反映しており、会員登録不要・完全無料で利用することができます。

ただし、あくまで参考価格=予測値であり、実際の査定価格や成約価格と異なる可能性がある点は理解しておきましょう。

ホームズのプライスマップはこちら

複数社にマンションの査定を依頼するなら一括査定

マンション売却の意思が固まっている場合は、不動産一括査定サービスを使って、複数の不動産会社に見積もりを依頼しましょう。1回の入力で複数社へ同時に依頼できるため、手間をかけずに査定価格や提案内容を比較できます。

なお、ホームズの不動産一括査定では、全国4,700社以上(2025年11月時点)の提携不動産会社から依頼先を選択可能です。

<一括査定の主な流れ>

STEP1.物件情報を入力・依頼送信 所在地・築年数・広さ・間取りなどを入力し、査定依頼を送信する。売買契約書やパンフレットがあると入力がスムーズ。
STEP2.不動産会社から査定結果が届く 通常3日以内にメールまたは電話で連絡が届く。訪問査定・机上査定の希望もこの段階で伝えることが可能。
STEP3.査定結果を比較 提示された査定価格だけでなく、価格の根拠や販売計画、担当者の対応力まで比較し、売却を依頼する会社を選ぶことが重要。

見積もり後は各社の価格だけでなく、担当者の対応力・販売戦略・提供サービスなども比較できるので、マンション売却を検討している人はぜひご利用ください。

ホームズの不動産一括査定はこちら

マンション売却の見積もりの方法

マンション売却の見積もり方法には、主に机上査定と訪問査定の2種類があります。

机上査定 訪問査定
査定価格の算出方法 マンションの所在地や築年数、専有面積などのおおまかな物件情報 物件情報+現地調査
査定価格の精度 訪問査定よりは正確さに欠ける 売出価格の参考となる価格
査定結果が出るまでの期間 当日~3日程度 1週間程度

どちらを選ぶかによって、査定の精度や売却活動の進め方が異なるため、事前に把握しておくことが重要です。

机上査定(簡易査定)

机上査定(簡易査定)は、不動産会社が過去の成約事例や市場データをもとに、大まかな売却価格を算出する方法です。

メリット デメリット 向いている人
当日~3日程度で査定結果が出る
Web上で完結できる
複数社を比較検討しやすい
現地の状態が反映されない
実際の売却価格と差が出ることもある
売却を急いでいない人
まずは価格の目安を知りたい人
時間をかけたくない人

マンションの具体的な状態やリフォーム履歴、眺望などは考慮されないので正確性は低くなりますが、依頼当日から3日程度で結果を知ることができます。

机上査定は手軽に利用できる一方、最終的な売却価格とは異なることがあります。より正確な価格を知りたい場合は、訪問査定を受けるのが良いでしょう。

訪問査定

訪問査定では不動産会社の担当者が実際にマンションを訪れ、立地や築年数だけでなく、内装の状態やリフォーム履歴、管理状況なども細かくチェックされます。

そのため、机上査定よりも実際の売却価格に近い見積もり価格が算出されるのが特徴です。

メリット デメリット 向いている人
より正確な査定が得られる
建物の状態も反映される
立ち会いが必要
査定に時間がかかる
すぐに売却を検討している人
状態の良し悪しが価格に影響しそうな空き家を所有している人
売却後の戦略も相談したい人

机上査定に比べて結果が届くまでに1週間程度と時間がかかるものの、実際の売却価格に近い金額を知ることができます。

マンション売却の見積もりを作成する際に不動産会社はどこを見る?

ここでは、マンション売却の見積もりを作成する際に不動産会社が見るポイントを紹介します。

  • 物件の劣化状況
  • 立地条件
  • 築年数
  • 周辺環境
  • 売却時の景気・需要

物件の劣化状況

物件の劣化状況は、マンションの見積もり価格を左右する大きな要素の1つです。

特に、キッチン・浴室・洗面台など水まわりの状態や室内の清潔さ・傷み具合は、買主の評価に直結します。

国土交通省の『住宅市場動向調査(令和6年度)』によれば、中古住宅購入者の33.6%が「住宅のデザイン・広さ・設備等の良さ」を購入理由として挙げており、設備の状態が意思決定に強く影響することが示されています。

※出典:令和6年度住宅市場動向調査報告書|国土交通省

設備が古く、水まわりの汚れが目立つ場合は見積もり価格が低くなりやすいですが、リフォーム済み・設備交換済み・クリーニング済みなど、手入れが行き届いた室内は高評価につながることも珍しくありません。

より納得度の高い見積もり結果をもらうためにも、水まわりの簡易清掃や設備状況の整理、修繕履歴の準備をしておくことがおすすめです。

立地条件

マンション価格を左右する最大の要因ともいえるのが、立地条件です。

実際、国土交通省の調査では、住まい選びの際に重視される立地要素として以下の点が多く挙げられています。

<住まいの立地で重視されるポイント>

項目 割合
日常の買い物など、生活の利便性が高いこと 22.8%
治安が良いこと 12.5%
自然災害に対し安全であること 11.1%
駅などの公共交通機関に近いこと 10.7%

※参考:令和5年度「土地問題に関する国民の意識調査」の概要について|国土交通省

このように、生活利便性・治安・災害リスク・交通アクセスは、実際の住まい選びでも高く評価されており、マンションの見積もりでも同様に重視されるでしょう。

立地はマンションの売却価格に直結するため、売主自身も自宅周辺の利便性や安全性、将来性を整理しておくと、見積もり内容への理解が深まり、交渉にも役立ちます。

築年数

築年数も、マンションの見積もりに大きく影響する代表的な要素です。

一般的に築年数が浅いほど評価額は高く、築10年で新築時の約1〜2割、築20年では約7〜8割まで下がる傾向にあります。

ただし、築年数が経過した物件でも売却は十分可能です。

東日本不動産流通機構の調査によると、東京都における築25年以上の中古マンションでも成約件数が多く、適正な価格設定であれば買主が見つかることがうかがえます。

築年数 売却価格 売却件数
~築5年 1億1,575万円 418件
~築10年 9,439万円 908件
~築15年 9,059万円 689件
~築20年 8,616万円 794件
~築25年 7,508万円 850件
~築30年 5,979万円 631件
築30年~ 3,706万円 2,223件

※参考:首都圏中古マンション・中古戸建住宅地域別・築年帯別成約状況【2025年07~09月】|東日本不動産流通機構

築年数が経過していても管理状態や修繕履歴、長期修繕計画の有無などによって評価は変わります。共用部の美化や室内のリフォーム、設備交換がされている物件は、評価が下がりにくくなるケースも少なくありません。

一方、築浅にも関わらず劣化が目立つ場合は査定価格が下がることもあるため、物件状態を正直に伝え、建物全体の管理状況も含めて評価してもらうことが大切です。

周辺環境

マンション周辺の環境も、見積もりに大きく影響します。

駅までの距離や交通利便性、スーパー・学校・病院など生活施設の充実度は資産価値に直結します。治安の良さ、人気の学区、騒音の有無、街並みの雰囲気など、日常の暮らしやすさに関わる点も不動産会社が細かく確認するポイントです。

近年、再開発エリアや人口増加エリアなど、将来的に価値上昇が見込まれる地域ではプラス査定につながるケースも少なくありません。

さらに、自治体や国土地理院が公表するハザードマップや、犯罪統計なども実際の査定時に参照されることがあります。

見積もりの精度を高めるためにも、ハザードマップや治安情報、再開発計画などを一度チェックしておくのがおすすめです。周辺環境を正しく把握しておくことで、より納得できる査定結果につながり、売却戦略も立てやすくなります。

売却時の景気・需要

マンションの見積もりは物件の状態だけでなく、市場の景気や需要動向によっても大きく変わります。

住宅ローン金利が低く買主が増えやすい局面では価格が上昇しやすく、逆に景気が後退したり金利が上昇したりすると需要が減り、価格が下落しやすくなるのが一般的です。

また、同じエリアに競合物件が多いと買主の取り合いとなり、価格競争が起きることもあります。

売り時の判断材料としては、公示地価・基準地価や実際の成約価格に加え、国土交通省が毎月公表する不動産価格指数を確認するのも有効です。

近年、住宅総合指数が上昇基調にあり、価格のトレンドを把握する重要な指標となります。

出典:不動産価格指数(令和7年7月・第2四半期分)|国土交通省

不動産価格指数は過去から現在までの価格推移が視覚的に分かるため、売却タイミングの判断に役立ちます。特に、マンション価格は2012年以降右肩上がりで推移しており、市場が強い時期かどうかを知るのに便利です。

マンション売却を検討している人は、景気や需要なども踏まえたタイミングで見積もりを依頼しましょう。

マンション売却で見積もりを依頼するときの注意点

ここでは、マンション売却で見積もりを依頼するときの注意点を紹介します。

  • 成約時には仲介手数料がかかる
  • 相場とかけ離れた査定価格を提示されることがある
  • 見積もり前のリフォームやハウスクリーニングは原則不要
  • 見積もり価格=成約価格ではない

成約時には仲介手数料がかかる

マンション売却が成立した場合、売主は不動産会社へ成功報酬として仲介手数料を支払う必要があります。

仲介手数料は法律で上限が決められており、売却価格に応じた金額が発生する仕組みです。

売却価格 仲介手数料の上限(速算式)
200万円以下 売却価格×5%+消費税
200万円超から400万円以下 売却価格×4%+2万円+消費税
400万円超 売却価格×3%+6万円+消費税

※参考:<消費者の皆様向け>不動産取引に関するお知らせ|国土交通省

不動産会社が仲介手数料を受取ることは、宅地建物取引業法第46条(報酬)で認められており、その上限額は報酬の額は、国土交通大臣の定めるところによると記載されています。

たとえば、3,000万円でマンション売却をした場合、法律で定められた上限額は「売却価格の3% + 6万円 + 消費税(速算式)」となります。そのため、売却価格が3,000万円の場合の仲介手数料は、約105.6万円(税込)です。

※参考:宅地建物取引業法第四十六条|e-Gov法令検索

相場とかけ離れた査定価格を提示されることがある

不動産会社によっては、競合他社に顧客を取られないよう、相場とかけ離れた見積もり価格を提示することがあります。なぜなら、不動産会社にとっての利益である仲介手数料を受取るために、まずは媒介契約を結ぶ必要があるからです。

しかし、実際の市場では提示された価格で売れないことが多く、最終的には値下げを余儀なくされることもあります。

見積もりを依頼するときは提示された価格を鵜呑みにせず、見積もり書の内容を吟味しましょう。特に、見積もり書に書かれている計算式や評価点は価格を確認するうえで欠かせない判断材料です。

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▶︎【2025年版】マンションの売却相場は?主要都市や築年数ごとに価格を紹介

見積もり前のリフォームやハウスクリーニングは原則不要

マンション売却のために、事前に大がかりなリフォームやハウスクリーニングを行う必要はありません。なぜなら、リフォームにかかった費用を売却価格に上乗せできるとは限らないからです。

また、買主自身が好みにあわせてリフォームするケースも多く、売主が費用をかけて改修するメリットは少なくなります。

リフォームに費用をかけるよりも最低限の掃除や片付けを行い、内覧時の印象をよくすることが重要です。

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▶︎マンション売却前にリフォームは不要?必要なケースや費用相場も解説

見積もり価格=成約価格ではない

不動産会社が提示する見積もり価格は、必ずしもそのままの価格で売れるわけではありません。

市場の動向や買主の希望による値下げ交渉などによって、実際の成約価格が変動することを理解しておく必要があります。

マンションの見積もりをスムーズに進めるコツ

マンションの見積もりは、ただ依頼すれば良いわけではありません。

事前準備や比較の仕方次第で、見積もりの精度や売却価格が大きく変わることがあります。ここでは、見積もりをスムーズに進めるコツを4つ紹介します。

  • 必要書類を事前に集めておく
  • 自分でも価格相場を調べておく
  • 売却する意思が明確なら訪問査定を依頼する
  • 複数の不動産会社に見積もりを依頼する

必要書類を事前に集めておく

事前に必要書類を集めておけば、不動産会社が見積もり価格を算出する際にマンションの詳細情報を把握できます。

ただし、基本的には不動産会社が必要書類を集めてくれるため、用意できなくても見積もり依頼は可能です。見積もり(査定)依頼時の必要書類は、主に以下のとおりです。

必要書類 備考
登記簿謄本(登記事項証明書) 所有者の名義を証明する書類
固定資産税納税通知書 マンションの固定資産税額などが記載されている
登記事項証明書 土地や建物の面積、所有者名などを確認できる書類
管理規約・長期修繕計画表 管理ルールや修繕計画が記載された書類
購入時の売買契約書・パンフレット マンション購入時の契約内容や物件の詳細情報を確認できる書類
住宅ローンの返済予定表・残高証明書 現在の住宅ローン残債や返済スケジュールを確認できる書類
リフォーム時の契約書 過去にリフォームを行った場合に必要

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自分でも価格相場を調べておく

マンション売却前に自分でも相場を調べておけば、より適正価格に近い状態で売却することが可能です。

また、見積もり依頼時に不動産会社が提示する価格についての妥当性を判断するのにも役立ちます。相場はレインズマーケットインフォメーション不動産情報ライブラリ、不動産ポータルサイトなどで調べられます。

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▶︎レインズとは?一般人が見る方法や登録されている不動産情報を解説

売却する意思が明確なら訪問査定を依頼する

マンションを売却することがほぼ確定している場合、訪問査定を依頼するのが有効です。訪問査定では仲介会社が実際に物件を確認し、より正確な見積もり価格を提示してくれます。

机上査定(簡易査定)では周辺相場や物件情報をもとに価格を算出するため、マンションの内装や管理状況、日当たり、眺望などの細かい要素は考慮されません。一方、訪問査定ではこれらのポイントを評価し、より現実的な価格を知ることができます。

例えば、同じ間取り・築年数のマンションでも、室内の状態やリフォーム履歴、管理組合の運営状況などによって売却価格が大きく変わることがあります。

特に、内装がきれいな物件や管理が行き届いたマンションは、より高く売れる可能性が高いため、より正確な査定が重要です。

複数の不動産会社に見積もりを依頼する

複数の不動産会社に見積もりを依頼することでおおまかな価格相場を把握でき、適切に売出価格を設定することが可能です。

不動産会社によって見積もり価格は異なるため、1社だけに依頼すると結果の妥当性が判断できません。

また、複数社に見積もりを依頼するとマンション売却の実績が豊富な会社を見つけやすくなります。実績豊富な不動産会社はすでに見込み客を抱えているケースもあるため、最低でも3社以上に相談することをおすすめします。

なお、手軽に複数の不動産会社を比較したい場合は、ホームズの不動産一括査定をご活用ください。各社の特色や販売方針が分かる情報が豊富に掲載されているので、自分にあった担当者と出会いやすいのが特徴です。

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マンション売却の見積もりを依頼する不動産会社の選び方

マンション売却を検討する場合、どの不動産会社に見積もりを依頼するかは非常に重要です。なぜなら、不動産会社ごとに見積もり価格の算出方法や販売戦略が異なり、売却価格や売却期間に大きな影響を与えるからです。

ホームズが独自に実施したアンケート調査によると、売却経験者が不動産会社を選んだ理由として最も多かったのは「査定価格が納得のいくものだった」(29.3%)でした。

順位 理由 割合
1 査定価格が納得のいくものだったから 29.3%
2 会社が信頼できたから 29.0%
3 担当者が良かったから 28.7%
4 地元の不動産事情に詳しかったから 22.9%
5 物件の販売力がありそうだったから 21.6%

※参考:首都圏の売却経験者に聞いた!目的・期間・困りごと・満足度…不動産売却に関するデータをまとめて紹介|LIFULL HOME'S

その他にも、「会社が信頼できた」(29.0%)、「担当者が良かった」(28.7%)などの理由が挙げられます。

これらの要素を踏まえ、不動産会社を選ぶ際の重要なポイントとして以下を詳しく解説していきます。

  • 納得のいく査定価格を提示してくれるか
  • 信頼できる会社・担当者であるか
  • 地元の不動産事情を熟知しているか
  • 物件を販売する計画・能力があるか
  • 売主の要望に十分答えてくれるか

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納得のいく査定価格を提示してくれるか

不動産会社によって見積もりの基準や市場データの分析方法が異なるため、価格に差が出ることがあります。そのため、複数社に依頼して根拠のある価格を提示してくれる会社かどうかを比較することが重要です。

たとえば、A社が3,500万円、B社が3,800万円、C社が3,600万円と見積もり結果を提示した場合、3,800万円が適正かどうかを確認することが重要です。

もし「すでに購入希望者がいる」などの具体的な根拠があれば、その価格で売れる可能性が高いと判断できます。

見積もり価格だけでなく、査定の根拠や販売戦略をしっかり確認し、納得できる価格を提示する不動産会社を選ぶことが大切です。

信頼できる会社・担当者であるか

マンション売却を成功させるためには、信頼できる不動産会社を選ぶことが重要です。会社の実績や担当者の対応を確認し、安心して取引できるかを見極めましょう。

信頼できる不動産会社を選ぶには、まず宅地建物取引業の免許番号をチェックし、国土交通省や都道府県庁のサイトで行政処分歴がないか確認しましょう。

また、過去の売却実績や口コミ、担当者の対応も重要な判断基準となります。

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地元の不動産事情を熟知しているか

マンション売却の見積もりを依頼する不動産会社を選ぶ際は、地域の市場動向に詳しいかを見極めることが重要です。

マンションの価格はエリアごとの需要や供給のバランスに左右されるため、地域に精通した会社のほうが適切な売却プランを提案できます。

また、地域密着型の会社はエリア外の不動産会社にはない独自のネットワークを持っていることが多く、買主をスムーズに見つけられる可能性が高まります。

物件を販売する計画・能力があるか

マンション売却では、会社の規模だけでなく販売計画や戦略の具体性も重要です。依頼先を判断する際、どのように買主へアプローチするのかを必ず確認しましょう。

販売力を確認するための主なチェックポイントは、以下のとおりです。

  • 大手ポータルサイトへの掲載
  • SNS広告の活用
  • REINS(レインズ)への登録
  • 見込み客の有無

不動産会社の販売戦略や広告手法をしっかり確認し、売却力のある会社を選ぶことでスムーズかつ有利な条件での売却が期待できます。

売主の要望に十分答えてくれるか

見積もりを依頼する不動産会社を選ぶ際は、売主の要望に柔軟に対応できるかをチェックしましょう。

売主によって「できるだけ高く売りたい」「早く現金化したい」などのニーズが異なるため、要望に応じた戦略を提案できる会社であれば、より納得のいく売却が可能になります。

マンション売却の見積もりに関するよくある質問

ここでは、マンション売却の見積もり(査定)に関するよくある質問を紹介します。

  • マンション売却の見積もりは登録不要で利用できる?
  • マンションの見積もりは無料で依頼できる?
  • マンションを見積もりだけ依頼することは可能?

マンションの見積もりは登録不要で利用できる?

不動産会社への見積もり依頼とは異なり、AI査定などであれば登録や個人情報の入力が不要なものが多くなっています。

ただし、本格的なマンション売却に向けて見積もりを受けるには不動産会社による訪問査定が必要です。訪問査定ではマンションの詳細な情報を提供する必要があり、不動産会社からの連絡を受けることになります。

マンションの見積もりは無料で依頼できる?

マンションの見積もりは、原則無料で依頼できます。なぜなら、不動産会社にとって見積もりは売却を任せてもらうきっかけになる営業活動の一環だからです。

売主からの査定依頼を通じて信頼関係を築き、最終的に売却契約が成立すれば、売主・買主双方、またはいずれかから仲介手数料を受取ることができるため、査定段階は無料で提供されるケースがほとんどです。

マンションを見積もりだけ依頼することは可能?

マンションの見積もりは、売却を前提としなくても依頼することは可能です。不動産会社が無料で見積もりを行うのは、それをきっかけに売却の媒介契約を獲得するためです。

そのため、見積もり後に売却を勧められることがありますが、「現時点では検討段階」と伝えれば問題ありません。

また、不動産会社に依頼する以外にもAI査定を利用して概算価格を知る方法があります。

AI査定は過去の取引データや周辺の市場動向をもとに、一定の基準で価格を算出する仕組みです。短時間で結果が分かるため、相場を把握したい人には便利なツールといえます。

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マンション売却を成功させるなら複数社への見積もりが重要

マンション売却を成功させるためには、適正な見積もりが重要になります。

見積もりを依頼することで市場価格の把握や販売戦略の立案がスムーズに進み、適正価格での売却が実現しやすくなるでしょう。

ただし、見積もり価格は不動産会社によって異なるため、複数社を比較することが重要です。特に、相場とかけ離れた価格には注意し、自分にあった不動産会社を選ぶことが重要です。

ホームズの不動産一括査定は、全国4,700社以上(2025年11月時点)の不動産会社のなかから見積もりを依頼する会社をまとめて選ぶことができます。物件情報を入力すると各社の担当者や店舗写真、得意分野や強みなどが一覧で確認できるため、自分にあった不動産会社を見極めやすいのが特徴です。

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記事執筆・監修

新川 優香(あらかわ ゆうか)

大学卒業後、不動産仲介業務に従事し売買を経験。現在は不動産賃貸の事務職に従事。不動産売買仲介から賃貸仲介、物件管理に関わる執筆経験もあり。宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、FP2級の資格を保有。