投稿日:2015/12/07
中山さん:収納の基本には、「種類ごとにまとめる」「人別にまとめる」「一緒に使うものをまとめる」の3つがあります。片付けが苦手な方は、「種類ごと」に収納しがちですが、上手な方は「一緒に使うものをまとめる」収納を採り入れています。
中山さん:「どこで何をするか」にあわせた収納ですね。例えば、はさみ。「必要量は1本」ですが、私たちはリビングの文具コーナーに1本、キッチンに1本、クローゼットに1本、下足入れにも1本というように分散させています。
洋服を買ってきたらタグを切るのにクローゼットにあれば便利ですし、キッチンもキッチンばさみとは別に袋を切ったりするのにはさみが必要です。これは「よく使うものは、よく使う場所に置きましょう」という収納の基本。下足入れには宅急便セットを作って、はさみ、紐、ボールペン、伝票をひとつにセットして置いておく。私の場合は、1日中仕事をしていて朝はバタバタしているのでリビング、キッチン、寝室、下足入れに印鑑とボールペンを置いて、朝の忙しいときに子どもが「名前書いて!」となったときに、わざわざリビングまで行かなくても、その場で書けるようにしています。
中山さん:そうです。ですから、自分がどこで何を使っているかを考えて、ものの定位置を決めていくのがポイント。それが種類ごとではなく、一緒に使うものをセットにして置いておけば便利だし散らかりません。
例えば、ご主人のスマホ、定期、財布、鍵といったものはテーブルの上などに乱雑に置かれがちですが、カゴを用意してこれらを入れ、「ご主人エリア」をつくる。「物の直置き(じかおき)」は絶対NGです! 「物は物を呼ぶ」ので、決して直置きせず、使う物をひとつにまとめて収納する、「グループ収納」にすることが大事です。
中山さん:帽子なども使用頻度を考えて、5個あったらよく使う2個を玄関にかけておくといいですね。それ以外の3個は、「整理」のコーナーでお話したように、手の届きにくい場所にしまって年に1度見直し、必要か不要かを判断しましょう。
次回は、収納のゴールデンゾーンについて教えていただきます。(次の記事はこちら)
投稿日:2015/12/07
整理・収納アドバイザーに直撃インタビュー!整理・収納アドバイザーのインタビュー第3弾です。部屋の「どこで何をするか」を考え、収納することをご紹介します。【LIFULL引越し(旧HOME'S引越し)】全国100社以上の引越し業者が提供するサービスをネットで簡単に料金比較できる無料一括見積もりができます。お得な価格で一人暮らしする単身の方から、カップル・家族までしっかりとサポートできる引っ越しのノウハウやお役立ち情報も公開しています。【LIFULL引越し】引越しの見積もり・予約ならLIFULL引越しにお任せ!!全国100社以上の引越し業者が提供するサービスをネットで簡単に料金比較でき無料一括見積もりや1社予約ができます。
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