カップボードの“詰め込み”は危険!

カップボードの整理収納カップボードの整理収納

お家の“整理収納”についてお届けする連載第2回目。キッチンに続いて、今回キッチンまわりの「カップボード」について取り上げる。ちなみに、食器棚などキッチンまわりの収納を「カップボード」とまとめる。カップボードは、何かと詰め込み収納が良く見受けられるので、その“詰め込み”点を改善していくのがポイントだ。

カップボードでの一番注意したい点は「積み重ね」。「積み重ね」は非常に危険な状態である。
例えば、食器を重ねすぎると不安定になり、万が一崩れてた場合には非常に危険だ。また、料理中などバタバタと準備したとき、焦ったり、横着したりする事が多いので、収納方法によってはとても危険な場所になる。

重ねすぎて食器が取りづらい状況はただちにやめるべきだ。また、様々な形のキッチン用品があると気になる「隙間」が生まれてどんどん物を詰め込んでしまうが、これも雪崩の原因になるので危険。無駄なスペースを作らない工夫が必要になるが、そのためには前回のキッチン収納と関連して、導線が非常に大切になる。

まずはざっくりと導線からレイアウトを決める

間取りを書き、導線を考えつつ、AからDにランク分けしてみよう間取りを書き、導線を考えつつ、AからDにランク分けしてみよう

さっそく、キッチン同様に導線からゾーニングをざっくりと考えて、どこにどんな物を収納したいかを考える。

<手順>
①キッチンのレイアウトと収納場所を書き出す
②キッチンでの導線を考えてよく使う場所からほとんど使わない場所をAからDぐらいまでランクをつけて①に書き込む
③AからDの場所にそれぞれどんなものを収納するか考える

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 A : ほぼ毎日、日常的によく使う物
 B : Aの次に日常的によく使う物
 C : ケースバイケースで使う物、例えばお客様が来たら
    使うティーカップや夏にも使用するグラスなど
 D : 滅多に使用しない物、年に1回しか出番がないもの
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これでざっくり、どこにどんなものを収納するかを考える。

「適材適所」に「適量」を分配する

布を敷いてモノを全部出して、グルーピング布を敷いてモノを全部出して、グルーピング

続いてどこにどれだけの物を収納するか決める。手順としては下記を参考に進めてほしい。

①床に布を敷いて収納していた物すべて出す

②「使用頻度」でAからDにグルーピングする。
ただし、グルーピングしながらいつもの「整理」作業は必須。使ってる=残すもの、使ってないもの=必要無いものは分別して必要なものだけ残す。AからD以外に今回手放す物をEとしてまとめる。

③使用頻度で分けた物をさらに目的や種類でグルーピングする。
例えば、保存容器や、お菓子作り用の物、朝食で使う食器などでグルーピングをする。

収納していく前にきっちり必要なグッズを揃える

収納グッズのサイズをきっちり、選んでグループごとに一旦収納収納グッズのサイズをきっちり、選んでグループごとに一旦収納

細かい物が多いカップボードは収納ボックスがあると非常に片付けが楽になる。
準備が少し手間だが、とても重要なポイントだ。カップボードのサイズを正確に測り必要な収納グッズを揃えてみよう。

<注意点>
①扉の蝶番や、耐震フックを考慮して測る事
せっかく購入したのに、入って欲しい収納ボックスが入らなければ買い直しになってとても無駄。無駄を避けるためにもここはしっかり採寸する。

②サイズや強度で慎重に選ぶ
ついつい安くて品揃えの良い100円均一で手頃に揃えてしまいがちだが、目的を達成できなければ意味がない。きちんと目的にあったサイズや強度、無駄な形状でないかを考えて、採寸にあった収納グッズを準備する。

③中身が見える事
中身が見えないグッズはインテリアを考えて選んでしまいがちだが、細かいグッズが多いからこそ透明のボックスで中身がすぐにわかる方が、高い位置に収納しても中身がわかるので取り出しやすい。

最後に配置、収納して完成!

カップボードの収納、ビフォー・アフターカップボードの収納、ビフォー・アフター

稼働棚をうまく調整して、取り出しやすく、片付けやすい安全な配置にセッティングして完成。

こうすることで、危険なカップボードを回避して、グルーピングをうまく利用することで、導線を考えた効率的かつ
使い勝手の良いカップボード収納ができあがります。

次回はパソコン周りの整理収納についてお届けする。

2014年 02月02日 13時46分