じゃがバタホームはツーバイフォー住宅だった

じゃがバタホームのM田くんじゃがバタホームのM田くん

2009年に「マンガはじめて家を建てました!」(ダイヤモンド社)という、自分の体験談+家づくり情報を盛り込んだ本を描きました。
私の実家を二世帯住宅にしたときの、家づくりの基本的な知識と、すったもんだの体験を面白おかしく描いたマンガ書籍です。
そこでこのコラムでは、今家づくりを考えているみなさんの役に立ったり立たなかったりする情報を、楽しくお伝えしていきたいと思います。

高級住宅地にある住宅展示場に行った私たち。
「まだ、完成していないんですが、ご覧になりませんか?」
と声をかけられた。
ハウスメーカーのじゃがバタホームさんだ。

モデルルームは仕上げの段階。
家はほぼ出来上がっているけれど、まだ家具がなかったり、入口の外装ができていなかったりする。

「もう、どちらかで建築予定なんですか?」
「いえ、何社か話は進めていたんですけど、今はいったん白紙の状態です。」
「そうですか、ではぜひじゃがバタホームも参考になさってください」

むむ?なんだか変だな。
どうも今までの営業さんと違うぞ。
(いや、これはあくまでも「いい意味」で。)
ハウスメーカーの営業さんなのに、押しつけがましくないぞ。

じゃがバタホームはツーバイフォー工法だ。
2×4インチの材木を使い、箱の形をつくり、家を面で支える工法だ。
面で支えるから地震などの揺れに強いといわれる。

じゃがバタホームの商品は…ない?

カタログはあるけど…ない?カタログはあるけど…ない?

モデルルームの雰囲気はとっても高級そうだ。
広いベランダのある2階の部屋に、ホームバーがあってビビる。
さすが高級住宅地にある住宅展示場。
きっとこの辺のお宅は、ホームバーが通常装備なのだろう。
ゲストにはマティーニがふるまわれ、楊枝にささったオリーブをかじるに違いない。

しかし、私は住宅展示場の見学については、すでに中級者、といっていいレベルだ。
高級そうな家具や照明や電化製品やホームバーは、
見学者の気持ちを盛り上げるための演出なので
特に気にするものではない。落ち着こう。
夏祭りにおけるちょうちんと思えばよい。

営業さんの名前はM田くんという。
さっそくM田くんに聞いてみる。

「この商品はなんという名前なんですか?」
「はい。じゃがバタホームはこれといって商品名はないんです」
んん?商品名がない?ってどういうこと?

商品名のついたカタログはあるものの、
それは単なる目安で、外観や屋根の色、玄関ドアなども
施主さんの好みによって全く違うものにできる、という。

家の部材や機能は、常に新しいものが開発されているので、
今、モデルハウスに使っているドアよりも、もっといい性能のドアが
同じくらいの価格で出ていれば、そちらを使えますよ、というのだ。

なにその自由度??
言ってはなんだけど、今までのハウスメーカーさんとは全然違うぞ。

もしかしたらこれが運命の出会い!?

運命の出会いを信じて運命の出会いを信じて

じゃがバタホームの作品集を見せてもらう。
あらあら、ほんとにいろんなお家があるよ。
カントリー風な家もあれば、クールな都会風の家もある。
ええ?こんなにいろいろな家がつくれるの??

「よろしければ、じゃがバタホームでも図面をかかせていただけますか?」

「ぜひ!よろしくお願いします!!」

なんだか今まで出会ったハウスメーカー、そして営業さんとは全然違った。
すんなり図面を描いてもらうことになった。

どのメーカーさんも断ってしまい、
「家がつくれなくてもいいかも…」と
半分あきらめていた私たちだけど、またなんだか楽しくなってきた。
根拠はないけど、なんでかうまくいきそうな予感がする。
ヤッホー!どんな図面が上がってくるか楽しみ!!

これが【住宅展示場の歩き方⑫】でご紹介した、
デキル営業さんとの出会いが大切!ってことなのかなあ。
そうだとしたら、デキル人、信頼できる、仕事をお任せしたいと思える営業さんに出会うのって
そうとう難しいんだと思う。
だって今まで私たち夫婦が訪れたモデルルームがいくつあったか、なおかつ、
そこに行った時に、仕事をおまかせしたい営業さんがたまたま居合わせる、という確率を考えたら、ほんとにトホーもない気がするのだ。

ひとえにこれは……執念かも?
でも、粘ればきっとそのチャンスはやってくる。
皆さんもココだ!と思えるメーカーさん、営業さんに出会えるよう頑張ってくださいね!

次回、住宅展示場で出会ったビックリ物件のご紹介と、
M田くんとじゃがバタホームの提案図面にビックリ。

2014年 05月08日 11時12分