シーズンオフの洋服こそ肝心な「整理収納」

もうGWも終えて初夏の気配も感じるこの頃だが、クローゼットの中にまだ冬物のカットソーやジャケットなど入っている人もいるのでは?「ドキッ」とした方に、今回衣類のオフシーズン/オンシーズンの管理についてお届けしたい。

シーズンオフになった途端、邪魔物扱いされてしまう洋服達。しかし、シーズンオフの時にこそ“洋服にとって嬉しい環境”を整えれば、長持ちするし、来年もまたキレイな状態で着ることができる。本来、収納は「たくさん収納できる」という事だけできれば、=(イコール)良い収納ではない。収納する「環境づくり」や「保管方法」も大切なポイント。オフシーズンの「整理収納」する際のポイントは下記を参照にしてほしい。

●消臭スプレーが多いので注意したい「乾燥対策」 写真① 
洋服などを長期間保存する作業日は晴れの日が良い。雨の日に保管作業をすると湿気がこもりやすく、カビの原因になってしまうからだ。
きちんと洗濯したのにカビが生えてしまうのはきちんと水分を飛ばせていないからで、しっかり乾燥させることが重要。気をつけたいのが、最近多い衣類の消臭スプレーだ。水分をかけているのと同じなので、しっかり乾燥させなければせっかく乾燥対策を行っても台無しになることもある。

[対策]
・湿気取りを活用する。※ただし、湿気取りに溜まった水分も溜まりすぎると逆効果になるので定期的に交換すること。
・水分は飛ばす
・ぎゅうぎゅうに詰め込みすぎない


●ショックを受ける前に「防虫対策」  写真②
大切な洋服も虫に食べられてしまうと目も当てられない。以前は天然素材である綿・麻・シルクなどが虫に食われがちだったが、最近は化学繊維の衣類でも虫が発生するケースが出てきたので要注意。

[対策]
・密閉できる収納グッズに防虫剤を入れておく※ただし、密閉できなければ防虫剤の効果は薄れやすいので注意したい
・防虫剤の種類はおおまかに4種類(しょうのう、パラジクロルベンゼン、ナフタリン、ピレスロイド系。ピレスロイド系以外を一緒におくと化学変化を起こしてしまうので、同時に使わないこと


●仕方なく収納ケースに入れる洋服「収納方法」
オフシーズンの洋服でもシワが気になるため本来はハンガーにかけて収納しておきたいが、オンシーズンの洋服だけでいっぱいになってしまう。そうした場合、収納場所がなくなってクローゼットがうまく利用できなくなる。そのため、やはり収納ケースにいれたい。その場合、収納ケースに収納してもシワにならない対策を行いたい。

[対策]
・ジャケット類やスカートは内側にタオルをうまく挟んでたたむ  写真③ 
・収納ケースは重たい洋服を下に収納して、重さでシワにならないように


●「圧縮袋」は上手に使えば効率的!  写真④ 
旅行時には活躍する圧縮袋。シーズンオフの衣類収納にも活用したい。収納スペースをコンパクトにしてくれる。

[対策]
・シワになりやすい洋服は使用しない
・防虫剤は空気がないと効果が出ない場合もある。その場合、服と接していいる部分が集中的に変色してしまうこともあるので要注意

オフシーズン対策も万全にオフシーズン対策も万全に

オンシーズンのクローゼットを整理収納

オフシーズンの洋服をしまった後、今度はオンシーズンの服について考えたい。

オンシーズンの洋服はクローゼットにいれて、いつでも着れるようにしておきたいが、クローゼットの活用方法にも今回ふれたい。クローゼットは開けた瞬間に“ストレスを感じる”こともある場所では?

いつも使うものなので「取り出しやすさ」はとても重要だが、どこに何が置いてあるか分からず散らかっていると大変だ。毎回取り出すのに苦労する収納では、収納置き場としての意味がない。

収納数ではなく、クローゼットの役割としては「探しやすさ」を一番のポイントにしたい。そうしないと、洋服選びをする際に洋服が隠れてしまっていたり、ぱっと見てどこに何があるか分からず自分の記憶を頼りに洋服選びをしないといけなくなるので、時間がかかるし、いつも同じ洋服しか着ない傾向になる。あとはクローゼットのなかも見た目が整っていると洋服選びも楽しくなる。

●取り出しやすいポイント
・入れすぎ、詰めすぎはNG 写真①
 引き出しへの洋服の入れすぎ、ハンガーパイプへの洋服のかけすぎは、取り出しにくい原因になるのでスムーズな出し入れができる環境をつくるよう心掛ける

・ハンガーで洋服の重ね着禁止 写真②
 一つのハンガーで複数の服をかけていると、服の出し入れがとても面倒だ。一つのハンガーで一着を大原則にする

・引き出しの中での重ね収納禁止
 引き出し収納の際に服を寝かせて収納すると、下の方の洋服がだしづらくなる。取り出しやすくする為にもなるべく立てて収納する


●探しやすさ
・半袖や長袖シャツ混在注意、引き出しが一緒でもうまく区切る
 同じシャツでも半袖や長袖が混在していると、半袖を着たい時に長袖が出てくる、その逆も然りのケースが多々でてくる。片付ける手間が増えるだけなので、最初から同じ引き出しでも区切りを入れておけば簡単に仕分けられる

・ハンガーで洋服の重ね着禁止
 取り出しやすさでもふれた「重ね着禁止」。洋服を探す際、重なっていると下の洋服はなかなかお目にかかれない。大丈夫だと思っていても意外と下の服は着ない結果になるのできちんと一つのハンガーに一着は大原則にしたい

・引き出しはどこに何が入っているかわかっている
 収納の引き出しケースは透明なケースならおおよそ何が入っているかわかるが、収納ケースが透明なのも少々抵抗がある。ラベルをキレイに貼っておくのも良いし、グルーピングをうまくして、引き出しを自分が洋服を「着る順」に並べるとラベルを貼らなくても場所が覚えやすくてスムーズだ。(例えば)上から順に下着、アンダーシャツ、Tシャツ、羽織る物、ズボン類など。


●見た目のポイント
・色で分ける 写真③
クローゼットにかけたとき、引き出しを開けたときになんだかゴチャッとするときは色を揃えて収納するとスッキリ見せられる

・高さを揃えて、長い丈から短い丈になるように順に吊るす
ハンガーにかけたときに吊るした先が一定方向に揃っているだけでも、整っている感じになる

・吊るしすぎない
ものが多すぎるとゴチャついてるように見えるので、適度にハンガーパイプに吊るす

・ハンガーをそろえる 写真④
ハンガーの色や種類をそろえるだけでも大きく印象が変わる

上記の点はどれも簡単な事なので、少し気をつけておけば「見た目」にも「機能面」でもクローゼット収納力はアップする。

オンシーズンのクローゼット整理収納のポイントオンシーズンのクローゼット整理収納のポイント

大切なものは大切に、余分なもので大切なものを傷つけないように

今回、「オフシーズン」と「オンシーズン」の衣類の収納を説明した。
オンシーズンの収納ばかりが気になりがちだが、オフシーズンの収納もきちんと考えることで「洋服」全体の整理収納がうまくしていきたい。衣替えのタイミングは服を整理できる一番のタイミングだ。シーズンを終えた服はそのままにせず、服の状態をチェックしてきちんと向き合い、収納方法を考えて次のシーズンにまた着れるようにしたい。

大切な洋服とそうでもない洋服。衣替えをするだけでなく、こうした機会に洋服のプライオリティを改めて考えて、整理収納したい。

[チェックポイント]
・今の自分の好みとズレていない?
・少し服自体にくたびれてきた感がでていない?
・色落ちは気にならない?
・サイズあってる?
・洋服は縮んでいない?

どれか当てはまるものがあれば、そのまま「オフシーズン」収納をせずに、手放すことを考えたい。より大切な服を来シーズンまでキレイに保てる環境も考えてみよう。

2014年 05月26日 11時03分