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不動産の査定相場はいくら?相場よりも高く売る方法を伝授

本記事では不動産の査定相場が決まるポイントや、査定価格を上げる方法について解説します。

不動産の売却を検討するなかで「自宅の価格はいくらになるのだろうか?」「査定価格を上げる方法はあるのだろうか?」と、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

不動産の査定価格は不動産会社によって異なるため、適正な価格で売却するには、相場価格を把握することが大切です。

本記事を読んでいただければ、より高値での売却も期待できるため、不動産の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること

  • 不動産の査定相場
  • 不動産の査定相場が決まるポイント
  • 不動産の査定価格の平均
  • 不動産の査定価格を調べる方法
  • 不動産の査定相場を調べる理由
  • 不動産を査定相場よりも高く売る方法

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もくじ

不動産査定相場はいくら?

不動産の査定価格は立地や築年数、時期などによって大きく異なるため、一概に相場は提示できません。また、不動産は需要と供給によって価格が変動する現物資産です。

たとえば、住宅ローンが低金利の場合は、同じ年収であっても借入額が増加するため、一般的に住宅価格は上昇します。

さらに、一戸建てやファミリー向けのマンションでは、新年度に向けて需要が増加する傾向にあるため、2〜3月に引渡しできるなど、諸条件が折りあえば相場よりも高い金額で売却できる可能性が高くなるのです。

適切な価格で売却するためにも、売却をするタイミングにあわせて不動産会社に査定を依頼しましょう。不動産会社によっても査定価格は異なるため、相場を把握するには3〜5社へ査定を依頼すると良いです。

なお、公益社団法人東日本不動産流通機構のデータによると、2021年の首都圏の中古一戸建て、中古マンションの平均価格は以下のとおりです。

【中古一戸建住宅成約状況】

地域 価格 土地面積 建物面積 築年数
東京都 4,845万円 109.67m² 100.28m² 19.64年
埼玉県 2,343万円 146.53m² 103.59m² 21.51年
千葉県 2,191万円 188.18m² 108.68m² 23.84年
神奈川県 3,568万円 149.58m² 106.21m² 20.93年

【中古マンション成約状況】

地域 価格 面積 築年数
東京都 4,879万円 60.48m² 21.32年
埼玉県 2,444万円 68.04m² 24.03年
千葉県 2,369万円 72.87m² 25.72年
神奈川県 3,209万円 67.70m² 23.28年

※参考:首都圏不動産流通市場の動向(公益財団法人東日本不動産流通機構)

上記の価格は「成約価格」を示しています。成約価格とは不動産の売主と買主が合意して契約に至った価格です。

不動産の売却を開始する際の「売出し価格」は、売主が自由に設定できます。
そのため、不動産会社による査定価格と異なる価格で売却を開始しても問題ありません。

不動産会社による査定価格は、あくまでも「売却見込み価格」であるため、成約価格とは乖離する可能性があることを覚えておきましょう。

不動産の査定相場が決まるポイント

査定価格の相場が決まるポイントは、マンションと一戸建て、土地などの不動産種別によって異なります。

  • マンションの場合
  • 一戸建ての場合
  • 土地の場合

それぞれ不動産の種別において、査定時にチェックされているポイントを紹介します。

マンションの場合

マンションの場合のポイントは以下のとおりです。

  • 立地、エリア
  • 室内の状態
  • 築年数
  • 管理状態

不動産は駅からの距離が近いほど価格が高くなる傾向があります。また、需要が高まるため人気の駅ほど価格が高いです。

そのため、駅からの距離やスーパーマーケット、病院、商業施設の有無など、マンション単体ではなくエリア全体を踏まえた査定が行われます。

マンションの室内については、広さや間取りに加えて、リフォームの必要性などがチェックされます。日当たりなども重要なポイントになるため、方位などもチェックされていると考えましょう。

マンションは建物の築年数はもちろんのことながら、マンション全体の管理状況も査定のポイントです。エントランスや共用部のメンテナンス状態、大規模修繕実施の有無によって査定価格が変動します。

共用部の印象は購入検討者の第一印象を左右するため、修繕が行き届いていないと感じた場合には、管理組合の総会などで意見を述べましょう。

マンションは一戸建てと違い、マンションの所有者全体で資産価値を高めていく必要があります。

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▶︎ マンション売却の相場はどれぐらい?エリア別・築年数別の価格や相場の調べ方を解説

一戸建ての場合

一戸建ての場合のポイントは以下のとおりです。

  • 立地、エリア
  • 室内の状態
  • 築年数
  • 外構
  • 接道状況
  • 境界や越境

マンションの査定ポイントと異なるのは、「外構」「接道状況」「境界や越境」です。

一戸建てには庭や柵、植栽などさまざまな個性がありますが、適切なメンテナンスがされていなければ査定時にマイナス評価を受けてしまうこともあります。

購入者が物件を購入した後に、手直ししなければならない部分があると、あまり良い評価は得られないと考えましょう。

また、接道状況は一戸建ての査定において最も重要な部分といっても過言ではありません。不動産の評価は、不動産が接道している前面道路の幅員と間口によって変わります。

なぜなら、接道状況によって建築基準法上の制限が異なるためです。一般的に道路の幅員や間口が広い場合と狭い場合では、後者の方が建築の自由度が低くなります。

建物を建てる制限が少ない方が、資産価値は高くなるため、接道状況によって査定価格は変動します。

なお、隣地との境界や越境は一戸建ての取引でトラブルになるポイントでもあるため、境界確認書など、用意できる資料はすべて用意しておきましょう。

【あわせて読みたい】
▶︎ 中古一戸建て物件の価格は?売却の相場についても紹介

土地の場合

土地の場合のポイントは以下のとおりです。

  • 立地、エリア
  • 接道状況
  • 境界や越境
  • 地形

土地の査定ポイントは一戸建てとほぼ変わりませんが、一戸建てよりも地形が重要視されます。

土地は正方形や長方形などの整形地だけでなく、三角形や台形、敷地延長といった不整形地と呼ばれる土地があります。

不整形地の場合は、建てられる建物に制限がかかるため、購入後に理想の住宅を建てられない可能性が高いです。用途が限られる土地は、その分資産価値が下がってしまいます。

不動産の査定価格の平均

不動産の査定価格は、査定をしたい不動産の条件だけでは算出できません。なぜなら、不動産の査定は立地や築年数などの条件をもとにして、近隣の取引事例と比較して算出するからです。

そのため、正確な査定価格を知るには不動産会社に査定を依頼する必要があります。ただし、築年数に応じた価格の推移を参考にすることで、査定依頼の前でも大まかな目安になります。

公益社団法人東日本不動産流通機構のデータによると、築年数別の成約状況は以下のとおりです。

【中古マンション(東京都)】

〜築5年 〜築10年 〜築15年 〜築20年 〜築25年 〜築30年 築30年〜
成約価格 7,252万円 6,992万円 6,362万円 5,792万円 5,025万円 3,750万円 2,865万円

【中古一戸建住宅(東京都)】

〜築5年 〜築10年 〜築15年 〜築20年 〜築25年 〜築30年 築30年〜
成約価格 5,780万円 5,783万円 5,947万円 5,268万円 5,390万円 5,197万円 3,465万円

※参考:首都圏中古マンション・中古戸建住宅地域別・築年帯別成約状況【2022年01~03月】

これらのデータをもとに「〜築5年」の価格を「1」として考えると、築年数ごとの価格推移は以下のようになります。

【価格推移の目安(東京都)】

価格推移の目安を以下の条件に当てはめてみましょう。

  • 2,000万円で購入したマンション・一戸建て
  • 3,000万円で購入したマンション・一戸建て
  • 4,000万円で購入したマンション・一戸建て

【マンションの場合】

〜築5年 〜築10年 〜築15年 〜築20年 〜築25年 〜築30年 築30年〜
2,000万円 1,920万円 1,740万円 1,580万円 1,380万円 1,020万円 780万円
3,000万円 2,880万円 2,610万円 2,370万円 2,070万円 1,530万円 1,170万円
4,000万円 3,840万円 3,480万円 3,160万円 2,760万円 2,040万円 1,560万円

【一戸建ての場合】

〜築5年 〜築10年 〜築15年 〜築20年 〜築25年 〜築30年 築30年〜
2,000万円 2,000万円 2,040万円 1,820万円 1,860万円 1,780万円 1,180万円
3,000万円 3,000万円 3,060万円 2,730万円 2,790万円 2,670万円 1,770万円
4,000万円 4,000万円 4,080万円 3,640万円 3,720万円 3,560万円 2,360万円

上記のシミュレーションはあくまでも目安であることに加え、参考にしているのは東京都の事例です。室内の状態などによっては、築年数が浅くても価格が大きく下がる可能性もありますし、エリアによって価格の推移は大きく異なります。

また、建物については築年数の経過によって資産価値が落ちていきますが、土地は経済情勢によって変動します。インフレ時に売却する場合、購入時の価格よりも高く売却できる可能性もあるでしょう。

いずれにせよ、正確な査定価格を知りたい場合は不動産会社に査定を依頼するのがおすすめです。

「不動産会社に査定を依頼する方法が分からない」という方は、LIFULL HOME'Sの不動産一括査定サービスをご活用ください。不動産一括査定サービスでは、不動産情報を入力することで、複数の不動産会社に無料で一括査定が依頼可能です。

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▶︎ 不動産査定額の計算方法|土地・建物で異なる査定額の算出方法とは

不動産の査定価格を調べる方法

査定価格を調べる方法は大きく分けて3つあります。

  • レインズマーケットインフォメーション
  • 土地総合情報システム
  • 不動産ポータルサイト

レインズマーケットインフォメーションとは、国土交通大臣指定の公益社団法人不動産流通機構が運営しているサイトです。

各不動産会社は売主から売却依頼を受けた際や、売買が成立した際にレインズと呼ばれるサイトに物件情報を登録する義務があります。つまり、レインズには日本で最も多くの不動産情報が集まっているといえるでしょう。

また、レインズマーケットインフォメーションには通常の不動産サイトでは確認できない「成約価格」が掲載されています。成約価格は実際に売買が成立した価格であるため、より具体的な価格がリサーチ可能です。

さらに、レインズマーケットインフォメーションでは、細かな条件に分けて過去の取引事例を検索できます。

  • 地域
  • 沿線
  • 最寄駅
  • 駅からの距離
  • 単価
  • 専有面積
  • 間取り
  • 築年数
  • 成約時期
  • 用途地域

査定価格を調べたい不動産の近隣の成約事例を参考にしてみましょう。

土地総合情報システムは、国土交通省が運営しているサイトです。土地総合情報システムに掲載されている情報は、実際に売買を行った方へのアンケート調査が元になっています。

レインズマーケットインフォメーションよりは、情報量が少なくなってしまいますが、公的機関が運営しているサイトであるため情報の信頼度は高いでしょう。

地図に重ねあわせて検索できるため、近隣の事例をピックアップしやすいのが特徴です。

不動産ポータルサイトとは、LIFULL HOME'Sのような物件情報サイトです。

不動産ポータルサイトを利用することで、今現在売却に出ている物件情報をチェックできるため、よりタイムリーな情報を得られます。

また、LIFULL HOME'Sでは無料の不動産一括査定サービスを提供しています。

不動産一括査定サービスでは、不動産情報を入力することで複数の不動産会社に一括で査定依頼が可能です。日本全国の不動産査定に対応しているため、査定価格を知りたい方は、ぜひご活用ください。

匿名での査定も可能であるため、おおよその価格を知りたいだけという方でも、お気軽にご利用いただけます。

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▶︎不動産鑑定と不動産査定の違いとは?必要なケースや方法も解説

不動産の査定相場を調べる理由

不動産を売却する前に相場を調べる理由は3つです。

  • 正しい判断基準を持てるようにする
  • 信頼できる不動産会社を選ぶ
  • 売出し価格を適正化して最小期間で売却する

3つの理由について、それぞれ解説します。

正しい判断基準を持てるようにする

不動産売却では相場を調べて正しい判断基準を持てるようにすることが大切です。

不動産の売却を開始する際には、必ず価格を設定しなければなりません。その際に相場を知らずに設定してしまうと、売却がスムーズに進まなかったり、金銭的に損をしてしまったりする恐れがあります。

適正価格でスムーズに売却するためにも、事前に相場を把握しておきましょう。

信頼できる不動産会社を選ぶ

不動産売却ではパートナーとなる信頼できる不動産会社選びが重要です。

不動産会社1社だけの査定では、その査定価格が相場よりも高いか安いかの判断ができません。また、1社だけへの相談では信頼できる不動産会社に巡り合うのは難しいです。

相場価格を知るため、信頼できる不動産会社に出会うためにも必ず3〜5社に依頼しましょう。

3〜5社に相談することで、そのなかから信頼できる不動産会社を選べます。

不動産会社は査定価格を提示する際に「査定書」を作成するのが一般的です。査定書には、なぜその査定価格になったのかという根拠が記載されているため、根拠に納得できる不動産会社を選ぶことで安心して売却を任せられるでしょう。

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売出し価格を適正化して最小期間で売却する

相場を把握することで、売出価格を適正化して最小期間で売却できます。

不動産は適正な価格を設定しなければ、スムーズな売却は困難です。相場よりも明らかに高い価格を設定してしまうと、いつまでも売却できずに物件が売れ残っている印象を与えかねません。

また、売出し直後は多くの購入検討者の目にとまるため、適正な価格設定をしていなければ、反響を多く獲得できる期間を台無しにしてしまいます。

買い替えなど、売却後のスケジュールにもよりますが、不動産の相場を把握して最短期間で売却できるように計画を立てましょう。

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不動産を査定相場よりも高く売る方法

査定相場よりも高く売る方法は以下の2つです。

  • 価格情報を多く集める
  • 短期間での売却を心がける

不動産は価格情報を多く集めることで、査定価格よりも高く売れる可能性が高まります。たとえば、同じマンション内で自室よりも高層階にある、同じ間取りの部屋が売却に出ている場合、その価格よりも高値での売却はあまり現実的ではありません。

しかし、競合となる物件が成約してほかに競合物件がなくなった場合は、査定価格よりも高値で売却を開始しても成約する可能性があります。

実際に、LIFULL HOME'Sで行った「高く売った人が不動産売却のため調べた情報は?(※)というアンケートでは「売却金額の相場などの価格情報」が1位でした。

より多くの価格情報を集めることで、戦略的に売却できるでしょう。

また、短期間での売却を心がけるのも大切です。

不動産は売却期間を長くすれば高く売れるとは限りません。むしろ、短期間での売却を目指した方が高値で売却できる可能性が高まります。

なぜなら、販売期間が長くなるほど不動産ポータルサイトなどで人目に触れる機会が増え、売れ残っている印象を与えてしまうためです。

購入検討者は新規物件に注目します。そのため、相場価格よりも少し高値であったとしても、売却直後は問合せを得やすく、成約のチャンスが高まるでしょう。

実際に、LIFULL HOME'Sで行った「高く売れた不動産の売却期間はどのくらい?」というアンケートでは、高く売れた人と高く売れなかった人の差が一番大きいのが「3ヶ月未満」でした。価格に満足した売却では、売却スピードも早い傾向にあるようです。

なお、短期間での売却を行う場合は広告の数や営業担当者の実力など、さまざまな要因があるため、事前に販売戦略を練る必要があります。

※参考:不動産を高く売った人から、その“行動”と“選択”を学ぶ(住まいの売却データファイル)

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不動産の査定相場を把握して売却の計画を立てよう

本記事では不動産の査定相場が決まるポイントや、査定価格を上げる方法について解説しました。

不動産売却において価格設定はとても大切な要素です。不動産をより高値で、よりスムーズに売却するためにも適正な価格を設定する必要があります。

しかし、不動産の価格は立地や築年数だけでなく、経済情勢などさまざまな要素が組み合わさって算出されるため、自分で計算するのは困難です。より正確な価格を算出するためにも不動産会社へ査定を依頼しましょう。

なお、不動産会社によっても査定価格は異なるため、3〜5社へ査定を依頼するのがおすすめです。不動産会社と打ち合わせする際には、査定価格を算出した根拠や売却戦略についても質問してみましょう。納得のできる回答が得られる不動産会社に依頼することで、売却もスムーズに進むでしょう。

LIFULL HOME'Sでは、ネットから簡単に一括査定を申し込めるため、不動産の売却を検討している方は、ぜひご活用ください。

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記事監修

岡﨑 渉(おかざき わたる)

国立大学卒業後新卒で大手不動産仲介会社に入社。約3年間勤務した後に独立。現在はフリーランスのWebライターとして活動中。不動産営業時代は、実需・投資用の幅広い物件を扱っていた経験から、Webライターとして主に不動産・投資系の記事を扱う。さまざまなメディアにて多数の執筆実績あり。宅地建物取引士の資格を保有。