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横浜市のマンション売却相場は?高く売るコツや今後の推移も解説

横浜市は東京・大阪と並ぶ大都市で、神奈川県の県庁所在地かつ政令指定都市でもあります。10万人以上の外国人が住む国際都市でもあり、おしゃれな観光スポットも多く、住みたい街として人気を集めています。

この記事では、そんな横浜市のマンション売却相場について解説していきます。また、今後の予測などについても紹介します。

この記事で分かること

  • 【エリア・条件別】横浜市のマンション売却相場
  • 横浜市のマンション売却相場における今後の推移予測
  • 横浜市のマンション売却相場を自分で確認する方法
  • 横浜市で高く売却しやすいマンションの特徴
  • 横浜市でマンションを早く・高く売るコツ
  • 横浜市でマンションを売却した人の体験談
  • マンション売却ならホームズの一括査定がおすすめ

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▶︎マンション売却の注意点は?売却方法や流れ・費用についても解説

もくじ

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横浜市のマンション売却に関する統計データ

横浜市のマンション売却に関する統計データを見る前に、市の基礎的なデータの推移について解説します。

  • 人口の推移
  • 世帯数の推移
  • 成約件数の推移

人口の推移

最初に、横浜市の人口推移について見ていきましょう。以下は過去5年間における横浜市の人口推移をまとめた表です。

【横浜市の人口推移】※各年度10月時点でのデータ

年度 人口(人) 前年同月比の増減(人)
2020年 3,777,491 28,710
2021年 3,775,352 -2,139
2022年 3,771,961 -3,391
2023年 3,771,766 -195
2024年 3,771,063 -703

※参考:横浜市人口ニュース(P1)|横浜市

上記から横浜市の人口は370万人台をキープしていることが読み取れます。2021年からは人口が減少しており、今後については注視する必要があります。

世帯数の推移

次に、横浜市の世帯数の推移を見ていきます。以下は、横浜市における世帯数の推移をまとめた表です。

【横浜市の世帯数の推移】※各年度10月時点でのデータ

年度 世帯数 前年同月比の増減
2020年 1,753,081 42,181
2021年 1,767,218 14,137
2022年 1,781,879 14,661
2023年 1,799,480 17,601
2024年 1,817,762 18,282

※参考:横浜市人口ニュース(P1)|横浜市

上記から、世帯数は年々増加していることが分かります。

人口は減少しているものの、世帯数は大きく増加しているため、今後も横浜市では住宅の需要が増える可能性があります。

成約件数の推移

横浜市における中古マンションの成約件数の推移は以下のとおりです。

【中古マンション成約状況】

年度 成約数 前年同月比の増減
2020年 4,333 -230
2021年 4,857 524
2022年 4,086 -771
2023年 4,058 -28
2024年 4,211 153

※参考:レインズデータライブラリー|REINS TOWER(東日本不動産流通機構)

2020年から2024年の5年間において、成約件数は4,000件台で推移していました。

2021年には成約件数が大幅に増えましたが、それ以降は減少しています。

しかし、2024年には再び成約件数が増加していることから、今後も中古マンションの需要が増える可能性もあります。

【エリア別】横浜市のマンション売却相場

同じ横浜市でも、エリアによってマンション売却相場に違いがあります。ここでは、以下のマンション売却相場について見ていきましょう。

  • 横浜市のマンション売却相場
  • その他の市町村のマンション売却相場

横浜市のマンション売却相場

東日本不動産流通機構の資料によれば、横浜市における地区別のマンション売却相場は以下のとおりです。

【2023年度:横浜市の中古マンション売却相場】

エリア 件数 ㎡単価(万円) 価格(万円)
鶴見区 405 54.28 3,359
神奈川区 309 73.32 4,355
西区 298 98.54 5,559
中区 357 82.94 4,987
南区 211 48.49 2,701
保土ケ谷区 167 45.37 3,039
磯子区 230 43.40 2,934
金沢区 176 34.13 2,566
港北区 485 66.73 4,411
戸塚区 256 51.38 3,799
港南区 172 46.09 3,231
旭区 135 34.96 2,291
緑区 176 42.42 2,892
瀬谷区 19 40.65 2,831
栄区 83 45.22 3,317
泉区 43 39.16 3,073
青葉区 357 61.94 4,516
都筑区 272 61.46 4,949
合計 4,151 58.88 3,915

※参考:年報マーケットウォッチ2023年度(P3)|東日本不動産流通機構

横浜市だけで4,151件の中古マンションが売買され、最も多く取引されたのは港北区(485件)です。

平米単価が最も高いのは西区で1㎡あたり98.54万円で取引されていて、売却相場も横浜市の中で最も高い5,559万円となっています。

平米単価が高い地区を抜粋すると、上位3つは以下のとおりです。

順位 地区 平米単価 成約価格
1位 西区 98.54万円/㎡ 5,559万円
2位 中区 82.94万円/㎡ 4,987万円
3位 神奈川区 73.32万円/㎡ 4,355万円

西区にはターミナル駅である横浜駅があり、横浜市の中心エリアだといえます。

その他の市町村のマンション売却相場

横浜市以外の神奈川の主な市町村における、マンション売却相場は以下のとおりです。

【2023年度:その他の市町村のマンション売却相場】

エリア 件数(件) ㎡単価(万円) 価格(万円)
川崎市 2,003 69.63 4,643
相模原市 454 41.77 2,475
藤沢市 322 60.48 4,229
鎌倉市 117 58.26 4,852
海老名市 99 49.74 3,353

※参考:年報マーケットウォッチ2023年度(P3)|東日本不動産流通機構

横浜市の次に取引件数が多いのは川崎市で、平米単価も69.63万円と横浜市の1平米あたりの平均単価より約10.8万円高い相場価格です。

川崎市以外では藤沢市や鎌倉市など湘南エリアの価格が高い傾向があり、取引件数も多くなっています。

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【条件別】横浜市のマンション売却相場

専有面積や築年数などの条件によっても、マンションの売却相場は変動します。

ここでは、以下の条件別に横浜市のマンション売却相場を見ていきましょう。

  • 築年数別のマンション売却相場
  • 間取り別のマンション売却相場
  • 専有面積別のマンション売却相場
  • 最寄駅からの距離別のマンション売却相場

築年数別のマンション売却相場

まずは、築年数別のマンション売却相場を見ていきましょう。

東日本不動産流通機構の資料(2023年度)によると、築年数別で分けた横浜市のマンション売却相場は以下のとおりです。

【2023年度:築年数別のマンション売却相場】

築年数 取引件数(※) ㎡単価(万円) 価格(万円)
~築5年 653( 10.8%) 93.68 6,191
築6~10年 769( 12.8%) 79.09 5,484
築11~15年 757( 12.6%) 76.34 5,507
築16~20年 881( 14.6%) 64.63 4,804
築21~25年 678( 11.3%) 57.27 4,162
築26~30年 432( 7.2%) 47.89 3,009
築31年~ 1,855(30.8 %) 35.28 2,072
合計 6,025(14.3%) 61.27 4,087

※カッコ内は全体における割合
※参考:年報マーケットウォッチ2023年度(表15-⑧ 中古マンションの築年帯別状況[横浜・川崎])|東日本不動産流通機構

最も高い平米単価で取引されたのは築5年までで、93.68万円でした。

以降は築年数が経過するほど価格は下落していきます。最も多く取引されたのは「築31年〜」を除くと築16〜20年の881件で、全体の14.6%を占めています。

間取り別のマンション売却相場

東日本不動産流通機構の資料(2023年度)によると、間取り別のマンション売却相場は以下のとおりです。

【2023年度:間取り別のマンション売却相場】

間取り 取引件数(※) ㎡単価(万円) 価格(万円)
ワンルーム 249(4.0%) 48.20 1,078
1DK・LDK 709(11.5%) 72.46 2,967
2DK・LDK 1,549(25.2%) 67.00 4,212
3DK・LDK 3,155(51.3%) 61.98 4,543
4DK・LDK 485(7.9%) 50.43 4,727
5DK・LDK以上 7(0.1%) 33.45 4,010
合計 6,154 62.39 4,152

※カッコ内は全体における割合
※参考:年報マーケットウォッチ2023年度(表17-② 中古マンションの間取り別成約件数[都県地域別・2023年度])|東日本不動産流通機構

上表によると、平米単価の相場が最も高いのは1DK・LDKで、1㎡あたり72.46万円となりました。売却相場が一番高い間取りは4DK・LDKで4,727万円です。

専有面積別のマンション売却相場

東日本不動産流通機構の資料(2023年度)によると、専有面積別にみた横浜市のマンション売却相場は以下のとおりです。

【2023年度:専有面積別のマンション売却相場】

専有面積 取引件数(※) ㎡単価(万円) 価格(万円)
~20㎡ 220(3.6%) 49.90 852
~40㎡ 399(6.5%) 60.68 1,760
~50㎡ 344(5.6%) 47.46 2,147
~60㎡ 804(13.1%) 54.78 3,030
~70㎡ 1,278(20.8%) 62.91 4,095
~80㎡ 1,898(30.8%) 69.25 5,129
~100㎡ 1,001(16.3%) 61.57 5,324
~120㎡ 166(2.7%) 51.17 5,443
~140㎡ 31(0.5%) 44.45 5,736
141㎡~ 13(0.2%) 49.92 8,281
合計 6,154 62.39 4,152

※参考:年報マーケットウォッチ2023年度|東日本不動産流通機構

上記の表によると、専有面積の平米単価が最も高いのは70〜80㎡で、1㎡あたり69.25万円となりました。取引件数も最も多く全体の約3割を占め、売却価格は5,129万円が相場です。

なお、70〜80㎡のマンションはファミリー世帯向きで、3LDKの間取りが多く見られます。

最寄駅からの距離別のマンション売却相場

不動産情報ライブラリのデータによれば、2023年10月から12月における横浜市西区における3LDKのマンションの場合、駅からの距離別の価格事例は下表のようになりました。

【西区の駅からの距離と成約価格】※2023年10〜12月

最寄り駅からの距離 価格(万円) 建築年
みなとみらい駅より1分 1億2,000万円 2007年
高島町駅より5分 7,800万円 2018年
桜木町駅より12分 5,300万円 2001年
横浜より21分 1,100万円 1975年

※参考:不動産取引価格情報検索|不動産情報ライブラリ(国土交通省)

参照すると、マンションの建築年や建物のグレード、専有面積により違いがありますが、最寄り駅からの距離が近いほど価格は高い傾向です。

西区の場合で、最寄り駅からの距離別にまとめた成約件数は以下のとおりです。

【西区:最寄り駅からの距離別の成約件数】※2023年10月から12月

交通条件 件数(件)
徒歩5分以内 29
6~10分以内 19
11~15分以内 8
15~20分以内 3
20分以上 2
合計 61

※参考:不動産取引価格情報検索|不動産情報ライブラリ(国土交通省)

上記のように、駅からの距離が近いマンションのほうが多く取引される傾向にあります。

横浜市のマンション売却相場における今後の推移予測

ここでは、横浜市のマンション売却相場の推移を見ていきましょう。

東日本不動産流通機構の資料によれば、過去5年間における横浜・川崎のマンション価格推移は下表のようになりました。

【横浜・川崎のマンション価格推移】

平均㎡単価(万円) 平均価格(万円) 平均専有面積(㎡)
2019年 47.68 3,201 67.12
2020年 49.05 3,309 67.47
2021年 52.61 3,561 67.69
2022年 57.86 3,821 66.04
2023年 61.32 4,060 66.21

※参考:年報マーケットウォッチ2023年・年度(表1-⑧ 中古マンションの基本指標[横浜・川崎]P22)|東日本不動産流通機構

参照すると、2019年から2023年の5年間にかけて、横浜・川崎の中古マンションの平均㎡単価と平均価格は年々上昇しています。平均価格はこの5年間で約860万円上がりました。

一方、平均専有面積が0.9㎡減少していることから、マンション価格は上昇しているものの専有面積は年々狭くなっているといえるでしょう。

横浜市では東京と並ぶ都市機能を担うことを目的に、みなとみらい21地区のまちづくり事業などさまざまな再開発事業が進められました。

このように、街全体が発展すると多くの人々が流入するため、マンション価格は今後も上昇する可能性があります。

横浜市のマンション売却相場を自分で確認する方法

横浜市でマンションを売却する際は、売主自身も相場を確認しておく必要があります。

相場を調査することで適正価格を把握し、よりスムーズに物件が売れる可能性が高まるからです。近年では、以下のようなサイトで手軽に売却相場を確認できます。

  • 不動産情報ライブラリ
  • レインズマーケットインフォメーション
  • 不動産ポータルサイト

不動産情報ライブラリ

不動産情報ライブラリは、不動産の取引価格や地域の公示価格などの情報をリサーチするときに使うサイトです。

国土交通省が提供していて、実際に取引された成約事例を閲覧できます。

取引価格は、地域や土地や中古マンションなど不動産の種別などを指定した上で検索します。マンションの場合、所在地や最寄り駅からの距離、価格、間取り、築年数などが掲載されているため、売却したいマンションと類似する条件の物件と比較してみましょう。

不動産情報ライブラリについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【あわせて読みたい】
【国土交通省】不動産情報ライブラリとは?特徴や使い方を徹底解説

レインズマーケットインフォメーション

レインズマーケットインフォメーションも、不動産情報ライブラリと同様に不動産の取引事例を調べることができるサイトです。国土交通省指定の不動産流通機構が運営しており、マンションまたは一戸建ての成約情報を閲覧できます。

誰でもアクセスできるため、自分が売りたいマンションと同じエリアを指定すると、所在地や価格、間取りなどの詳細情報を引き出せます。

レインズマーケットインフォメーションについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【あわせて読みたい】
レインズマーケットインフォメーションとは?不動産情報や使い方を紹介

不動産ポータルサイト

不動産ポータルサイトとは、Web上で閲覧できる不動産情報サイトです。

サイトと提携している数多くの不動産会社が物件情報などを掲載しているので、自宅にいながら手軽に利用できます。その後、気に入った物件があれば掲載元の不動産会社から査定を受けられるシステムも用意されています。

近年、さまざまな不動産一括査定サイトがサービス提供をしていて、マンションを売りたいときには無料で不動産会社が査定価格を提示してくれます。

また、サイトによっては査定以外でも物件の情報を確認できるサービスや、ノウハウなどが掲載されたコンテンツなどを閲覧することも可能です。

ホームズでは、マンションの参考価格をチェックできるプライスマップを無料で利用できます。マンション名や住所、駅名などを入力するだけで、マンションの参考価格や坪単価を地図上で簡単に確認できます。

会員登録不要で利用できるため、マンションの相場価格を知りたいときにおすすめです。

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横浜市で高く売却しやすいマンションの特徴

.横浜市で高く売却できる可能性のあるマンションの特徴として、以下が挙げられます。

  • 人気のエリアに立地する
  • 商業施設に近い
  • 主要駅へのアクセスが良い
  • タワーマンション・デザイナーズマンション
  • 仕様や設備が新しい

人気のエリアに立地するマンション

マンションを選ぶ際に最も重視されるのが立地で、人気エリアにあるマンションほど売れ行きが早くなるでしょう。

横浜市は東京に次ぐ都市機能を有しており、人気の高い街ですが、その中でも以下のエリアは特に売れやすい地域とされています。

  • 横浜駅周辺
  • 綱島駅周辺
  • 桜木町駅周辺
  • 日吉駅周辺
  • 青葉台駅周辺

ここからは、上記の各エリアの詳細について詳しく解説します。

横浜駅周辺

横浜駅は日本最多6社13路線が乗り入れるターミナル駅で、神奈川県を代表する大きな駅です。駅周辺には、横浜タカシマヤ、そごう横浜店、横浜モアーズなど8つの商業施設があり、活気にあふれています。

駅周辺では「みなとみらい21中央地区」など再開発が行われており、さらに進化を続けているエリアです。おしゃれで快適な生活を実現できます。

綱島駅周辺

綱島駅周辺は横浜市港北区綱島西に位置し、東急東横線沿いにあるエリアです。

急行と各駅停車が停まり、横浜駅までは急行で約9分、渋谷までは約22分で到着します。自由が丘や中目黒にも行きやすいのも魅力です。

周辺にはスーパーが多く、日常生活の買い物に困りません。昔ながらの商店街もあるので、新鮮な野菜や出来立ての惣菜なども買いに行くことができます。

綱島のランドマークである「鶴見川」では、休日になるとBBQをする人で賑わいを見せています。

桜木町駅周辺

桜木町駅周辺は横浜市でも有数の観光地で、おしゃれスポットが多いことから人気のあるエリアです。駅の東口には、ランドマークタワーや大観覧車の”コスモロック21”など、横浜の人気観光スポットが存在感を示しています。

海側のエリアには横浜赤レンガ倉庫があり、ショッピングや食事を楽しめます。 桜木町駅周辺に住めば、日常的に観光スポットを満喫できるでしょう。

日吉駅周辺

日吉駅周辺は横浜市の港北区に位置し、東急東横線、東急目黒線、横浜市営地下鉄グリーンラインの3つの路線が乗り入れているエリアです。路線が多いことから都心へのアクセスも便利なため、通勤・通学がしやすいのも魅力といえます。

なお、最寄には慶應義塾大学の日吉キャンパスがあることでも有名です。駅周辺にある日吉東急アベニューでは食料品や衣料品などの買い物ができ、商店街も充実しています。

青葉台駅周辺

青葉台駅周辺は商業施設が多く、子ども向けの施設がそろっていることから子育てファミリーに注目されているエリアです。公園が多く、緑豊かな自然環境の中で暮らせます。

また、青葉台エリアは高収入世帯が多く、きれいな街並みであるのも特徴です。

駅前には大型のショッピングモール”東急青葉台スクエア”があり、食料品や衣料品、雑貨などの買い物を楽しめます。高級感のある、落ち着いた暮らしを志向する人に向いているといえるでしょう。

商業施設に近いマンション

周辺にショッピングモールやスーパー、コンビニ、ドラッグストアなどの商業施設が近くにあることも、人気のあるマンションの特徴です。

特に、スーパーが近いと日常生活の買い物に困らないので、人気が高いマンションの周辺には徒歩数分圏内に位置するケースが多く見受けられます。

ショッピングモールが近ければ、休日に家族で買い物やグルメを楽しめるでしょう。

主要駅へのアクセスが良いマンション

交通の利便性が良いことも人気マンションの要件には外せません。

横浜エリアのマンションの場合、横浜駅に近いと新宿・東京などのターミナル駅にもアクセスしやすいため、通勤・通学に便利です。

なお、横浜駅から近い横浜市内の駅の事例は以下のとおりです。

【横浜駅から近い横浜市内の駅】

駅名 横浜駅からの距離 路線
新高島 1分 みなとみらい線
保土ケ谷 2分 JR湘南新宿ライン
高島町 2分 横浜市営地下鉄ブルーライン
戸部 2分 京浜急行本線
桜木町 4分 JR京浜東北・根岸線

上記の駅が最寄り駅の場合は、ターミナル駅である横浜駅に数分でアクセスできます。

タワーマンション・デザイナーズマンション

タワーマンション・デザイナーズマンションも、横浜市などの都市部で人気のあるマンションです。

タワーマンションは利便性の良い立地に建築されており、快適に暮らせます。高層階に住めば景観も良く、美しい夜景を楽しめるでしょう。ラウンジやジム、コワーキングスペース、ゲストルームなどの共用施設が充実しているのも魅力です。

デザイナーや建築家のコンセプトにより設計・建築されたデザイナーズマンションは、一般的なマンションとは異なったおしゃれな雰囲気を味わうことができます。

仕様や設備が新しいマンション

仕様や設備が新しいマンションも人気を集めます。

例えば、玄関がタッチキーであれば、子供や重い荷物を抱えているときに鍵を回す手間を省けます。浴室暖房乾燥機があると、共働きで夫婦ともに帰りが遅い場合でも雨風を気にせずに洗濯物を干したままで外出できます。

生活に便利な新しい設備が備わっていると、毎日を快適に過ごせるでしょう。

横浜市でマンションを早く・高く売るコツ

横浜市でマンションをより早く・高く売るコツは以下の5つです。

  • 余裕のあるスケジュールを立てる
  • 自分でも情報収集する
  • 高く売れる時期に売却する
  • 築年数が経過する前に売却する
  • 不動産一括査定を活用する

余裕のあるスケジュールを立てる

一般的にマンション売却は3〜6ヶ月程度かかることが見込まれるため、余裕のあるスケジュールを立ててから売り出すことが重要です。

特に、住み替えで住宅ローンを使い先に新居を購入した場合は、現在支払っている住宅ローンと二重のローンになる場合があります。

マンション売却は売り出しから引渡しまでに時間がかかることが多く、売り急ぐあまり大幅に値下げせざるを得ないことも考えられるでしょう。

マンションによっては1年以上かかるケースもあるため、できるだけ早めに売却活動を始めることが必要です。

自分でも情報収集する

不動産会社の担当者が言うことをそのまま鵜呑みにするのではなく、自分でも適正価格を調べるなどの情報収集も重要です。

査定を依頼するときは、自分でも不動産情報ライブラリなどの公的サイトを利用して市場価格を調べることをおすすめします。市場価格を把握していないと、不動産会社が提示した査定価格が適正かどうかを判断できません。

売却するマンションの良い点や周辺環境なども把握しておくと、購入希望者に上手くアピールできるため、高値での取引が期待できます。

高く売れる時期に売却する

不動産は2〜3月などの繁忙期に売却すると高く売れる可能性があるため、売り出し時期に当たるように売却活動をスタートするのも重要なポイントです。

2〜3月は新年度を迎える前に新居を購入する人が増え、物件の需要が高いといえます。一方、8月はマンションが売りにくい時期であるため、できるだけ外すようにしましょう。

また、周辺の都市開発なども売却価格に影響を与えます。再開発が始まるエリアの地価は上昇する可能性があり、住んでいる地域の都市計画情報なども確認することが重要です。

築年数が経過する前に売却する

一般的にマンションの資産価値は築年数が経過するほど下落するため、老朽化が進む前に売却するのも一つの方法です。

売却相場は築5年未満、築10年未満と5年ごとに下がるとされています。理由として、古くなるほど修繕費がかかる点などが挙げられます。

実際に、横浜・川崎のマンションでは2023年度における築5年未満の平米単価は約105万円でした。一方、築6〜10年になると約88万円になり、約17万円下がっています。

ただし、築年数が経過しても大規模修繕が実施された後は、しばらく高額な支出がないため買い手が見つかる可能性もあります。

【あわせて読みたい】
▶︎マンション売却価格と築年数の関係性は?相場やポイントも解説

不動産一括査定を活用する

マンションを高く売却したい場合は、適正価格を見極めるためにも複数の不動産会社に査定依頼するのをおすすめします。

なぜなら、1社だけでは市場価格に見合っているかどうか判断しにくいからです。複数社の査定価格を比較検討することで、提示された価格が適正かどうかを把握できるでしょう。

ホームズでは、複数社に査定を依頼できる不動産一括査定サービスを提供しています。提携している不動産会社は、独自の掲載基準をクリアした信頼できる会社のみのため、安心してご利用いただけます。無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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横浜市で実際にマンションを売却した人の体験談

ここでは、LIFULL HOME'Sが独自に調査したデータをもとに、マンションを含む不動産売却を成功させた人の体験談を紹介します。

  • 売却・査定を依頼したきっかけ・理由
  • 査定依頼した不動産会社の数
  • 最終的に不動産会社を決めた理由
  • 売却完了までにかかった期間
  • 横浜市のマンション売却経験者からのアドバイス

売却・査定依頼のきっかけ

横浜市で実際に不動産の売却・査定を依頼した人のきっかけ・理由の上位3つは、以下のとおりです。

【不動産の売却・査定を依頼したきっかけ・理由】

順位 きっかけ・理由 割合(%)
1位 買い替え 40.3
2位 相続・所有者が高齢 22.4
3位 金銭的理由 15.9

※参考:神奈川県横浜市で不動産の売却・査定におすすめの不動産会社ランキング&売却相場情報サマリー|LIFULL HOME'S

最も多いのは買い替えで、全体の約4割を占めています。例えば、所有するマンションが老朽化したため、新築マンションなどに買い替えるケースです。

次に多いのは相続・所有者が高齢になった(22.4%)場合です。相続税を納めるために空き家になった実家を売ったり、老人ホームの入所費用を捻出するために売却を検討したりする例などが挙げられます。

また、何らかの理由で住宅ローンを支払えなくなったなど、金銭的理由(15.9%)も少なくありません。

査定依頼した不動産会社の数

横浜市で実際に査定を依頼した不動産会社の数の上位3つは、以下のとおりです。

【査定依頼した不動産会社の数】

順位 不動産会社の数 割合(%)
1位 5社以上 61.2
2位 3社 13.0
3位 4社 10.1

※参考:神奈川県横浜市で不動産の売却・査定におすすめの不動産会社ランキング&売却相場情報サマリー|LIFULL HOME'S

参照すると、査定依頼した不動産会社の数が一番多いのは5社以上で、全体の6割を超えました。2位は3社の13.0%、3位は4社の10.1%と続いており、複数社に査定依頼するケースが一般的です。

不動産査定一括サイトでは、一度の入力で複数の不動産会社に同時査定依頼できるため、手間をかけずに数社の査定価格を受取ることができます。

最終的に不動産会社を決めた理由

横浜市で実際に不動産の売却・査定を依頼した人が、最終的に不動産会社を決めた理由の上位3つは以下のとおりです。

【最終的に不動産会社を決めた理由】

順位 決めた理由 割合(%)
1位 担当者の対応が良かったから 35.0
2位 会社が信頼できたから 28.6
3位 査定価格が納得のいくものだったから 27.3

※参考:神奈川県横浜市で不動産の売却・査定におすすめの不動産会社ランキング&売却相場情報サマリー|LIFULL HOME'S

大切な資産である不動産を売る場合、担当者の人柄が重要視されていると分かりました。担当者の対応次第で、仲介を依頼するかどうかを見極めることになるでしょう。

また、不動産取引は高額になるので、信頼できる会社であることも重要です。マンションを売却する場合、マンションの売却実績が豊富な不動産会社に依頼しましょう。

適正価格で売却するためには、査定価格が納得のいくものであるかも大切なポイントです。

売却完了までにかかった期間

横浜市で実際に不動産の売却・査定を依頼した人が、売却活動開始から完了までにかかった期間の上位3つは以下のとおりです。

【売却活動開始から完了までの期間】

順位 期間 割合(%)
1位 3ヶ月~6ヶ月未満 27.7
2位 3ヶ月未満 24.8
3位 6ヶ月~9ヶ月未満 19.7

※参考:神奈川県横浜市で不動産の売却・査定におすすめの不動産会社ランキング&売却相場情報サマリー|LIFULL HOME'S

売却活動開始から完了までの期間で最も多いのは「3ヶ月〜6ヶ月未満」で27.7%でした。

次に「3ヶ月未満(24.8%)」が続いています。横浜市の不動産は、6ヶ月未満までに売却できるケースが約半分の割合だといえるでしょう。

1〜2年程度かかるケースも約14%あるため、売却期間が長期化しないようにマンションの売却に強みを持つ不動産会社に依頼することが大切です。

横浜市のマンション売却経験者からのアドバイス

ここでは、2025年にホームズが実施したアンケートの中から、横浜市のマンション売却経験者の検討者へのアドバイスを紹介します。

40代男性

信頼できる不動産会社を納得がいくまで選んで、仲介してもらった方が良いと思います。

40代女性

多くの不動産会社に見積もりをとり、一括査定サービスを利用したり、たくさんの情報を得て、マンションの売却の知識を得ておくこと

60代以上女性

査定の金額から引かれる金額がいくつもあり、又翌年税金も引かれるのでその金額をしっかり考慮しないと実際に手に入る金額はかなり少なくなります

横浜市でマンションを高く売却するなら不動産一括査定がおすすめ

横浜市は東京に次ぐ人口を有しており、日本を代表する大都市です。

横浜赤レンガ倉庫など異国情緒あふれる雰囲気や、美しい景観、利便性の高い商業施設など都市としての魅力にあふれ、多くの人々が流入しています。

人気が高い街であることからマンションの売却も多く行われており、特に港北区や鶴見区などで多くの売買取引がなされ、成約価格も高い傾向にあります。

横浜市にあるマンションを高く売りたいときは、ホームズの不動産一括査定のサービスをぜひご利用ください。提携社数は全国約4,500社(2025年2月時点)で、より自分にあった不動産会社と出会うことができるでしょう。

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記事執筆・監修

矢口 美加子(やぐち みかこ)

宅地建物取引士整理収納アドバイザー1級福祉住環境コーディネーター2級の資格を保有。建築・不動産会社で事務をしながら、家族が所有する賃貸物件の契約や更新業務を担当。不動産ライターとしてハウスメーカー、不動産会社など一部上場企業の案件を中心に活動中。